韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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10月30日に公開したソル・ギョング、パク・ヘイル主演の「私の独裁者」を見てきました。

共演は、ユン・ジェムン、イ・ビョンジュン、リュ・ヘヨン、イ・ギュヒョン、パク・ミンス、ソン・ヨンスン。

監督は、チョン・ジェヨン、チョン・リョウォンの「彼とわたしの漂流日記」、「横綱マドンナ」のイ・ヘジュンさん。

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ポスターですが、なんかごちゃごちゃしていて、
あまりアピール力がないなと思います。
古ぼけた感じの背景とかはいいと思うんですが、
人物の割合が少なすぎるなと。
なので、人物によるアピール力が少ない。

内容は以下の通り。

初の南北首脳会談を前にして、
無名の役者ソングン(ソル・ギョング)は会談のリハーサルのため、
キム・イルソンの代役のオーディションに合格する。
生涯初の主人公として、言葉遣いからジェスチャーまで
必死に練習し、そして没頭していくサングン。
結局、南北首脳会談は流れてしまうが、
ソングンは、キム・イルソンの役から抜け出すことができなくなってしまう。

そして、20数年が経つ。
自分のことを未だにキム・イルソンだと信じている父親ソングンのせいで、
狂いそうなほどに苦労している息子テシク(パク・ヘイル)。
仕方なく父親を老人ホームから昔の家に連れてくる。
目的は、その家を売るために父親のハンコが必要で、
痴ほうが入った父親の記憶を取り戻させるため。

ーーーーー

メイン予告編。

父と息子の時を超えた感動物語。

息子のために、かっこいい姿を見せたくて、
初めての主人公であるキム・イルソン役にはまって、
抜け出せなくなってしまう父親。
そのまま、時を経て痴ほうになっても、
自分のことをキム・イルソンだと思い込んでいる。
キム・イルソンであるわけだから、かなり頑固で誰にも止められない。
手にも負えない。

そんな父親が嫌いで嫌いでたまらない息子。
でも、借金を返すために、再開発地域にある昔住んでいた家を売りたい。
が、父親のハンコが必要。
でも、父親はハンコの場所なんて覚えているわけもなく。

というわけで、老人ホームから家に連れてきて、
記憶を取り戻させようとする息子。

この映画、かなりの演技派の役者がかなり出演しています。

まず、ソル・ギョングの演技は、この上ないくらいにベストです。
ソル・ギョングのいろんな演技を見るための映画ってなくらいに、
いろんな演技を見せてくれます。
映画の中で、いろんな顔を見せてくれます。
いろんな心を見せてくれます。

ソル・ギョングって、アクション大作とか、
そういうイメージが強くて、最近はあまり好きじゃなかったんですが、
この映画のソル・ギョングは最高です。
自分の中で、ソル・ギョングが戻ってきた!って感じです。

去年の「ソウォン/願い」のソル・ギョングもなかなかいいなー、
これこそ、ソル・ギョングだと思っていましたが、
今回は、さらにソル・ギョング復活!って感じです。

そして、パク・ヘイルもなかなかいいですが、
ソル・ギョングに比べると、
見せ場は少ないですね。
残念ながら。
全然、悪くないですよ。
でも、ソル・ギョングに見せ場が多すぎる!!
役者にとって、ソル・ギョングの役は
かなり難しいとは思いますが、
でも、それだけ役者にとって美味しい役だと思います。

ユン・ジェムンもいい感じです。
今回は悪役です。
拷問シーンとかがあるんですが、
同じような状況を考えると、ソン・ガンホ主演の「弁護人」の
悪役、クァク・ドウォンを思い出しますが、
クァク・ドウォンの役、演技のほうがかなりの悪で、インパクトも強く、
美味しい役だったと思います。

みんな、演技はよかったですが、
映画自体の評価としては、ちょっと退屈だったんですよ・・・
この映画に関わってるスタッフの中に知り合いも何人かいるし、
悪く書くと怒られそうですが、前半が退屈でした。
ソル・ギョングがキム・イルソンにはまっていく姿をもっと
さらりと見せて、早く現代シーンに持ってきたほうが、
観客の興味を最後まで繋げることができたのではないかと思います。

