韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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秩父で感じた心と心

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先日の日曜日にキム・テギュン監督と一緒に秩父に行って来ました。
監督の仲のいい友達の方が秩父に住んでいて、
「一度遊びにおいで。ゆっくり日々の疲れをとるために、昼寝でもしていって。」
ということで、監督のお供してきました。

朝の9時に出発して、調布から池袋まで。
そしてそこからレッドアローに乗って、西武秩父駅へ。
そして車で15分程度行くと、その方のおうちがありました。

おいしい食事を準備していただいて、
それを食べながら、いろんな田舎の話を聞きました。
夜になると、真っ暗だから、熊ベルが必要だとか、
昨日、猿が現れて玄関先にあった大根をとっていったんだ、とか。
また、鹿の通り道がすぐ目の前にあるから、
玄関が開いてると、鹿の子供が家の中にまで入って来ることもよくある、など。
ほんとのんびりした生活が羨ましく感じましたね。

朝の5時20分にピンポーンと、家のチャイムがなったときの話。
もちろん、まだ寝てる時間だし、こんな時間にたずねてくる人もいないから、
近くで事件かなんかがあって、警察が来たんだと思ったらしいんですよ。
で、開けてみたら、近所の人がいて、赤飯炊いたからもってきた、と(笑!!
暖かいうちに食べさせてあげたいということ(笑。
で、そのまま帰るとおもいきや、
家の中にきて、お茶下さい!って。
そのまま世間話しに華がさき、昼前まで話していたらしいです。
家の前にその人の車があるのを見て、また別の村人が来たり(笑。
でも、なんかいいですよね。
都会では忘れ去られた、人との交流。心と心の交流。

東京に来ると感じるのは、
人ごみの中にいても、人との距離を感じてしまいます。心の距離。
ラッシュの電車とか、肌と肌の距離は近いのに、
心の距離が遠いから、なんか寂しいんですよね。
韓国の人間は、まだ心が近い感じがしますが、
でもどんどん忘れ去られていますね。

話しは変わりますけど、この日、花粉がすごかったんですよ!!
もう、死にそうになりましたよ。
到着して、わー、自然っていいなーって感動しながら、遠くの山を見たとき。
黄色い煙りがモクモク湧き上がってるんですよ!!
これ、花粉だったんですよ。
花粉症の人が見たら、恐怖で顔が引きつります。
なので、一日中、くしゃみと鼻水で大変でした。もうやばかった。
聞くところによると、東京の花粉は秩父からの花粉が多いらしいですね。

夜、西武秩父駅までローカル電車に乗ったんですけど、
3両の電車の客は自分らだけ。
誰もいないホームで寂しく待っていると、遠くの暗闇から電車が現れました。
あ、猫バス!!
この監督の友達の方は、この電車が猫バスに見えてしょうがないらしいんですよ。
猫バスってのは、トトロにでてくる猫バスのことです。
それはちょっとオーバーでしょ、って思ってたけど、
でも、その雰囲気に推されて、自分も結局は猫バスファンタジーの世界に引き込まれました。
いやー、よかったですね。
暗闇の中を誰もいない専用電車にゆっくりゆられていると、
まるで、猫バスのようで、こっちに行け!って言ったら、曲がってくれそうな感じ。
監督も、猫バス!猫バス!と興奮を隠せないようでした(笑。

田舎、っていいですね。人間の基本を思い出させてくれます。
また行きたいと思いました。
今回は、通訳という役割りがあって、ゆっくりはできなかったけど、
今度は、プライベートでお邪魔して、昼寝させてもらおう。
ベランダに座布団しいて、自然を眺めながら、読書でもしよう。


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