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6月13日、14日、6日目、7日目の撮影をした。
インチョンにて、シン・ハギュンさん演じるヒドの家の撮影をした。
屋上に建てられて部屋という設定で、実際に広めの屋上を探して、
そこに部屋を実際に作った。
写真1.
入り口から見たヒドの家、部屋。
シン・ハギュンさんの後姿です。
写真2.
屋上へ上がる階段。
狭くて、かなり急です。
高いハイヒールを履いたヘリン(イ・ヘヨンさん)が階段を下りる場面では、
大丈夫かなとちょっとはらはらしました。
写真3.
入り口の写真。
壁は緑な感じ。
芸術をやってる人らしく、いろんな場所に色を使うことになった。
金はなくても、楽しく装飾する、そういうヒド。
写真4.
屋上には、緑がいっぱい。
韓国では、一般住宅は少なくて、アパートなどがほとんどで、
3,4階程度の建物だと、屋上部屋がある場合がかなり多い。
屋上部屋のいいところは、屋上部分も個人で使えるので、
その広さを利用して、焼肉パーティーなどができる。
洗濯物も外に干せる。荷物をたくさん置ける。
数年前に屋上部屋を舞台にしたトレンディードラマがヒットして、
それから、屋上部屋を求める若者が増えたという。
屋上部屋は広さに比べると、比較的安く手に入るといういい点もある。
が、長所があれば、短所もある。
短所は、夏は暑くて、冬は寒い!!という点。
さえぎるものなく、直接日光があたって、暑い。
そして冬は、さえぎるものがないので、冷たい風が隙間から入ってきて、寒い。
とはいえ、屋上部分を広く活用できるので、一度は自分も住んでみたいと思う。
ハギュンさん、自分(ヒド)が住んでいる部屋に初めてはいるときは、
なんかどきどきしてましたね(笑。
わー、ここが、自分の家なんだー、と。
コンピューターを見ているという場面に、ヘリン(イ・ヘヨンさん)が尋ねてくるという設定。
相変わらず雨設定。
屋上は広いといえども、多くのスタッフがいるには、かなり狭く、
雨をよけるのに精一杯。
動き回らなければならないスタッフは、レインコートを着てる。
雨はそれなりには防げるが、足元はびしょぬれ。
靴下、靴がびしょぬれで、室内に入るときは、かなりいやだった。
におうから(笑。
室内での撮影の場合は、小道具が多いので、その位置を合わせるのに集中しなければならない。
シナリオの流れとおりに撮影が進めばいいけど、
こっちの方向をまとめてとってから、反対側を撮ったり、
順番とおりにいかなりことが、ほとんどだ。
だから、ものを動かすという設定が途中にあったら、
この台詞のときは、缶ビールはどの位置にあったかな?
鉛筆はどの位置にあったかな?
簡単なようで難しい。
なぜかというと、狭いセットの中で、カメラに見えない部分に関しては、
照明の場所を確保するために、小道具を移動させたり、
簡易ベッドを移動させたり。スタッフが何気なく小道具を触って位置が変わってしまったり。
いつでも、緊張して、小道具をチェックしなければならない。
でも、最近は、デジカメというすばらしい道具があるから、
あらかじめ写真を撮っておいて、そのとおりに位置を元に戻したりすればいい。
しかし、最初にすべての部分の写真を撮っておいても、
いざ撮影するときに、小道具の位置設定が変更されることも多い。
そういうことが起こると、前に撮った写真は意味がなくなる。
新しく写真を撮るが、忙しくあわただしいときは写真を撮るのを忘れたりもする。
どの写真を見てセッティングを直せばいいのか、迷うこともあるので、
データ管理はしっかりしなければならない。
また、韓国映画のほとんどは、現場編集さんというスタッフがいる。
実際に撮影した映像をその場で編集して、つながりを見たり、
感情の流れがスムーズに行くのかなどを確かめる。
この現場編集さんに先に撮った映像を見せてもらって、
どこまでがさっきのカットでカメラに写ったのかを確かめながら、
まだ画面に映ってない部分は、新しくセッティングしたり、できるということ。
ちょっと、説明が難しいかな・・・
小道具を準備するにあたって、
例えば、プリント用紙がでてくるとする。
普通考えたら、シナリオ通りに、1枚準備するが、
撮影する順序や、NGを考えると、一枚じゃだめなことがある。
たとえば、そのプリントをぐしゃぐしゃにして、
ゴミ箱に捨てるという動作がある場合。
一度で成功しないかもしれないから、
同じものを何枚か準備する。
また、ゴミ箱に捨てるカットを撮影したあとで、
