韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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では、続けて2013年に韓国で公開された韓国映画の中で、自分でのベスト10の、5位から1位を紹介します。
 
5位「君と歩く世界 RUST AND BONE」
 
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事故で両足を失ったシャチのトレーナーの女性と、失業者の男の物語。両足を失い絶望の底にいる女性が一人の男と出会って、女性として人間として再生していく物語。
 
両足を失い障害者になった主人公。やはり、女性である以上、人間である以上、セックスもしたい、という正直な人間としての欲望をいやらしくなく描いた部分が、衝撃的でした。今までそのような内容を描いた映画があったようにも思いますが、ファンタジーっぽくなく、リアルに描いていたんですよね。だからこそ、主人公に100%感情移入ができたんだと思います。
 
また、技術面でも、すごいなと。両足をCGで消しているわけですが、海にまで入っているんですよね。両足を消してる映画はたくさんあったと思うんですが、そのカットはそこまで多くはなかったと思うんですよ。それはあくまでも、両足がないということを表現するために、ただただ説明する程度で、極力、足は見せないようにして撮影された映画が多かったと思いますが、この映画は、これでもかというくらいに、両足がないカットが多かったです。足がないのをしっかり見せながらのセックスシーンとか、びっくりしました。あと、海に入るシーンとかも。技術の力があったからこそ、観客がこの足のない主人公に感情移入できて、障害者として見るのではなく、一人の女性、一人の人間として見ることが逆にできたように思います。普通だったら、足ない障害に対して、かわいそう、とか思うじゃないですか。そこがあまり感じられなかったのは、演出の力だなと。あまり見せない演出じゃなくて、足がないのをとことん見せることで、観客の偏見?を慣れさせたように思います。
 
フランス・ベルギー映画なんですが、原題は「De rouille et d'os」。英語タイトルは「Rust and Bone」。韓国タイトルは、英語タイトルと同じです。日本のタイトル、いい感じだと思います。
 
出演はマリオン・コティヤール、マティアス・スーナールツ、アルマン・ヴィルデュール、セリーヌ・サレット、コリンヌ・マシエロ、ブーリ・ランネール、ジャン=ミシェル・コレイア。
 
4位「アンコール!!」
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やっぱり、自分はこういう素朴な映画で暖かい映画が好きなんですよね。見てて、ずっと心が温かくて、ちょっと笑えて、さらに音楽も心にしみて、最後まで感動しまくりでした。オーバーじゃない、小さい小さい映画の暖かさが最高でした。
 
余命長くない妻はコーラス隊に参加して、人生を楽しんでいる。夫は、むかしから頑固もので、最後まで頑固を突き通す。でも、人生、頑固を突き通しても、自分だけが疲れるだけ。そんな老夫婦を主人公にした暖かいイギリス映画。
 
去年、公開されて大ヒットしたフランス映画「最強のふたり」に通じる、笑いと暖かさがあったなーと。
 
原題は「A Song for You」l。原題もありがちですが、日本語タイトルも、かなりありがち。韓国タイトルは原題と同じです。
 
出演は、テレンス・スタンプ、ヴァネッサ・レッドグレイブ、ジェマ・アータートン。
 
3位「インポッシブル」
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スマトラ島沖地震による津波を背景にして、家族の絆を描いた映画。
 
日本では公開できるかな?と思っていましたが、今年、公開したはずですよね?津波は日本ではタブーだったと思いますが、前に進むためには、この恐ろしさ、その恐ろしさの中での絆の力を津波を体験してない人が感じるためには、こういう映画は必要だと見たときに思いました。
 
結局、ニュースで見る津波は、ただただ映像でしかなくて自分が体験するわけじゃなくて、一歩引いて見るだけですよね。でも、この映画はその津波をかなり恐ろしくも体験させてくれるんですよ。そして、ただの災難映画じゃなくて、描きたいのは家族ドラマ。もちろん、すべての災難映画には、愛が描かれていますが、結局は、CG的な迫力がメインになっている映画が多いと思いますが、この映画は、CG的な津波は、あくまでも背景なだけで、家族愛を中心に描いていたところを評価したいと思いました。
 
ナオミ・ワッツ、すごすぎです。後半は、ベッドに横たわっているだけなのに、その存在力といい、まったく飽きさせずに映画に集中させる演技は、すばらしかったです。アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされてましたね。前にブログでも書いたかもしれませんが、こんな形で脱げる女優って、あまりいないように思います。
 
原題、韓国タイトルは、日本タイトルと同じです。出演は、ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー、トム・ホランド、サミュエル・ジョスリン、オークリー・チャップリン。
 
 
2位「ウォーム・ボディーズ」
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ゾンビの青年が人間に恋をした!!というストーリー。たったこれだけの説明でも、なんか新しくて興味惹かれますよね?
 
