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「甘い人生」のイ・ビョンホン、「オールドボーイ」のチェ・ミンシク主演、
「箪笥」「甘い人生の」キム・ジウン監督の
話題作「悪魔を見た」を見てきました。
この監督で、この二人がキャスティングされただけで、
前々からかなり期待されていたこの作品。
少し前からも韓国映画至上一番残酷な映画だ!と話題になり、
残酷なシーンを結構削って、やっとで18禁映画として上映されることになりました。
だから、とにかく残酷な映画ということは、誰もが知っている事実。
昨日8月12日に公開されましたが、
話題になったわりには、2位でのスタート!!
1位はウォンビン主演の「おじさん」でした!!
「おじさん」すごいですね。
おじさんがこのまま逃げ切る形になるかもしれません。
でも、悪魔たちは、影からこっそりと追い抜く機会を狙っているかもしれませんが。
「悪魔を見た」のストーリー。
国家情報院の警護要員のスヒョン(イ・ビョンホン)は
婚約者のジュヨンが残虐に殺害され、自分が一番大切に思っている人を
守れなかったという責任感と怒りから、一番痛みを伴う復讐を心に誓う。
スヒョンは連続殺人犯であるチョン・ギョンチョル(チェ・ミンシク)が
犯人であることを調べ上げ、死ぬほどの痛みを与え、
それを繰り返しながら、凄まじい復讐を始める。
しかし、悪魔よりも卑劣な殺人魔であるギョンチョルは
初めて出会う対等な敵の出現を楽しむかのように、その復讐を受けて立つ。
「悪魔を見た」を期待してる方々はこの先は読まないで下さいね。
イ・ビョンホンファンの方も読まないようがいいかも。
好きなこと書かせてもらいますので・・・(笑。
感想としては、残虐すぎる。
しかも、かなり腹が立つ気分の悪さ・・・
自分は、ホラー映画とか、残虐な映画とか、嫌いではないんですが、
この映画の残虐さはちょっと腹立ちましたね。
ただただ残虐というか、意味なく残虐な感じで。
ホラー映画とかでの残虐さって、残虐であっても、
どこかこっけいだったり、それをキャーキャー!!と
叫びながら見る楽しみがあると思いますが、
この映画は、この映像で何をどう楽しめばいいのか?と。
別に、残虐さに、わいわい楽しめばいいというわけではなくて、
映画とし、スリリングにどきどきすればいいのか、
殺すなー!!と主人公たちの見方をすればいいのか、
まったく、どの角度から映画というエンターテイメントを見ればいいのか、
ちょっとわからなかったです。
この映画が伝えたいことは、
おそらく、善人でも復讐したいことはある、
それほど悲しい出来事があったら、悪魔にでも鬼にもなれる。
という悲しい話をしたいのかなと思いましたが、
その動機はわかっても、そこまでするための心の描写や、
葛藤など、流れがありませんでした。
いきなり善人が悪魔になってる!!という、わけのわからない衝撃!!
この映画には善人はでてきません。
別に善人じゃなくて、悪魔になったとしても、
そのきっかけになる部分に共感できたら、応援できると思うんですね。
でも、その応援がちょっとできませんでした・・・
ストーリー展開も、ちょっと強引で、
一番楽しみたい、謎解き的な部分、どうやって、イ・ビョンホンが
チェ・ミンシクに迫っていくか、見つけるのか、などなど
かなり省略されていて、それによる緊張感がまったくありませんでした。
でも、イ・ビョンホン、チェ・ミンシクの演技は、そりゃ、素晴らしいですよ。
二人とも、かなりの悪魔!!を恐ろしいくらいのクレイジーさで
演技していました。
その演技にぞっとしました。
チェ・ミンシクは、久々の作品だと思いますが、
久しぶりに強烈な演技を見せてくれて、
チェ・ミンシク帰ってきたー!!おかえり!!と迎えたくなりました(笑。
イ・ビョンホンも、冷血な悪魔をかっこよく演じていました。
アクションもなかなかかっこよかったですよ。
演技は生きていたとしても、
ストーリーの中での人物は生きていなかったなーと、ちょっと残念です。
あと、144分の上映時間の間、
劇場を出る人は、4人、5人くらいはいたと思います。
友達が見た回では、7人が劇場を後にしたようです。
それくらいに、耐えられない何かがあるのだと思います。
残虐さに対することなのか、または他の理由なのか。
あと、途中で電話をするために席を立つ人(ドアの外で声が聞こえる)など、
映画に集中できない人はちらほらと。
自分の後ろにいたおばちゃん2人は、
映画が始まる前からぺちゃくちゃとかなりうるさくて、
映画が始まったら、さすがに静かになるだろうと思っていましたが、
映画が始まっても、まるで、自分の家で友達とお菓子たべながら、
映画を見ているかのようなリラックスさで、
声のトーンが落ちることなく、しゃべりまくっていました。
ここはお前たちの家ではない!!
2人で、映画解説をするかのように、ぺちゃくちゃと。
自分と一緒に見に行った友達が、耐えられなくなって、
おばちゃんたちを注意してくれました(笑。
声、全部聞こえていますよ、静かにしてください!!と。
で、ちょっとは静かになったんですが、
それでも、重要な場面とかになると、口が開いてしまうおばちゃんたち。
一番の大ヒットは、
映画クライマックスの一番衝撃的な場面だったかで、
おばちゃんの携帯が大音量で鳴りました。
しかも、演歌のようま陽気な音楽が!!
あまりにもタイミング合いすぎたため、
逆にこれも、映画の演出か?と思いたいぐらいでした(笑。
もう笑うしかない状態・・・(笑。
映画の中にも、笑いを狙ったシーンが少しだけあります。
でも、全然生きてなかったとうか、面白くない。
どうせなら、もっとブラックコメディー的な部分を多くして、
残虐さも、その一部だと思わせるくらいだったら、
もっとエンターテイメントとして楽しめたのかなと思います。
残虐部分をまじめに作りすぎですかね・・・
何を伝えたいのか、監督から聞いてみたいと思います。
奥が深い監督のため、自分たちがまったく理解できない
意味があるかもしれません。
それがあるなら、早く知って、ちょっとはすっきりしたいものです。
意味のない残虐さしか見えてこないので、ちょっとつらいですね。
ウォンビンの「おじさん」とイ・ビョンホンの「悪魔を見た」の
2010年サマーシーズン韓国映画対決は、
おじさんが勝つのは間違いないと思います。
イ・ビョンホンさんファンには申し訳ないです。好きなこと言ってしまって・・・
でも、自分が見た感想はこんな感じでした。
映画というものは、個人で感じるものなので、
最高だ!と思う人もいれば、自分には合わなかったと思う人もいて。
自分が大好きな映画なのに、まったく相手にされないこともあり。
あと、感心がないというよりも、
ここまで、熱く語れたこと自体、内容が新しかったり、
考えされられたのかもと思ってしまいます。
まったくもって面白くない映画は、語る気にもならず、
忘れ去れてしまいますからね・・・
とりあえず、「悪魔を見た」の韓国での反応を注意深く見てみたいなと思います。
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