でも、最後に感動はあります。
観客の中には、ひたすら鼻をすすってる人もいましたから。
親子の物語として見たんですが、
父親のみに集中して見ると、
もっと感情移入できたかもしれません。

後半は、息子が中心になって物語が進んで行きますが、
息子のキャラが浅いんですよね。
目的はわかるんですが、
深みがないので、あまり感情移入できず。。。
周りのキャラも、深みがなくて。

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このポスターもあまり好きじゃないです。
父と息子が同じポーズをとってますが、あまり意味がないような。
背景にも意味がない。


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これは、劇中のスチール写真で作ったポスターなんですが、
もっとインパクトある写真があったはずなのに・・・
と思ってしまいます。
彼のキャラを説明してるわけでもないように思います。

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これは、ティーザーポスターだったと思います。
インパクトあるなと思って、何だこの映画は?と思ったのを
覚えています。
でも、誰だかわからないのが、ちょっとマイナスだったような。
ソル・ギョングだとわかればベストかなと。
でも、老人の特殊メイクをしてるので、
すぐには、ソル・ギョングだとはわからないかもしれませんが、
誰だこれは?と思わせるようなコンセプトにしておけばよかったのにと。
誰だ?あ!ソル・ギョングだ!!と。

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これも、パク・ヘイルのキャラポスターと同じく、
劇中のスチール写真なはずです。
なんか、インパクトがない。
上の方が色あせてる感じが、狙ってなくて、
たまたまそうなっている程度で、マイナスです。笑

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今回の収穫はパク・ヘイルの相手役を演じる、リュ・ヘヨンと
過去シーンで、キム・イルソンの台詞を考える成年役、イ・ギュヒョン!!

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リュ・ヘヨンはインディー映画のほうでは、
ちょこちょこ出てて、注目されてた子だと思います。
個性的なボーイッシュなイメージなんですが、
今回は、セクシーさも醸し出す大人な雰囲気も出てました。
以前、あるオーディションで会ったことがあるんですが、
かなり魅力と個性がある女優さんでした。
あの子が、こんなにも役者として成長してたとは!!
かなり驚きましたし、かなり嬉しかったです。
初のメジャー映画デビュー!!おめでとう!!
この子、どんどん成長してきますよ。
どんどん変身していきますよ。
今後の活躍に注目したいです。

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そして、イ・ギュヒョン。
この役者誰かな?と思って調べてみたら、
以前、1、2日くらいだけでしたが、
一緒に仕事したことある役者さんでした。
短い撮影だったんですけど、演技うまいなーと思っていたんですよ。
やはり、自分の目は間違ってなかった!!笑
それほどの演技派なので、
今回の映画を見た時に、最初誰だか全く分からなかったってことですよね。
いやー、この人、カメレオン役者ですね。
この役者も、今後、どんどん変身していく人だと思います。
舞台やミュージカル界で活躍してる方ですが、
映画にもどんどん出演してくれたらいいなー。
次回作も楽しみです。

ソル・ギョングの演技を見るという目的では、
満足のいく映画です!!
10月23日に急遽公開されたセウォル号に関する最初のドキュメンタリー映画「ダイビングベル」を見てきました。

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キャッチコピーは、
真実は沈没しない

メイン予告編。


内容は以下の通り。

水面下に沈んだ真実に対する音のない死闘!
2014年4月16日、476人が乗った旅客船セウォル号が
ジンドの海で沈没した。

惨事から、4日目、ペンモク港に到着したイ・サンホ記者は
マスコミが報道しない現場の真実を目撃する。

「全員救助」
「史上最大の救助作戦」
「178年の潜水人員動員
などというマスコミの報道とは全く違う現実に
茫然自失になっていたその時、
潜水時間を延ばすことができる
ダイビングベル」について知ることになる。

救助しない海洋警察。
責任逃れする政府。
嘘をばらまくマスコミ。
セウォル号を覆い尽くす謎が明らかになる!

