韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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先日ブログにも書いた、パク・チユン主演の韓国映画「ソウル」を見てきました!!
 
前回のブログはこちら。
 
「ソウル」は、韓国を世界に紹介する役割りを担っている映画なので、
前半はソウルの見所を意識したドキュメンタリーっぽい感じで、
途中から後半にかけては主人公たちが昼は景色がいい場所、
夜は夜景がきれいな場所がたくさん紹介されていました。
 
内容は、


 
映画の準備をしている監督(キム・セドン)と、助監督とシナリオ作家(チョン・スジ)が
ロケハンをしながら、ソウルの観光名所を回る。
(この部分は、まさにソウルを観光ドキュメンタリー的!!)
この監督が準備している映画の主人公には、女優のジヘ(パク・チユン)と、
人気俳優のソンジンがキャスティングされる。
ジヘとソンジンは、読み合わせ作業などを繰り返していくが、
ソンジンがジヘを無理やりでも自分の女にしようとすることが影響し、演技練習はうまくいかない。
そんな撮影まで1週間を残すある日、ソンジンが麻薬で逮捕されてしまう!!
今から新しい俳優を見つけるために、監督はじめスタッフはキャスティング資料を探すが、
なかなかイメージにあう俳優が見つからない。
遂に、キャスティングされた俳優は!!
それは、演出チームで働いていたスタッフ、イム・チェマン!!
彼は、ちょっと恥ずかしがりやで、どこか抜けた性格をしているが、
演技はそれなりで、女優のジヘも彼の何気ないアドバイスに力をもらったりしていた。
映画の撮影がスタートする。
アメリカ育ちの韓国人ジヘは韓国に旅行に来る。
映画の準備をしているチェマンは、そんなジヘに一目ぼれし、後をつける。
次の日の午前中、アメリカに出発しなければならないとジヘとチェマンの
1日だけのソウルデートが始まる。。。
 


というストーリー。
 
途中からはジヘとチェマンの映画となり、
監督、助監督、シナリオ作家は最後まで出てこない。
 
主役のキム・セドンさんはクォン・サンウ主演の「美しき野獣」で
チャン・ドヨンの先輩刑事を演じていた人。
演劇中心に活躍してる方です。
 
最初、監督と助監督とそして女性スタッフがロケハンをしているのを見て、
女性スタッフは監督の言うことをメモしてるので、スクリプターかなと思いました。
でも、こんな美人のスクリプターなんて絶対いない!!と思ったら、
シナリオ作家ということだったので、納得しました(笑。
 
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映画の中の映画の男役の名前、イム・チェマンという名前は、
実際にこの「ソウル」という映画の演出チームをつとめた奴の名前でもあります(笑。
自分の友達です。
去年の夏、インサドンでの撮影をしていたときに、見に行ってきたんですが、
そのときに、彼が映画の中の主人公の名前が俺と同じ名前なんだ!!と笑っていました。
その時は、へー、で終ったんですが、
映画を見てみると、演出チームとして働いている人物の名前がイム・チェマンで、
俳優として映画にでるときに役柄がイム・チェマン。
まさに、友達のイム・チェマンだなーと思いました。
ちょっとややこしいですが。。。
 
この映画、インサドンをはじめとする人が多い場所で撮影をしているので、
一般人がカメラにうつらないようにするのは、正直無理なこと。
画面の後ろのほうに、一般人がばんばん映っていました(笑!!
そんな中で、演技をしているジヘとチェマン。
なんか、不思議な絵でしたね。。。
カメラのアングルがぐるっとかわると、日本人観光客と思われる人、
思いっきりカメラを撮っていたり(笑、
そんな一般人に静かにしてくれと言っているスタッフも普通に映っていました(笑。
映画としてありえねー!!とつっこみを入れたかったですが、
今までになかった映像なので、いやいや、おもしろかったです。
自分の友達のチェマンも映っていましたし。
 
2006年に公開されて大ヒットした「ONCEダブリンの街角で」という映画がありました。
自分がこの映画は正直、なんでここまでヒットしたのかな?と思いましたが、
一番好きなシーンは、女主人公がたしか家から歌いながら(?)でてきて、
そのままロングカットでずっと歩きながらひたすら進んでいくというシーン。
途中でカットなく、ひたすらカメラが回り続ける。
女優は気持よく自分の世界に入って歌っている。
建物からでてきてすぐに、一般人がうつって、女優かカメラを見たんですね。
その時に、現実なのか映画の世界なのか、区別が怪しくなりました。
カメラが映している映像は一般人も映っている現実世界。
でも、女優はそんな現実世界なんて関係なく演じている、
彼女の世界にいっきに引き込まれたのを覚えています。
現実でもない映画でもない、彼女の世界に!!
感動しましたね。一般人がうつってしまい、カメラか彼女を見てしまったがために、
生まれた新しい世界!!
一般人に感謝のシーンでした!!
 
で、前のブログにも書きましたが、
自分が演じたシーンもちゃんとそんまま残っていました!!
演技、めっちゃへたくそや!!と思いました(笑。
一生記念に残す作品になりそうです。演技デビュー(笑!!
 
映画の全体的な感想としては、
映画の中で映画を作っていくという設定はすごくおもしろかったです。
ま、前半は観光名所を世界に紹介する映像が多かったので、
韓国人やソウルを知り尽くしてる人にとっては、ちょっとひくかもしれませんが。。。
で、途中から映画の中の映画が始まり、
インサドンなどの人が多いところでのシーンでは、
一般人がばんばんうつって、そういう映像も面白かったです。
でも、後半は、ちょっとスピードダウンというか、勢いが足りなかった感じがします。
盛り上がりにかけてました。ちょっと残念。
最後に、また監督や助監督、シナリオ作家や、
女優としてのジヘや、演出チームとしてのチェマンがでてきて締めてくれたほうが、
映画としては、締まったような気がします。
 
最後は、あるポスターがでてくるんですが、いまいち理解できず。。。
ま、どういうこと?と考えてしまう結末でした。
 
ソウルでは単館公開で、カンファムンにあるスポンジハウスという劇場だけでやっているようです。
おそらく、即効で上映は終ってしまうと思います。
一日、一回上映かな?
 
DVD発売とかはするのでしょうか。。。
でたら自分もでてるので買おうと思います(笑。
 
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