その前段階のぐしゃぐしゃになってないプリントを見るカットを撮影する、
ということになる場合もある。
教科書に落書きをするという場面があったとしたら、
NGがでるたびに、その落書きを消す暇なんてないから、
同じ教科書を準備しておく必要がある。
また、壊れ安いものも、いくつか準備しておくのがよい。
急に壊れてしまったら、撮影ができなくなるから。
そういう場面を想像しただけで、ちょっとぞっとする。
コールシートといって、その日のすべての撮影情報が書いてあるプリントを
スタッフたちにその日ごとに配布する。
いや、前日にメールで送ることも多い。
集合時間、撮影の大まかな流れ。食事予定時間。
それぞれのパートの準備事項。
俳優到着時間、天気、日の出、日没、気温、次の撮影予定などなど。
この中に、今日の一言というコーナーがある。
このコールシートというものは、たいていは助監督が作成するが、
今日の一言を考えるのが大変だという。前やってた映画の助監督も言っていたな。
そこで、今回は、今日の日本語ということにした(笑。
基本的で覚えやすい日本語を。
「今日、一杯どう?」
ハギュンさん、即効覚えてた(笑。
酒が好きなハギュンさん。
日本語は得に勉強したこともないようだが、
こういう言葉なら、絶対忘れないと言っていた。
次回は何にしようかな。酒関係ならみんなすぐに覚えてるだろうな(笑。
イ・ヘヨンさんとも少ししゃべった。
あいさつ程度はしたことがあるが、しゃべるのははじめて。
監督が、やつは日本人なんだと紹介したらしい。
ヘヨンさんは、簡単な日本語が少しできるし、簡単なフランス語もできる。
すごい女優さん。
女優だ!!!!っていうオーラが完璧にある人。
なんか、緊張してしまったな(笑。
「行ってください。」という日本語を教えてくれと
韓国語で聞きかれたので、ただ「行ってください。」よりも、
彼女に似合うように、女王チックに、「おいきなさい。」っていう表現を教えた。
でも、これをもしどこかで、親切に、「行ってください。」ってヘヨンさんが
言いたいのに、「おいきなさい。」って言ったら、
それを聞いた日本人はかなり驚くだろうな(笑。誤解されなければいいけど(笑。
自分の名前を覚えたヘヨンさん。
撮影準備中、目があうたびに、小道具の傘を渡すたびに、
「しんすけさん」と日本語で名前を呼んでくれた。
ヘヨンさんは、声がすごくいいと思う。
声優出身か?と思うほどに、いい声をしている。
そんな声で呼ばれるのは、うれしいね(笑。
この日、撮影はなかったけど、イ・ウンソンさんが遊びに来た。
家が近いからということで。
撮影がなくても、現場に遊びに来てくれるというのは、すごくうれしいことだと思う。
自分たちは、同じチームだ!!っていうのが感じられるから。
撮影ないときは、関係ないという考えは、あまり好きじゃない。
まー、俳優はいろいろと忙しいから、仕方がないけど、
こうやって、遊びに来てくれると、とにかくうれしい。
撮影場所をあらわす専門用語として、
セット、オープンセット、ロケーションの3つがある。
セットは、一般に言われる撮影用のセットのこと。
オープンセットは、専門セットじゃなくて、店とか室内を撮影するために、
セッティングを変えたりして使う室内撮影場所。
ロケーションは、野外撮影のこと。
今回の屋上部屋は、ゼロから部屋を作ったわけだけど、オープンセットの部類に分けられる。
話は長くなるが、ソン・ヒョンジュさんの撮影もこの屋上部屋で行われた。
酒に酔って、帰ってくるというシーン。もちろん雨に濡れて(笑。
屋上に上る階段は、かなり急だから、実際に酒に酔った場合は、上るのが、
ほんとに大変だろうなと思った。
ソン・ヒョンジュさん演じる、テソクというキャラクターは、
「ザ・ゲーム」の中で、暗くなりがちなトーンと緩めてくれる役であると思う。
それを一発目の撮影ですぐに見せてくれたので、無償にうれしかった。
この役者さん、さすがだなと。
演技を見てて、あきないし、次は何をしてくれるのかと、期待してしまう。
酒に酔った設定だというのもあると思うけど、いい演技を見せてもらった。
ヒドの家の撮影は、明日の昼に少ししてから、
その後は、1ヶ月後になる。
露の季節が始まるけど、この家、雨に耐えられるだろうか(笑。
台風が吹いたら、どうなるのか、飛んでいかないだろうか(笑。
ちょっと、心配。
飛ばされないように、みなさんも一緒に祈ってください(笑。
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