ーーーーー

昨日、土曜日までの観客動員数は、28815人。

20スクリーンで上映が始まり、昨日の統計では、29スクリーンまで増えています。上映回数も同じ割合で増えています。

昨日のボックスオフィスは11位。少ないスクリーン数でこの記録はなかなかの記録だと思います。

また、予約率を見ると、5位くらいを保っています。

で、ボックスオフィスが11位というのを見ると、
予約しないで見る人がそれだけいるということですが、
おそらく、予約などをせずに劇場にそのまま行く年配層が、
結構見ているからだと思われます。

韓国全土を悲しみに陥れ、
韓国大好きな韓国人が韓国という国、
政府に対しての怒りを爆発させた4月のセウォル号に対する
初めてのドキュメンタリーということで、
国民の感心はかなり高まっている模様です。

今年の釜山映画祭で、正式上映されましたが、
釜山市長は釜山映画祭にふさわしくない映画といことで、
上映の中止を要求したりと、騒がれていましたね。

しかし、上映が中止されることはなく、
チケットもすべての回が売り切れになるほどに、
かなりの注目を浴びていた作品です。

公開に対する宣伝もあまりできないまま
10月23日に公開されました。

ま、宣伝が十分にできなくても、口コミは必ず広がる映画なので、
素早い公開は正解だと思います。

自分が劇場で見たときは、年配者がかなり多かったです。

年配者が入っていれば、観客動員数は、
このまま維持されるのではないでしょうか。

事故後、詳しくはマスコミの報道を追ってはいませんでしたが、
前にブログに書いたように、通訳の仕事で、
修学旅行生が通っていた高校に数日間行っていたので、
自分にとっては、かなり心に近い事件です。
高校で実際に、みんなの悲しみや怒りをこの目で、心で感じたので。

内容的には、イ・サンホ記者という、
告発番組の記者が主人公として、事件を追います。
事件というか、政府の対応を批判する内容が主になっています。

ダイビングベルとは、潜水鐘とも呼ばれ、潜水のための一種の装置です。

これを投入するしないという内容が映画の中心になっています。
これを使えば、潜水時間を長くできるので、
作業の効率が上がると言われています。
しかし、政府の対応などが作業実施の妨げになったりと・・・

描かれ方としては、政府が怪しい・・・みたいな感じになっていますが、
真実はわかりません。
これを見て、100%、政府が悪い!!とは思うのも、なんなので。
でも、実は現場ではこのようなドラマがあったのかと、
彼らの行動や、気持ちを心で感じることができて、
涙が溢れ出たり、怒りを覚えたりしました。

周りの観客たちも、涙を流していたり、
あと、怒りを押さえられずに、
拳で、シートの腕置き?を叩く人もいました。

このドキュメンタリーを見て、
政府が悪いとかまでを判断するのは違うと思いますが、
この事件を色あせさせないために、
いい時期に公開したドキュメンタリーだと思います。

人は日々の生活が忙しいので、
大きい事件なども、忘れて行くと思います。
他のニュースが増えて行くと、無意識のうちに、
興味を他のほうを向いてしまいます。

でも、あまりにも大きすぎるこの事件の怒りと悲しみを
決して忘れてはだめだと思います。
その役割を担うドキュメンタリーとしては、評価したいです。

釜山での上映前、一部の犠牲者の親族が
上映を反対したようです。
でも、今は、そういう親族の方たちが、
この映画に関するトークイベントに参加して、
多くの人に見てもらうと、協力しています。

政府叩きじゃなくて、マスコミの報道では見えない、
現場の真実を多くの人に知ってもらいたいと思います。

ちなみに、NAVERサイトの評価ですが、
まず、映画を見てないネチズンの評価?は10店満点中、5.55。
観覧客の点数は、9.61。
記者、評論家の点数は、6.50。

ネチズンの5.55と、観覧客の9.61にはかなりの差がありますね。
見た人は、評価しているということですが、
見てない人たちの中には、こういう政府叩き系に見られる映画を
叩く人がたくさんいるってことですよね・・・ま、予想ですが・・・

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英語バージョンのポスター。
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アメリカでも大ヒットしている、ベン・アフレック、ロザムンド・パイク主演、デヴィッド・フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」を見てきました。

内容は全く知らないままで。本当にゼロのの状態で。

ベン・アフレックが主演で、デヴィッド・フィンチャーが監督で、アメリカでヒットしているという情報だけで。

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かなり楽しめた!!


