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「殺人の追憶」「グエムル」のポン・ジュノ監督のハリウッド進出作「スノーピアサー」を見てきました!!
これが、韓国版メインポスターです。
主演は、クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル、オクタビア・スペンサー、ユエン・ブレムナー、アリソン・ピル、ジョン・ハート、エド・ハリス。
氷河期の近未来の地球。生活空間は、目的地なくひたすら走り続ける列車の中のみ。列車の中は、階層社会に分けられており、最下級層で生活するクリス・エヴァンスと仲間たちが反乱を起こし、上流階級である列車の前へと進んでいくの物語。
韓国では、誰もが待っていたので、ヒットしています!!公開前から予約率が高かったでの、出だしの興行成績が大ヒット。われらのポン・ジュノの世界進出作品ということで、韓国人の誰もが期待していた証拠ですね。彼を祝ってやろう!!的な。おめでとう!!みたいな感じで。
しかし、この映画は軽く見るに限ります!!深く読もうとしたら駄目な映画だと思います。韓国での評価は半々に分かれています。劇場の雰囲気も半々。集中して映画に入り込もうとしている雰囲気と、明らかに飽き飽きしてるなという雰囲気。近くにいた年配の人は、ぶつぶつと文句を言ったあげく、エンディング前に、出て行ってしまいました。笑。
期待の中に「グエムル」のポン・ジュノだから、「グエムル」以上の視覚的インパクトを期待していたはずです。でも、今回は怪物は登場しないので、その点、インパクトは低いと思います。自分も視覚的には、地味なのかもなと思いました。結局、舞台は列車の中だけなので、絵のスケールがないんですよ。全部同じ大きさなので。ま、上流階級の前へと進むにつれていろんな世界が登場しますが、でも、やっぱりスケールはないという。物語上、しかたないことですが。だから、この映画は、軽く見るに限る、プラス、視覚じゃなくて、主人公たちの感情に従順するべき映画だと思います。じゃないと、飽きてしまう。
個人的には、そこまでは集中できなかったです。期待していた分、あれ?このままのイメージで行くのか?と不安もあったり。あと、これじゃ、多くの人の期待を満たすことはできないだろうと、別のことを考えたりと。もっち集中して見れればよかったのに。見た後は、あー、残念と思いましたが、もう一度見て見たいという欲も出ています。もう一度見て、ちゃんと細かく感じたいなと。それはそれで魅力のある作品だからだと思います。
この映画で、クリス・エヴァンスも、ソン・ガンホもよかったと思いますが、何よりも、ティルダ・スウィントンの怪演です!!彼女、最高です!!ここまでのインパクトのあるキャラクターを見たことがないかも。この映画は彼女のためにある映画だと思います。この映画で、彼女は今後、さらにさらに注目される女優になると思います。このキャラクターをどのようにして作り上げたのか気になります。
シナリオではここまでのディテールはなかったと思います。台詞があるから、ある程度のイメージはあったと思いますが。外見的な部分、髪型とか、めがねをかけているとか、おばちゃんぽいのか、そうじゃないのか、どういう服を着ているのか、どんな口調、トーンで喋るのかとかは、やはりシナリオでは判断できないはずです。
監督のイメージするキャラクターをまずは、具現化し、そこからはティルダ・スウィントンが作り上げたと思います。ここまでのオリジナリティーがあって、インパクトがあるキャラクターを作るには、演じる者の演技計画がないと実現しないと思います。撮影前に、演技しながら監督と作り上げる時間も普通はないし、現場で、演技してみて、監督がいや、こんな風にやってくれと言ったとして、現場は時間がないので、それを何度も繰り返して、監督が100%好きなキャラクターを作るのは難しいと思います。感情を表現させるために何度もテイクを行くことはできると思いますが、今回のキャラクターを作るための監督の時間は、現場にはなかったと思います。
いやー、すごい女優だ。彼女の今までの作品をいろいろ見てみたいと思います。
個人的には、2013年韓国の夏シーズンの映画界は、この「スノーピアサー」よりも、ハ・ジョンウの「ザ・テロ・ライブ」のほうが、最終的に勝つのではないかと予想しています。「スノーピアサー」悪くはないです。でも、みんなの期待が高すぎる点と、簡単なようで、難しいような、わかりやすくない点が口コミの邪魔をするのではないかと。でも、逆に賛否両論がある場合は、それだけ話題になっているので、じゃ、自分の目で確かめてみようかなと思うようになるようにも思います。
