韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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映画を見るとき、テレビスポット、予告編、ホームページ、雑誌の記事などいろんな情報を得て、見るか見ないかを判断すると思いますが、一番、見たい!と思える情報っていうのは、「うわさ」であり、周りの人から、面白かったよ、という情報だと思います。友達が面白いというのなら、一番信じれますもんね。一般的に流される宣伝というものは、面白くなくても、面白そうに見せるので、信じられない部分もなきにしもあらず。

2009年の韓国映画界の夏は、「トランスフォーマー2」が征服する!!可能性が高いなか、韓国映画は、「うわさ」宣伝を重要視しているようです。

7月1日(2日?)に公開されるイ・ボムス主演の重量挙げ映画、「キングコングを持ち上げる」は「うわさ」を作ろう!!作戦にでました。6月23日に、メガボックス劇場で大きな試写会を開いたようです。また15日から30日までの16日間、全国28の都市で154回の試写会を行い、合計5万人の観客に先に映画を鑑賞してもらったようです。5万人が、友達10人に面白いと伝えて、みんが見に行った場合は、それだけで50万人です!!これは可能性のあるいい宣伝方法ですよね。ここで、面白い映画かどうかという部分が重要視されますが、面白い映画なのに、ほかの強敵映画のせいで、劇場に足を運ぶ人がいない、面白いと気づいてもらえるチャンスがない、となるのは、残念なので。とりあえず5万人!!という数だけで、ニュースになったりしますね。以前、「キングコングを持ち上げる」の公開日が決まったときには、「トランスフォーマー2」と対決する韓国映画!!というだけで、記事になっていました。これもひとつの宣伝作戦です。誰もが、避けて通りたい公開日を選んだということネタ。

この映画は感動したい人にはお勧めな映画になっていると思います。「トランスフォーマー2」とはまた全然違う内容なので、それなりに客が入る可能性はあると思いますよ。激しいのはもういいや、ちょっと暖かい映画を見たい、っていう人もでてくると思いますから。関係者によると、チョ・スンウ主演の「マラソン」よりも、泣けるよー、と言っていました。「マラソン」も爽やかな感動的なヒューマンドラマでしたよね。

キム・ユンソク主演の「亀走る」も「うわさ」効果でヒットしたと言われています。公開初日の木曜から週末、日曜までの記録が54万人。次の週の同じ期間には、66万人と、観客がアップしたののです。これは、みんながおもしろいよ!という「うわさ」の影響だと考えることができます。

韓国は誰もが知るネット社会。いろんなサイトで、映画の批評を見ることができます。国民だれもが批評家になれる時代なので、職業としてる映画評論家とかって、もう仕事がないんじゃないの?と心配になるくらいです。みんなが10点満点で評価を投稿し、その平均値もすぐにでます。そして、それぞれのコメントも参考にできますし。多くの人がこのようなサイトを見ていると予想されます。でも、中には、映画会社が自分の映画会社の作品をすべて10点満点で投稿したり、他のライバル社の映画を低い評価で投稿したりする場合もあるらしいので、100%信じられるものではないかもしれません。だとしても、映画会社の社員が悪あがきをしたとしても、たかがしれてると思います。全国の国民評論家の数にはかなわないでしょう。

2005年公開の、チョン・ジェヨン、シン・ハギュン、カン・ヘジョン主演の大ヒット映画「トンマッコルへようこそ」も公開前に試写会を開き、合計10万人に映画を見せたといいます。結果、映画は800万人の観客を動員したヒット作になりました。

妻夫木聡、ハ・ジョンウ主演の「ノーボーイズ・ノークライ」の公開2週間前に妻夫木さんが韓国に来て、舞台あいさつを中心とする宣伝をしました。2日で計10回の試写会。合計2000人の観客が事前に映画を見たことになります。しかし、みんないい「うわさ」をたててくれなかったのかな。。。と思ってしまう悲しい結果になってしまいました。。。公開スクリーン数も少なかったので、わざわざ公開してるスクリーンまで行く、という面倒なことは韓国人はやらないかもしれません(これはあくまでも自分の考えですが)。