韓国でも、結構、ヒットしています。10月23日に公開されて、11月4日までの観客動員数は130万人。


何も知らないままで見たところ、何がどうなっていくのか、全く予想がつかないんですよ。

軽く始まって、何やら、深刻そうな感じになって、いつの間にか事が大きくなっていって、誰が悪者なのか、何か真実なのか、どんどん分からなくなっていきます。

で、途中から、誰が悪かわかったところから、緊張の連続、プラス、ちょっと笑えたり、軽かったりで、重すぎず、観客に負担を与えずに、最後まで、ばばばっと展開していきます。

まず、役者たちがよかったですね。

ベン・アフレックの最後まで軽い感じが、観客に負担を与えない。

その軽さとコミカルさがうまく混ざり合っていたので、そのギャップのおかげで、緊張感も増したように思います。

妻役の、ロザムンド・パイクもかなりよかった!!

この人、ちょこちょこっと映画に出てたけど、この映画が彼女の代表作になるんじゃないでしょうか。

それくらいのインパクトがあり、彼女の演技力、魅力を十分に観客にアピールしましたね。
深刻そうな感じなのに、コミカルさがさりげなく、にじみ出る感じ。

ブラックコメディーに通じる、そういう演出もありました。

深刻になって、重々しくなりそうなところを、監督がうまくコントロールしていました。

重くなりすぎると、疲れてくる観客もいると思うんですが、そこをうまく息抜きのようなタイミングを作ってくれたので、最後まで、負担なく状況を観察できました。
日本版ポスターのキャッチコピー
「大切なものは、いつも失って初めてわかる」
「失踪中の妻エイミーの捜索続く」

韓国版ポスターのキャッチコピー
「完璧なカップル、消えた彼女 見えるものだけが真実じゃない」

日本のキャッチコピーの上のは、ちょっとありがちな感じですね。
でも、下の「失踪中〜」を見て、上のと合わせて何かを想像することができます。

が、個人的には、サスペンス的な要素は薄いように思います。

上のキャッチコピーが自分には、サスペンスじゃなくて、ヒューマンな感じに思えてしまって。

そこを狙ったのか?とも考えられますが。

このポスターに合わせて、とか?


韓国のキャッチコピーも、まあ、ありがちではありますよね。

でも、サスペンス的な要素を考えると、韓国版のほうが、個人的には気にはなるかも。


日本のタイトルは、原題と同じで、ゴーン・ガール。

韓国のタイトルは直訳すると、
「私(僕)を捜してちょうだい」
「私(僕)を捜して」

なんですが、このタイトル、かなりうまいなと思います。

内容を何も知らない人が見たら、私(僕)っていうのは、果たして誰のことか。

主人公であるベン・アフレックなのか、それとの別の人間(妻)なのか。

誰が誰を捜すのか。

誰が誰に捜してほしいのか。

自分を誰に捜してほしいのか。

なんか、いろんなことを考えられるんですよね。

想像が膨らむタイトルだと思います。

ゴーン・ガールというタイトルは、ただ、彼女がいなくなった、くらいしか考えられないですよね。

そのままの意味を受け止めるというだけで。

前から、この映画のポスターを見て思っていたのは、私(僕)を捜して(ちょうだい、くれ)というタイトルを見て、ヒューマンドラマかと思ったんですよ。

サスペンスなのに、この爽やかな余韻を醸し出すポスター。

どんな役者が出てるのかも、ポスターをちらっと見ただけではわからない。

ポスターのイメージとタイトルのみで想像するのみ。

ポスターと韓国語タイトルがかなりマッチしていて、見たい!!と思っていました。

爽やかなヒューマン映画で、感動ものだと思っていましたし。

映画を見てみるとサスペンスだったので、騙された!!と思いましたが、怒りじゃなくて、してやられちゃったよ・・・って感じで、ニヤニヤ満足しながら、劇場を後にしました。

この映画の内容を全く知らないで、劇場に見に行く人はそう多くはないと思いますが、自分のようにポスターを見て、ヒューマンドラマだと惹かれて騙された人が実際にいると思います。

そういうことを考えると、ポスターと韓国語タイトルのマッチングはかなりの大成功だと思います。


この映画は、内容を知らないままで行ったほうが楽しめると思うので、見たいと思っている人は、なるべく情報を見ないようにしたほうがいいと思います。

情報を知らなくても、ちゃんとついて行ける映画なんで。

日本の公開は、12月12日!!

