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神雅のつぶやき、

目指せ!1週間1回以上更新!

書庫企画モノ

これらの作品は他のところで行っている『企画』に参加し作った作品です。
しかし、必ずしも他のオリジナル作品と設定を共有していないという訳ではありません。
作者も、読んでくださる皆様のためにネタバレ要素は本編で出るまで伏せるようにしていますが、お気を付けください。

---今回の企画モノ---
UNiV.aLiVe 残夏の候
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.aL!Ve 残夏の候 10

 俺たちは墓地の間を縫うように翔けた。

 もう『肝試し』もなにもなくなった道中だが、相変わらずゾンビだけは増え続けるばかりであった。

 だが、俺たちのスピードに奴らは右往左往するだけだった。

 そして、広場にたどり着く。

「・・・なんだ、あれは?」

 グギギギギギ・・・

 たしかにそこに『ロボ』はいた。どうやら、アレが今回の原因のようだ。

 だが、予想以上にそれは巨大で、奇怪な形をしていた。

 まるで馬のような・・・いや、あれはお盆にナスやキュウリで作る『精霊馬』だろう。

 その大きさと相まって、足は樹齢千年を超える大木のようだった。

 あんな巨大なロボを作れるとは・・・世界の技術力には、まだまだ驚かされてばかりだ。

「やー!アッキーも腕あげたね!!?」

「それがいい方に向かえば、良いんですけどね・・・」

 緊迫した雰囲気をぶち壊すアサをフォローするフユが、なぜかそこにはいた。

「・・・フィーが連れてきたのか?」

 フィーの主となる任務は『アサの守護』であり、おそらくそのため連れてきたアサがフユを連れてきたのだろう・・・まあ、少しは戦力になってくれればいいのだが・・・

「とりあえず、アイツを止めなくてはならない。エマは右、フィーは左からアイツを攻めてくれ。俺は正面から陽動する!アサとフユはまあ、その辺のゾンビを食い止めていてくれ」

「うん!一気に倒すよ!」

 俺は考ええる最も有効だと思われる戦術を伝えると、エマの号令で各自の攻撃を始めた。

.aL!Ve 残夏の候 9

「今回のゾンビはおそらく『ブードゥー型のゾンビ』です。だったら、どこかに原因となる魔術陣があると思うのですが・・・」

「ということなんだが・・・どこにあるんだ?」

 原因がある?・・・だったら、術者はならその場所を知っているはずだと、俺はナツを問い詰める。

「――――――」

 だが、ナツはどうにも渋って、その『陣』のある場所を話そうとしない。

「・・・?アキはなにか知っているのか?」

「んにゃ?まあ、知らへんこたないけど・・・この情報量は高いで〜!?」

 ナツが話さないなら、アキに聞けば分かると思ったが、こいつの商売根性は底なしだという事を忘れていた。だが、

「今はそんな場合じゃないだろ?」

「・・・しょうがないやっちゃなー!今回はただで話たるわ!」

 俺は少し脅すように、ナツを問い詰めると渋々といったように口を開いた。

「―――――アっくん――――いいの?」

「しょうがあらへんやろ?こないな事になってしもたし・・・」

 どうやら、2人の間で何か隠し事があるらしいが、俺にはそこまで聞くことはできなかった。

「この先の広場に、ロボがおるはずや。それが今回の肝試しの『肝』になっとるんやけど「――――その機械と―――この術は連動してるからから――――機械が止まれば止まるはず」

 アキの影響でナツも観念したのか、アキもまた白状する。

 だが、広場といえば、このイベントの折り返し地点になっている場所だ。

 すでに何人か先に入った客がそこまでたどり着いている者もいるだろう、自体は思った以上に事は急を要する。

「分かった!ナツとアキはこいつらを食い止めといてくれ。行くぞ!エマ、フィー!」

 俺はいつもチームを組んでいる頼れる仲間を引き連れて、急ぎ向かった。

「止まるはずやけど、手強いでぇ〜・・・って、おい!聞かないのかよ!!」

 後ろから、アキの声が聞こえてきたが、その時はすでに遥か先で聞き取ることはできなかった。

.aL!Ve 残夏の候 8

「・・・そして、今にいたる、と」

「だれに説明してるのよ?いいから手伝いなさい!」

 わらわらとどこからか沸いてきたゾンビの1体をエマは一刀両断した。

 少し離れたところではアサを降ろしたフィーが自身の鋭い爪で多くのゾンビ相手に立ち回っていた。

「はいはい・・・って破城拳!!」

 俺の拳を受けたゾンビは吹っ飛んで、墓石にぶつかると一瞬沈黙するが再び立ち上がる。

 どうやら、俺の攻撃はほぼ効いていないようだった。

「ちっ、めんどうだな・・・フユ、あいつらに何か弱点はないのかっ!?」

 弱点さえわかれば奴らを倒せるかもしれない。

「ちょっと待ってください!今、検索します!」

 俺の言葉にフユはいつも使っている『ケータイ』を取り出し、検索を始めた。

「弱点は・・・『火』です!!火で燃やせば沈黙するはずです!」

 フユはその弱点を見つけると、俺に叫び教えてくれた。

「火ねぇ・・・」

 だが、いかんせん『攻撃』に使えるほどの火は存在しない。

「他に何かないのかっ!?もっとこう・・・根本的なものをとめられる方法は?」

 すでにゾンビの数は相当なものになっており、1体1体を倒していてもらちが明かない。

.aL!Ve 残夏の候 7

 肝試し会場の中は本物の墓苑ということもあり、本当に『何か』出てきそうな雰囲気に包まれていた。

「なんで、お前らも連いてくるんだ?」

「いや〜・・・なんだかんだ忙しかったんで、わいらも『どうなってるか』見てへんのや。せやからせっかくやし、一緒に行こうと思ってな?」

 俺たちの5人が中に入ると、その後をアキとナツが一緒に入ってきた。

 その時だった。

「キャーーーーーーーー!!」

 どこかで叫び声が聞こえる。

「ちょっ・・・なに?そんなに怖いのこれ?」

 早くも怖がり始めたエマだったが、あの叫び声は『きもだめし』の度を越えていた。

「あれ、なんかやばくないか・・・?」

「ん〜・・・?あない叫ぶほどのモン用意したかな〜・・・?」

「・・・・・・は?」

 とりあえず、その『現場』に急いで行くことになった。

.aL!Ve 残夏の候 6

「せやせや、せっかく来たんだから、特別にすぐ入れさせてやるで〜!」

「え・・・良いん?」

「いんやいんや〜」

 そしてアキの進めで、長くできていた行列の最前列に入れることになった。

「うわ〜・・・結構、本格的みたいだね・・・」

「せやで〜今回は結構、自信作や!!」

 ルールは簡単。

 ろうそくの明かりを頼りに、墓苑の奥の広場まで行って戻ってくるだけ。

 そして、クリアできた者には何か『報酬』があるらしい。

 だが、どうやらかなり『怖い』らしく、なきながら『離脱』してくる客が続出している。

「ほな、1人500アウルム、5人で2500アウルムな?」

 そういってアキは手を差し出す。

「金・・・取るのか?その・・・友人割りとかは?」

 やはり、アキはだてに訛っている訳ではないようだ。その辺の商売根性はしっかりしている。

「ただより高いものはないで〜。てか『本格的』にしたらちょびっと危険なアトラクションになりよったから、一応『保険』の意味もあるんや」

 危険・・・という言葉にひっかかるものがあるが俺は渋々、アサ、フィー、フユ、エマを合わせた5人分支払い中へ入った。

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