「キングコングを持ち上げる」の前のブログも参考に。
「韓国映画「キングコングを持ち上げる」のポスター登場!!」
http://blogs.yahoo.co.jp/shingenolza79/52878725.html

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先日、韓国で是枝裕和監督の「歩いても歩いても」を見てきました。主演は、阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、樹木希林、原田芳雄。

韓国では、数年前に「誰も知らない」が公開されて、それなりにヒットしました。大ヒットまではいかなかったけれど、見た人はみんな最高だ!といい、うわさでそれなりに広まって見た人も多かったと思います。実際の観客動員数はわかりませんが。それから、是枝裕和作品は、「花よりもなお」なども公開されてました。「花よりもなお」の韓国タイトルは、「ハナ」でした。韓国人がこのタイトルを見て、「花」とは想像しにくく、韓国語での「1(ハナ)」を想像するんじゃないでしょうか。ただただハナという響きがいいので、「ハナ」にしたのだと思います。

「歩いても歩いても」はかなり面白かったですね。役者さんたちが、やはりうまい!!のひと言ですよね。自然であり、どこにでもいそうなお母さんだったり、お父さんだったり、息子だったり、娘だったり。自然な中にユーモアがいやみなくちりばめられていて、笑いを誘います。韓国人も結構笑っていましたよ。

樹木希林さんが、ある告白をするシーン。ぞくっときました。やさしいお母さんが、急に冷たい目になり、残酷な目になり、たんたんと語るそのシーンに、心臓をぎゅっとつかまれるような衝撃がありました。樹木希林さんはこの映画でいろんな賞をもらったはずですが、納得です。

YOUさんに関しては、みんな「誰も知らない」のお母さん役を覚えていると思います。みんな言ってたのは、あのお母さんは子供を捨てるような無責任な奴だけど、憎めないんだよな。。。ということ。この女優さんも、演技なのか素なのか、わからないような素晴らしい演技をすると思います。声が独特なので、みんなの記憶には残ると思います。昔、歌手でしたよね?自分のちょっと上の世代だったと思いますが、どんな歌を歌っていたのか、覚えているような覚えていないような。

「歩いても歩いても」のカメラは、固定されてて、人物をおいかけたり、移動したりはまったくないんですよね。フォーカス移動もなし。(自分の記憶ではそうですが・・・)それが、やっぱりドキュメンタリーのように見えるんですよね。自然な、ある家庭をのぞき見ているような。それが、自然と覗き見ているよりも、そのなかに参加しているような感じになります。そして、最後の最後に、カメラがグイーンと動くんですよ。人物を超えて、海、町並みを高台から見下ろしているよういなアングルになり、エンドクレジットが流れます。ここで、超感動してしまいましたね。やっと自由になったというか、やっとで楽になったというか、やっとで主人公は家族に対して、後悔もおおかったり、もっとあれをしてあげればよかったとか、家族のことを考えるようになった、という心の変化をカメラでも表現しているのかなと思いました。こういう手法は昔の映画からあるとは思いますが、でも、なんか自分の中では、最近は激しいカット割り、激しいカメラ移動が多いなか、新鮮な印象でした。

是枝裕和監督の次の作品、「空気人形」かなり気になります。この監督、「ワンダフルライフ」で証明してるように、ファンタジーもうまいですよね。今回もファンタジーということで、久しぶりのファンタジー。ファンタジーだけど、それを自然に、実際のことのように表現してくれるのでしょう。トロント映画祭にも出品?されることが決まったはずです。主人公は、韓国女優「リンダリンダリンダ」のペ・ドゥナ!!個人的にもこの女優に注目してるんですけど、是枝監督によって、どんな新しい面を見せてくれるのか、期待大です。

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