とにかく、ストーリー、監督の演出、役者の力量がそれぞれ十分に表現されている映画です!!

みなさん、12月12日をお楽しみに!!

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11月13日に「カート」という映画が公開されます。

主演は、ヨム・ジョンア、ムン・ジョンヒ、キム・ヨンエ、キム・ガンウ、DO、ファン・ジョンミン、チョン・ウヒ、イ・スンジュン、ジウ、キム・ヒョン。
監督、ブ・ジヨンさん。

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釜山映画祭では、釜山映画祭とは関係なく、近々、公開する韓国映画の宣伝も積極的に行っていました。

その中で、目についたのがこの映画。

この映画というよりも、個人的には、このポスター。スーパーのおばちゃんたちが団体で写っている、このポスターがかなりオリジナリティーがあって、インパクトがありました。

どんな映画かはわからなくても、とりあえず、どんな映画なのか、かなり気になりました。

これこそ、ポスターだろ!!と、かなり嬉しく思いましたね。

センスあるポスターだなと。

主役であろう人物も、下を向いていて、誰かもよくわからないかもしれないけど、かなり力のあるポスターだと思います。

内容はこちら。

こんにちはお客様。よい一日を!!

韓国を代表するマート「ザ・マート」。
「マートの命は、売り上げ、売り上げはお客様、お客様はサービス」を叫びながら、いつもお客様が満足いくサービスを行うために、苦情に対しても笑顔で対応していながら働いている「ザ・マート」のスタッフたち。
そんなある日、会社からいきなり一方的に解雇されてしまう。

「会社がよくなれば、私たちもよくなると思ったのに、
今日、私たちは解雇されました。」
正社員昇進を前にしたソンヒ(ヨム・ジョンファ)、シングルマザー(ムン・ジョンヒ)、掃除婦スンレ(キム・ヨンエ)、純粋なおばさん(ファン・ジョンミン)、88万ウォン時代にミジン(チョン・ウヒ)たちは、いきなり解雇されてしまう。労働組合について何も知らなかった彼女たちは、勇気を出して力を合わせることになる。

何も知らなかった彼女たちの熱い戦いが始まる。


メイン予告編

おばちゃんたちが、解雇してきた会社、スーパーと戦うという映画。
でも、この予告編を見て、ちょっと驚いてしまいました。いや、ちょっと引いてしまいました。予想を超えるスケールになっていたので。

ちょっと、笑いながらの人情物語だろうな、そうならいいなと思ってたら、ストライキしたり、そこまではまだよかったけど、警察?がやってきて捕まえたり、水をかけられたり、かなりのスケールになっていますね。

人情どころじゃない。なんか、オーバーな印象も。

あと、音楽がかなり、やばいくらいにオーバーな感じで、イメージする映画の印象と違いすぎます。

実際にこの音楽が似合う映画なのかもしれませんが、簡単な内容を読んで想像する内容とはかけ離れているというか。

観客を置いてけぼりにしてる予告編のような印象を受けてしまいました。

予告編を見て、色がキレイだなと思いました。スーパーシーンでの制服の青。上のメインポスターも青が冴えてるなと。

あと、ストライキするときのピンク系?の色もまとまってていいなと。

予告編を見て思ったのは、職業病ですが、エキストラが多いシーンが多そうで、演出部はかなり大変だったろうなと。

少ない人数(予算を節約するために)で多く見せるために、いろいろ苦労しただろうなと思いました。笑。

「愛の棘」でも、スーパーのシーンがちょこっとありました。予算的に、多くのエキストラを使うこともできないので、主人公たちが話す場所を、広い通路じゃなくて狭い通路にすることにしました。

そうすれば、狭い通路から見える奥に少しだけ人が動いていればいいので。

ピントも合うことはないので、カメラから見える狭い範囲を行ったり来たりしてもらいました。

また、撮影が出来たのは、スーパーが休みの日だったんですよ。

ということは、魚コーナーとかには鮮魚はなくて、すっからかんだったんですが、どうせ見えないだろうから、ま、いいかと。

でも、ちょうど、その鮮魚コーナーが奥に見えたので、エキストラの人には、鮮魚コーナーで魚を切ったり、トレイに乗せたりする演技をしてもらいました。

ま、実際は、ピントが全然合っていないので、そんなディテールはまったく見えませんが。笑

演出部としての、こだわりですね。

少しでも、リアルに作る。笑


話を戻しますが、チョン・ウヒが出てますね!!

