ソ・ジソプ主演の「会社員」見て来ました。
出演は、ソ・ジソプ、イ・ミヨン、クァク・ドウォン、キム・ドンジュン、イ・ギョンヨン。
監督は、イム・サンユン。
主人公のヒョンドは、外見的には金属関係の会社だけど、実は殺人清掃会社に勤めている。ただただ出勤して仕事をするだけの下らない人生。そんなとき、アルバイト生の家族と触れ合うことになり、初めて、普通の人生を送りたいと思いだす。しかし、ある嘘がばれて、会社から追われることになる!!
という内容ですが、ちょっと中途半端な映画でした。
「会社」という部分を強調したかったのはわかります。「殺人会社」の「会社員」というおかしな設定がこの映画のコンセプトなので。でも、そこにこだわりすぎたため、現実味がない、遠い映画になってしまった気がします。どうせなら、もっと非現実的な感じでいけばいいのに、どうしてでも、現実感、普通感を出そうとして、結局、中途半端になったような。殺人会社のアルバイトって何だよ!!と、つっこみたくなりました。これは漫画か?と。そんなこっけいな世界観で、まじめな演技をされても、なんかしっくりこなかったですね。
ストーリーが、単純すぎました。なんのひねりもありませんでした。超ストレートな映画。映画のオープニングは、ちょっと興味をひかれましたが、その後、映画がどう展開されるのか、まったく期待を与えられませんでした。もっと、こうなるぞ!!さてどうなるか!!みたいな、先が知りたいと思わせるようにしなければならないのに、そういうのがなし。だらだら、だらだらと、殺人会社に通う男を見せるだけ。
「殺人会社」というコンセプトなら、もっとダークに行けばいいのに、全体的に明るいんですよ。そこが、雰囲気をぶち壊したような気がします。明るいところでのアクションとか、銃撃戦は迫力にかけました。もったいない。
アクションシーンは、ちょこちょこっとありますが、何か物足りない。狭い場所でのアクションが多かったんですが、狭いせいで、迫力が全然ないんですよね。ちょこまかちょこまか、スピード勝負で、大胆なアクションがあまり見られませんでした。
嘘がばれて会社に負われる立場になる、というポイントをもっと早い段階で見せて、そこから逃げたり、という設定にすればいいのに、ばれるのが結構後のほうだったので、待ちくたびれたーという感じ。ハラハラドキドキが全然、なかったなー。
ソ・ジソプは、アクションとかかっこよくやってはいましたが、キャラクターに全く共感できなかったのが残念。やはりウォンビンの「アジョシ」と比べられる映画だと思いますが、ウォンビンの勝ち。「アジョシ」は男が見ても、ウォンビン、カッコいい!と思いましたもん。今回のソ・ジソプは女性ファンはキャーかもしれませんが、男性客は、ワーにはならないと思います。
今回、一番の収穫は、クァク・ドウォン!!「占い師たち」に引き続きクァク・ドウォン!!この人、やはりうまい!!この映画の中で一番、いきいき輝いていました。ソ・ジソプの上司でありながら、現場を知らないということで、代表からちょっとバカにされるという役。カリスマありましたよー。カリスマの中にも、ユーモアを少しずつ加えながら。シナリオにはない、おそらくアドリブだろうな、という部分がちょこちょこあったんですが、さすがだなーと思いました。こういう細かいところでキャラを作っているんだと!!
この映画で、クレジットの名前が3番目に!!
次の作品は、「占い師たち」のシン・ジョンウォン監督と再び!!「ザ・ドック(仮題)」というタイトルで、SFファンタジー。出演は、「人喰い猪、公民館を襲撃す!」のオム・テウン、そしてハン・イェスル、そして三番目がクァク・ドウォン!!内容は、地球外生命体に感染した犬を取り巻いて、ヤクザ、警察、科学者たちが繰り広げる、(おそらく)はちゃめちゃコメディー!!笑。この作品は、結構前から企画進行中で、いつになったらインするのか、ずっと待っていた作品です。7月の記事では10月にインすると書いてありますが、どうなったんでしょうか!!
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