韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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韓国で、今日8月19日に「廃家」というホラー映画が公開されました。
今年の韓国映画のホラーは、
「コサ3」だけで、この映画は宣伝はかなりしてましたが、
まったくヒットはしませんでした。
見た人によると、思ったとおり、面白くなかったという声ばかりで。
なので、自分は見ませんでしたが、
でも、夏なので、何かホラーを劇場で見たいと思っていたときに、
この「廃家」が公開されるということで、
期待なく、ま、夏なので見てみようと思い、
気合を入れて、公開日に見てきました(笑。
 
ストーリー


42年間、6人が失踪し、8人が事故死。
11件の殺人事件が発生。
誰もが恐怖に震え上がる、幽霊が宿る廃家、
生きた者が立ち入りを禁ずる。
 
そんな恐怖の家に、廃家同好会の3人と撮影隊3人が撮影のため潜入する。
そして失踪した彼ら。残ったのは彼らを映したカメラだけだった。


 
一言で感想を言うと、悪くはなかった。新しいホラーだ!と思いました。
 
フェイク・ドキュメンタリーと言うんでしょうか。
映画の内容は、ドキュメンタリーの映像として映し出され、
廃家同好会のメンバー、男2、女1の3人と、
撮影隊の演出担当(女)、カメラマン(男)、録音技師(女)、
計6人の若者が廃家に進入します。
 
イメージ 2
左から、カメラマン、演出担当、同好会後輩、同好会女、
同好会先輩、録音技師。
 
最初は、昼間に演出担当とカメラマンが下調べとして、この廃家に来て、
別の日に、実際の撮影として6人で来ます。
映画の冒頭から、残されたのはカメラだけだったということが紹介されるので、
あくまでも、映像は、彼らが撮った映像であり、
ドキュメンタリーという形になっています。
なので、ほぼすべてがカメラマン役が撮った映像であり、
同好会の3人がメインで映り、
カメラの横から演出担当が、カメラマンに指示する声などが聞こえてきたり、
撮影ではないけど、カメラマンがカメラを回しているときに、
録音技師が映ったりと。
 
カメラマン役と演出担当役の人は、
他の映画に出演したという記録はないですが、
でも、映画を学んだ人であるようです。
同好会の3人は演技をやってる人で、
男2人は、クォン・サンウの「砲火の中へ」にも出演したようです。
おそらく、小さな役でしょうが。
みんな、自然な演技で、素人っぽさをうまく表現していたように思います。
俳優じゃないみたい・・・と思わせるくらいに、
作りものの演技だ!!って感じがなかったですね。
この映画の監督の演出がよかったのかもしれませんね。
 
前半は、とにかく、飽き飽きします(笑。
ドキュメンタリーという形なので、とにかく暗い中を進むだけで、
さらに、ただただ地面だけが映されているだけ、とか、
そういうイライラするカットが多かったりします。
でも、考えてみると、こういう意味ないように思えるカットがあるからこそ、
観客は、これはドキュメンタリーで、
実際の出来事で、実際の映像かも・・・と錯覚を起こして、
映画の世界に引きずり込まれるのかもしれません。
そして、ラストのほうは、キャーキャーの連続。
恐怖のシーンは、カメラにはっきりとはうつらなかったりします。
カメラも逃げながらの状態なので、うつったり、うつらなかったり、
何かがいるようなのに、それがスクリーンにはうつらなかったり。
それが、さらに緊張感を増加させますね。
はっきり見せないほうが、想像力が働き、
その場に一緒にいるような錯覚を覚えますから。
ほんと、最後は結構迫力ありました。
 
韓国映画としては、新しい形のホラーなんではないでしょうか。
昔ヒットした映画でいうと、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」的な感じですね。
 
この映画、とにかくドキュメンタリー度をアップさせるため、
プラス、おそらく予算を低くするために、
有名な人は誰もでていません。
なので、マスコミ試写会をしたときに、
異例の記者会見なし!!だったらしいです。
普通は、映画が終ったあとに、監督と俳優が記者たちの質問に答えたり、
この映画の意気込みを喋ったり、写真タイムがあったりしますが、
この映画に限っては、上映前に、よろしくお願いします、ってのだけで
終ったようです!!
 
こういう映画って、やっぱり結構細かく計画を立てて、
撮っていかないとだめだと思うんですね。
結構な苦労があったと思います。
また撮影期間はおそらく短かったと思いますが、
夜ばかりの撮影はかなり体にもこたえたのではないでしょうか。
スタッフのみなさん、キャストのみなさん、おつかれさまでした。
 
予告編を見て、残念だったのは、
もっと派手なシーンが予告編にはあるので、
映画の中では使われてなかったこと。
ま、ちょっとオーバーにしすぎないようにしたのでしょうか。。。
 
「廃家」メイン予告編
 
監督:イ・チョルハ
出演:シン・ギョンソン、チョン・インゴル、ユン・イナ、
イ・ファジョン、ヒョン・テホ、シン・ソユル
 
新人俳優たちの今後にも注目したいですね。
 
別パターンポスター
イメージ 3

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少し前に、日本のテレビ番組でもこういう感じのを頻繁にやっていましたよね!!
廃家とか廃墟になった病院にタレントさんが行くの。霊媒師の方もでてきてね。 そういえば、最近は無いかも・・・。
予告編を観ても、映画にしなくても・・・という感じがしたのですが。どう?

2010/8/20(金) 午後 4:47 [ cony ]

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