インディーズ界のエース!!と個人的に思ってるチョン・ウヒがついにメジャー映画に進出!!

ポン・ジュノ監督の「母なる証明」にも出てましたけど、でも、ちゃんと認められてからは初のメジャー映画のような。

個人的にはチョン・ウヒがベテラン女優たちの中で、どのような色を見せてくれるのか、そこが楽しみな映画です。

キャラクターポスター。

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別バージョンのポスター↓
何か色が多すぎて、どこを見ればいいのか、わからないポスター。

誰も顔も目に入らない感じ。
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別バージョンポスター↓

劇場にはこの下のポスターがかかっています。

が、このポスター、個人的には嫌いです。

ダサいというか、一番上のティーザーポスター?に比べると、オリジナリティー、ゼロです。

映画のポスターとして、なんの工夫もない、ただ現場ば適当にスタッフが撮ったようなイメージ。笑

って言ったら、怒られますね。笑。

空も、曇り??

でも、これも、金をかけて、カメラマンが撮った写真だと思います。

宣伝チームのほうで打ち合わせを何度もして、作り上げられたコンセプトの元、撮られた写真なはずです。

でもなー。。。

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別バージョンポスター↓

これも、ヤバいです。

ダサいです。

これが、劇場にかざられなくてよかった。。。

左端の無理矢理に日光を感じさせる効果とか、ダサすぎる。

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海外アピール用の英語版ポスターですね↓
釜山にかかってたポスターはこれだったかな?

やっぱ、こういうカッコいい攻めのイメージでメインポスターも作ってほしかった!!!!!!

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10月2日から11日まで開催されてた第19回釜山国際映画祭に行ってきました。

今回は、仕事じゃなくてプライベードだったんで、初日から最終日まで、28本のいろんな国の映画を見てきました。

釜山では毎日、いろんな関係者パーティーがあり、そこに行くと、いろんな映画人に会えるので、それがこの映画祭の楽しみでもありますね。そこで、また新しい人に会えて、輪が広がるという。釜山映画祭は、人と人を繋ぐ映画祭!という感じがします。ま、夜は飲んで、映画は見ないという映画人も多いとは思いますが、自分は、夜は夜で飲んむけど、朝早くに起きて、映画もちゃんと見ました。昼も夜も、しっかりと楽しめました。

見た映画↓

Clouds of Sils Maria(フランス)

Hope(フランス)

The High Pressuer(スペイン)

さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら〜(日本・台湾)

Ciudad Delirio(コロンビア)

Whiplash(アメリカ)

Before I Disappear(アメリカ)

The Continent(中国)

Atlantic.(オランダ)

Second Life of Thieves(マレーシア)

喰女–クイメ–(日本)

ぼくたちの家族(日本)

私の男(日本)

Creep(アメリカ)

The Canal(アイルランド)

Exists(アメリカ)

Sebastian(ペルー)

we will be ok(韓国)

It Follows(アメリカ)

(Sex) Appeal(台湾)

Hungry Hearts(イタリア)

A Lullaby Under the Nuclear Sky(日本ドキュメンター)

The Incident(メキシコ)

Wyrmwood(オーストラリア)

Schmitke(ドイツ)

End of Winter(韓国)

13(イラン)

The Boss, Anatomy of a Crime(アルゼンチン)


この中で、ベスト5を選ぶなら、

1位「Whiplash」(アメリカ)

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この作品は、サンダンス映画祭で審査員賞と観客賞をダブル受賞した作品。音大で超スパルタ教師と出会った、有名ドラマーになりたい学生の成長物語。あまりにもスパルタすぎる教師になんとかついて行く主人公の努力には心から拍手を送りたくなる作品。観客のリアクションもかなりよくて、映画の途中でも拍手が巻き上がり、最後もかなり長い拍手が巻き起こってた。ドラムのリズムに最後まで心の奥底から楽しめるエンターテイメント映画!!日本でも公開されると思うので、是非チェックしておいて下さい!!


