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ユン・ゲサン、キム・ギュリ主演、キム・ギドク製作、チョン・ジェホン監督の「豊山犬」を見てきました!!平日なのに、結構な座席な埋まっていて、キム・ギドク関連の映画にしては、かなりのヒットを飛ばしている模様です。6月23日に公開し、4日間で28万人の観客を動員しました。低予算の映画なので、たったの4日間で制作費分の金額を稼いだことになります!!キム・ギドク監督はじめ、チョン・ジェホン監督、キャスト、スタッフも驚いていると思います。
ネットの記事では、キム・ギドク映画を嫌う女性客にも人気があるのが、ヒットの要員だと分析されていました。たしかに、キム・ギドク監督が監督する作品に比べると理解しやすい愛が描かれていたのかもしれません。強烈な部分もありますが、でも、純粋にこの2人が結ばれますように!!と観客は祈ると思うので。
俳優の2人も頑張っていましたね。なんと、ユン・ゲサンは、台詞がありません!!ひと言もなし!!途中拷問されるシーンがありますが、それでも台詞はなし。ただただ耐えるのみ。喋れない役なのか、喋らない役なのかも、描かれていません。とにかくベールに包まれた謎の人物という設定。なんの情報もないということで、純粋に「愛」のみが強調されて、観客には分かりやすかったり、共感できたりできたのかもしれません。キム・ギュリもいきなり韓国に連れてこられて、愛していた脱北した男と出会えたものの、脱北を共にしたユン・ゲサンに惹かれていく難しい役を純粋に、落ち着いて演じていたと思います。北朝鮮の方言を喋るところが、すごく可愛く見えました。自分のこの女優のイメージはちょっと強めな印象なんですが、今回はそこまで強くは見えないけど、気持ちの中にその強さを隠しての演技って感じで印象はよかったです。
しかし、前半は、無理やり「愛」に持っていこうとしてる部分が多く、ちょっと説明不足というか、納得のいかない部分が多かったように思えます。そこまで周りが騒ぐなよ!!周りが騒ぐから、この2人が近づいてしまうんだ!!と。
キム・ギドク監督のシナリオ、そして製作なので、キム・ギドクらしさもちゃんとでていましたよ。ちょっと残酷な部分とか。あと、しっかりと笑いもとっていた部分が観客には新鮮だったり、楽しかったのかも。劇中の本人たちは、笑わせようとはしていないし、ただただ状況や台詞が面白くて、ところどころで観客は笑っていました。くすくすと。もしかして狙っていないのに、観客が笑ってしまってるのか?と思われる部分もありましたら、でも結果的に、この笑いがあったからこそ、最後まで観客が飽きずに見れただろうとも思います。しっかり狙っている部分もたくさんありましたよ。作りながら、つくり側も楽しんでるなーと思いました。
最後、ある部屋に閉じ込められた人物たちが、お互いを殺しあおうとするシーンは最高でした。この映画のクライマックス!?と思われる部分ですが、ほんとはらはらドキドキ、そして、かすかな笑い、ほんとよかったです。でも、ちょっとだけ主人公たちと離れすぎてないか?長すぎじゃないか?とも思いましたが。
何度か、ユン・ゲサンがヌードを見せます。ここも女性ファンにはたまらない部分だったのかもしれません。元アイドルのヌードですからね(笑。後ろに座っていた女性客は、筋肉すごい!!とつぶやいていました(笑。
「豊山犬」とは、北朝鮮の犬の名前であり、タバコの銘柄として映画に登場します。実際にあるタバコのようです。主人公は言葉の変わりにところどころでタバコを吸いますし、重要な小道具としても描かれています。
その他の出演は、キム・ジョンス、ハン・ギジュン、チョ・ムソン、ユ・ハボク、ペ・ヨングン。ハン・ギジュンさん、どこかで見た顔だなと思って調べてみたら、オダギリジョー、イ・ナヨン主演の「悲夢」にも出ていた方でした。クライマックス近くの警察所での刑事役で。あと、チョ・ムソンさんもたくさん見た顔だと思ったら、イ・ビョンホンの「悪魔を見た」でイ・ビョンホンに顎を開かれる(?)役での登場でした(笑。
おまけ画像です。「北韓軍1」というクレジットでした(笑。
左が監督のチョン・ジェホンさんです。
オープニングクレジットで、「投資」だったかで、キム・ギドク、豊山犬のスタッフとクレジットされていたので、スタッフたちが少ないギャラで働いたというのが、わかります。スタッフのみなさん、お疲れ様でした!!自分の現場に一度行ったことがあるんですが、寒い中、少ない人数で頑張っていました!! |

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