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神雅のつぶやき、

目指せ!1週間1回以上更新!

書庫.you feel mind

CAUTION! CAUTION! CAUTION! CAUTION! ※注意 CAUTION! CAUTION! CAUTION! CAUTION!

【UNiV.you feel mind】UNiV.真相部分が含まれています。

内容自体は短編で完結しますがネタばれが含まれます。

本編を楽しんで読みたい場合、今しばらくUNiV.が進行をお待ちください。

↓朝夕の出逢い1ページ目
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 こうして自分はまた、放浪する。

 いつも、この繰り返し。

 なんど、自分もこのまま一緒に『死』ねたら良いだろう、と思ったことか。

 なのに『運命』は殺してはくれなかった。

 それがどんな事でも、自分だけは生き残ってしまう。

 そして、また『孤独』になる。

「・・・さびしい」

 目の前の孤児院のなんと、暖かそうなことか。

 だけど、自分はあの輪には入れない。

 入れば、あの子を不幸にしてしまう。

「うらやましい・・・」

 うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい、うらやましい。

 でも。

 その自分を見る目はなにか、違った。

(〜ちゃん!)

 恐怖。

 恐れ、慄き、畏え。

 院長先生の目にはいつも、そんな感情があった。

 その原因も知っている。

 自分が悪いんだ。

 こんな『力』があるから。

 いつも、自分の近くにいる人から不幸になる。

「もっと降れば、明日は雪で遊べるね?」

 みんなと遊びたかっただけなのに。

(〜・・・ちゃ・・・ん)

 そのせいで、院長先生は雪に押しつぶされてしまった。

 孤児院ごと、他の子供ごと。

 院長先生の目は最後まで、変わらなかった。

「・・・・・・?」

 目の前に明かりの点いた家があった。

 中からは自分と同じ年頃の子供たちが元気そうに走り回り、暖かそうな室内には豪華な食事が用意されていた。

 きっと、誰かのなにかの祝い事なのだろう。

「誕生日・・・?」

 自分が祝ってもらったのは何回あっただろうか。

 去年の誕生日もこうして放浪してたっけ。

 家族がいた時には誕生日会をしてくれた事もあったかも知れない。

「・・・家族?」

 父親、母親、もしかしたら兄弟がいた、かも知れない。

 でも今は、その家族の顔すら思い出せない。

(〜ちゃん)

 そう呼んでくれた人がいた。

 少し前に通っていた孤児院の院長先生。

 院長先生は優しかった。

(〜ちゃん)

 いつも自分に付き添ってくれた。

 ほしい物は誰よりも先に自分に与えてくれた。

 さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい、さびしい。

「・・・さびしい」

 氷原を歩く、1人の少女がいた。

 服は使い古されたものを着ており、少女が『孤児』だとわかる。

 手にはボロボロのクマのぬいぐるみが握られている。

 つなぐ手の付け根から、綿がはみ出し今にも?据げそうだった。

 ここは『全て』が集まるユニバーシティ、その中で『氷の戦都』と呼ばれる『ニヴルヘイム』。

 ニヴルヘイムは万年、雪と氷で覆われている。

 万年雪で作物は育たず、都市部でも食べ物が少ない。

 そのために内戦が長く続き、『孤児』が生じた。

 『冷戦』と呼ばれる内戦が収まりつつある現在は、多くの孤児を有する孤児院があちこちに存在する町となった。

 ある日、少年のもとに1つの任務の以来が届けられた。

 その任務の内容は、

「氷の戦都・ニヴルヘイムで起こっている孤児院連続破壊の原因の『保護』、それが不可能なら『抹殺』せよ」

 というもの。

 騎士団・執事隊も出向く事になったその任務は、運命《シックザール》の分岐だった。


 それは迅人《ハヤト》たちがユニバーシティにやって来る、6年ほど前の話。

 雪は吹雪になり、さらに酷くなっていた。

「これは・・・ひでぇな、」

「そうですね・・・」

 目の前には孤児院として利用されていた教会が、跡形もなく雪崩に押しつぶされていた。

「すぐに生存者の確認、および保護を行ってください!」

「「「了解!!」」」

 執事隊と呼ばれる騎士団はリーダーの一言で、それぞれ作業を始めた。

「それで、この『原因』はどこにいるんだ?」

「どうやら『これ』を起こした後、どこかへ行ってしまったようですね」

 寒さを防ぐために毛のついた上着を羽織っているが、その下に覗く西洋鎧はリーダーの風格を示していた。

「じゃあまだ遠くへ行ってないな?ディンセント、お前の第3の目『法眼《ほうげん》』で探しだせ」

 その横で道着の少年が、リーダー・ディンセントに命令を出す。

「あなたの『天眼《てんげん》』の方が早いのではないですか・・・?」

 その2人は共に特殊な『眼』を持っている。

 『五眼《ごげん》』と呼ばれる力の2つ。

 衆生を救済する『法眼《ほうげん》』と、全てを見通す『天眼《てんげん》』。

「あぁ?『エコ』って知ってるか?」

「?」

「この『鴉《ちから》』は疲れんだ。お前が『戦って』くれるなら、俺がやるが?」

「解りました。今回は私がやりますよ」

 そう言い、執事隊のリーダーは額に巻いていた、鉢巻きを取った。

 その下にあったのは『目』だった。

 他の2つと同じ、スカイブルー色したその目はキョロキョロと辺りを見る。

「見つけました。ここから北に3キロ、東に10キロ行った所にある、孤児院です」

「また『孤児院』か・・・どうやら急いだ方が良さげだな」

「ええ。急いで行きましょう」

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