2位「Wyrmwood」(オーストラリア)

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オーストラリアのゾンビ映画です。ゾンビ映画って低予算が多いですけど、この映画はCGも、特殊メイクも、美術から衣装、ゾンビと戦う車、すべてにおいて、結構、金がかかってる感じでしたね。ちゃっちくないという点で、映画にかなり集中させてくれます。この手のホラーって笑いがあればこそ、最後まで飽きずに見ることができるんですけど、かなり笑えます。ハラハラさせながらも、笑いを持ってくるところがうまかったですね。
今回は、なんと空気感染してしまう!!という設定が恐ろしいですね。噛まれてもないのに、主人公の奥さんも子供もゾンビに。。。涙。
さらに、面白い設定として、ゾンビが吐き出すメタンガスで車のエンジンを動かすというもの。移動するには燃料が必要で、捕まえたゾンビにマスクをつなげて、そこから燃料を得るという笑える設定!!さらに、もっと面白い設定も出てきます!!
是非とも、一般公開してほしい作品!!


3位「The Incident」(メキシコ)

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非常階段に閉じ込められた3人の男。田舎の道に閉じ込められた家族。非常階段の扉はすべて閉まっており、下に下がって行くと、上の階につながっているという脱出不可能なパラレルワールド。田舎の一本道を走っても走っても同じ場所につながってしまうパラレルワールド。そんな二つの話が実はつながっているという設定。二つの場所だけでの1本の映画を作ってしまうという、アイディア大賞!!的な映画。

4位「さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら〜」(日本・台湾)
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永作博美、佐々木希主演、台湾人監督の作品。知らずに見たら、なんと地元、石川県で撮影されたということで4位!!笑
静かで、地味な感じがするかもしれませんが、子供たちの可愛さ、面白さ、そして、永作博美の可愛さ、演技、そして、映画を見終わった後、コーヒーを一杯飲みたくなる映画。韓国でのタイトルは、「世界の果てでコーヒー一杯」。このタイトルの方が個人的には気に入っています。うまい!!
「さいはてにて」というタイトルは、ちょっと真面目すぎるというか、固すぎる印象があります。重いというイメージもあったり。それらを避けるために、副題の「やさしい香りと待ちながら」があるんだと思いますが、副題が長過ぎる!!あと、普通は、「やさしい香りを」「を」と読みたくなってしまうんですけど、「と」だから、え?と思って、読み返してしまうってのも、なんかごちゃごちゃしてるというか、スムーズにいかない感じも、個人的には、あまり気に入ってません。
日本公開は来年の2月かな。チェックしておいて下さい。


5位「A Lullaby Under the Nuclear Sky」(日本ドキュメンタリー)
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福島の原発がらみのドキュメンタリーです。
監督が、地震後、取材のために福島へと行くんですが、後で知ったところ、福島に取材に行ったときは、妊娠をしていた!!と。妊娠がわかってからは、現地取材をストップし、ちゃんと子供が生まれてくるのかと不安につぶされそうになりながらも、子供を守ることを中心とした福島がらみのいろんな情報を観客の心に訴えかけるドキュメンタリー。
自分は、韓国に住んでいるので、日本ではその後、原発がらみの報道がどのようになっているのかはわからないけど、やはり、どんどん少なくなっているはずだとは思います。次から次へといろんな事件が起こるので、それらのせいで、国民はの原発へのアンテナがどんどん弱くなっているはずだと思います。でも、これからもずっとアンテナを張るべきだと改めて教えてくれたドキュメンタリーでした。子供たちを守ろうとする親、母親の強さというものを教えてくれたドキュメンタリーでした。
監督は、引き続き取材を行っているというので、続編?にも期待したいです!!


5位までには入れてませんが、友達の俳優であるペク・ジェホが演出をした「we will be ok」という作品も見ました。彼は役者だけではなく、プロデュースをしたり、精力的に映画に関わっている人。役者だから、待ってるだけではダメだと思って、自分発信で映画を作って行く、すごい奴なんですよ。今回の作品は初長編映画で、2年くらいかけて撮った作品。それが釜山で上映されることになり、本人もかなり驚いていました。本人も役者としても出演っしています。彼の積極的なマインド、なんか刺激になりました。自分も頑張らねば!と。

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