上のメインポスターは、ソン・ガンホの一人バージョン。韓国で宣伝するなら、やはり外人役者よりも、ソン・ガンホで売ったほうが早い。でも、ここで期待しすぎて、映画を見ると、ソン・ガンホ、もっと見たかったと思うかもしれません。それなりに出演してるし、最後までからんでくるけど、でも、もっと見たかったなと欲は出てきます。個人的には、ハリウッド俳優と一緒になってるソン・ガンホのポスターがあったほうが、あー、ソン・ガンホがハリウッド役者と同じレベルだ!!と韓国人として、誇りを感じただろうなと思いました。ただただソン・ガンホだけじゃ、ハリウッド作品だ!!という期待や、うれしさが生まれないし、ソン・ガンホをもっと見たかったと残念に思ったり。
今回、ソン・ガンホは英語を喋らずに、韓国語を話します。ハリウッドに混ざって、韓国語でスラングとか言ってる様は、韓国人に受けたと思います。でも、個人的に、英語をしゃべって、韓国人だってところを前にださないほうが、自然だったと思います。意味は必要ないけど、なんで、韓国人が絡んでるのか?と思ってしまいました。ま、海外で公開するときは、すべて字幕だから、関係ないのかもしれませんが。もしかしたら、韓国人のためのサービスとして、韓国語台詞にした?というのは、深読みでしょうね。笑。
クリス・エヴァンス:革命のリーダー。
「ファンタスティック4」とか、「アベンジャーズ」とかで、どこかアイドル的な?役者のイメージがありましたが、この映画でしぶいし、役者的な部分を見れてよかったです。
ソン・ガンホ:列車の保安設計者
個人的に英語台詞にして、自然に他のキャラクターに混ざってほしかったなー。劇中、通訳機が出てきますが、なくてもよかったような。
ティルダ・スウィントン:列車のナンバー2
最高最高最高最高!!!!!!!
ジョン・ハート:列車の聖者
主人公を導く?操る?最下級層の長老!!
ジェイミー・ベル:最下級層の犯行児
最下級層で、反乱をたくらむクリス・エヴァンスの義理兄弟的な存在。
オクタビア・スペンサー:最低級層の母親
小さな息子をいきなり奪われた母親の怒り爆発!!たくましい。
コ・アソン:列車で生まれた少女
「グエムル」に続いて、ポン・ジュノ作品。なぜ?ドラック中毒?笑。これが意味するところを考えたい!!
ユエン・ブレムナー:最下級層の力なき父親
最下級層では、失うものは家族のみ。家族を失った者のパワー。
エド・ハリス:列車の絶対なる存在
別に謎めいた影のみのポスターにする必要はないかなと。
この映画の製作者として「オールドボーイ」のパク・チャヌクがいます。字幕作業では、かなりこだわっていたとう話を聞きました。映画を見て、楽しめた!!とは思いまんが、でも、もう一度、字幕のこだわりようと、細かいところまでもう一度見たいなと思わせる映画です。その魅力とは何なのかを確かめたいなと。
この映画はフランスの漫画が原作。この絵の主人公。女は誰なんだろう??
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原作としてるマンガからは、人類が滅亡の危機の中で、永遠と走る列車とその中の生存者達… という設定だけ借りてます。ポン監督はその設定に興味津々だったので版権を購入したそうです。
登場人物は全員オリジナルらしいですし、ストーリーも新しく構成されたものだそうです。
2013/8/12(月) 午前 0:40 [ スカロケイ ]
スカロケイさん>
登場人物は全員オリジナルなんですね!!!それは知りませんでした。設定だけを使ってるのか。原作にはどんな人物、ドラマがあるのか、きになりますね。
2013/9/8(日) 午前 1:15 [ 藤本 ]
脚本といい、個々の場面といい、B級レベル以下といわざるをえません。いい役者をそろえたのに残念。消化不良というか、あと味の悪さというか、見てよかったとは誰しも思わないでしょう。
2014/2/7(金) 午後 10:35 [ js1*7*2006 ]
js1*7*2006さん>
書き込みありがとうございます。
ですよね、消化不良な感じはありますよね。
ぱっとしないというか、深いようだけど、その深さまでは伝わってこないというか。ポン・ジュノという名前に期待しすぎたからかもしれませんが。
しんすけ。
2014/2/9(日) 午後 5:11 [ shi*gen**za79 ]