ゾンビ好きの自分ですが、この映画は、ついに来たー!!って感じでした。自分は昔からゾンビ映画が好きで、ただ怖いじゃなくて、なんかこっけいに見えたり。さらには、なんか悲しく見えたりと。死んでる状態なので、永遠に人肉を求めて彷徨うしかない運命って、とても悲しくないですか?で、ただただ怖がらせるゾンビじゃなくて、いろんな形のゾンビ映画があってもいいなーと思っていたんですよ。「ランド・オブ・デッド」を見たときも、「ウォーム・ボディーズ」を見たときと、同じ感覚でしたね。「ランド・オブ・デッド」の売りは、武器を使い出したゾンビ、学んでいるゾンビだったんですが、自分はそれよりも、最後、人間である主人公たちは、ゾンビを殺そうとせずに、ゾンビに彼らが行くべき道を行く、人間もゾンビがいない場所を目指すというふうに描かれていたんですよ。なんか、初めてゾンビが敵じゃない感じで終わったゾンビ映画。新鮮すぎました。
 
ゾンビなのに、人間に恋をした!!というラブコメなんて、新しすぎる。そして、ちんけな映画じゃなくて、笑えるし、青春の甘酸っぱさもあり、そして、最後は、ニヤニヤ笑ってしまう結末になり。これも、新しいゾンビ映画の方向を見せてくれた映画だと思いました。ゾンビ好きとして、これは大きな収穫だと思いますね。今までのゾンビ映画は、似たような内容でいろいろと彷徨っていたので。なので、堂々の2位!!
 
原題も、韓国タイトルも、日本タイトルと同じ。出演は、ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ、デイヴ・フランコ、アナリー・ティプトン、コリー・ハドリクト、ロブ・コードリー。
 
 
1位「ゼロ・グラビティ」
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そして、堂々の1位は、サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演の「ゼロ・グラビティ」です。
 
リアルな無重力状態、宇宙体験をさせてくれた映画!!宇宙空間に取り残された主人公が地球に帰る映画、という単純極まりないストーリーなのに、最後まで集中して見れる映画。凄すぎます。これは、内容よりも、技術的な革新ですね。
 
個人的に、サンドラ・ブロックは一番好きな役者なんですよ。「スピード」で自分は映画にはまったので。笑。「スピード」とサンドラ・ブロックがいなかったら、映画をやってる自分はいなかったという。笑。いつか、サンドラ・ブロックにありがとうと言いたいくらいですよ。笑。
 
3D映画は「アバター」で始まり、3Dブームが始まりましたが、無理やり作る3D映画が多くて、人々は3Dから遠ざかっていたと思うんですが、この映画が再び3Dに人々を引き込んでくれましたね。3Dのよさを再確認できた映画です。とにかくこの映画は技術的に評価される映画だと思います。単純なストーリーを技術で魅了してくれた。
 
そんな単純な技術だけの映画をあきさせなかったのは、サンドラ・ブロックの演技だと思うんですよ。ジョージ・クルーニーも出てるけど、サンドラ・ブロックのほぼ一人芝居な映画。技術を自慢するだけの映画だったら、絶対、途中で飽きてたと思うんですが、サンドラ・ブロックの演技があったからこそ、観客は主人公よ、どうか地球に無事に戻れますように!と願えたはず。
 
技術を表現するために、演技の制約もかなりあったと思われます。それを正確に守りながら、観客を魅了する演技。結局、サンドラ・ブロックも無重力とか、宇宙を経験してませんが、それをリアルに観客に届ける。演技力がないと無理な話ですよね。アカデミー賞の、作品賞、主演女優賞を狙ってほしいです。
 
ところで、日本タイトルの「ゼロ・グラビティ」、別に「ゼロ」は必要じゃないと思いますが。なんで、「ゼロ」をつけたんでしょうね。よくわかりません。「ゼロ」がつくことによって、絶望を表現したかったのかな???
 
原題は「Gravity」。韓国タイトルは原題と同じです。出演は、サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー。
 
それにしても、役者を売らない、このメインポスターもすごいなと思います。
 
 
 
ベスト10から外れた映画として、「ライフ・オブ・パイ」、「愛、アムール」、「死霊のはらわた」、「25年目の弦楽四十奏」など。

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