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イ・ミンギ、キム・ミニ主演の「恋愛の温度」を見てきました。日曜にミョンドンのロッテシネマで見てきたんですけど、自分が見た回はほぼ満席でした。3月21日に公開して、2週連続で2位だったのかな?そこそこヒットしてると思います。
共演は、チェ・ムソン、ラ・ミラン、ハ・ヨンス、イ・ムンジョン、キム・ガンヒョン、チェ・グィファ。
普通のラブコメだけど、スラングが多いということで、18禁映画というところが、結構いい感じでアピールされてるんじゃないでしょうか。別にセクシーなシーンとか暴力があるわけじゃなくて、ただただスラングな台詞があるだけ。普通だったらそこは避けてなんとか、15禁に合わせると思いますが、あえて18禁にしたところにセンスがあるなと思います。監督の力か、製作者のオープンなマインドのお陰か。
2人が別れたところから始まります。そしてそこから、悔しさのため、お互いに攻撃しまくり。着払いでゴミとか、わざと壊したノートブックを送りつけたり、会社では付き合ってたことは秘密だったから、別れた相手は最悪な人だったとわざと相手の前で言ったり。そして、お互いに新しい相手の存在がちらりと見えると、嫉妬しまくりになったり。
とにかく、男も女もリアルに描かれていると思います。男も女もかっこ悪く描かれています。見てて、ここまでするかよ・・・でも、してしまうよなーとか、ここまで惨めな行動とって恥ずかしくないか?でも、やってしまいそうだよなーとか。
隣に座ってた20代女性は、女キャラの行動を見て、ぼそっと、うわー、腹立つ!!と言ってました。笑。それくらいにリアルなんですよね。女性客には女主人公に同情してくれとか、そんな演出じゃないと思うんですけど、でも、普通の人っぽすぎるから、いつの間にか感情移入してるみたいな。
男キャラも、ほんと小さい人間だなーと思っていても、わかるわかる、絶対そうなると思う、みたいに思ったり。ほんと惨めな人間だと思いながら、でも、回りにもいそうなリアル感。
イ・ミンギとキム・ミニ、結構似合ってましたね。イ・ミンギは、ところどころかなり痩せて見えるので、ドクロかよ!と突っ込みを入れたくなるくらいでした。映画はもちろんシーンの順番に撮らずに、場所ごとに撮影をしてくので、撮影の最初の頃か、終わりの頃か、途中か、とにかく、何度がドクロが出てきました。って、っちょ言いすぎかな。でも、他のシーンではかなりかっこよかったですよ。
キム・ミニは、「火車」で、女優として認められて、その後いろんなシナリオの中からこの映画を選んだのは、正解だったと思います。女優と呼ばれるようになったからといって、ギャラがたくさんもらえるからとかといって、大作にでると失敗する可能性があると思うんですよね。しっかりやりたい役を、背伸びせずに自分ができる役を生き生きと演じているところに、ほんと拍手したくなりましたね。この人の顔って、独特なモデルタイプの顔ですよね。実際はわからないけど、めっちゃ小さい!って顔でもないし、ちょっとお面のようにのっぺりした感じだったり。でも、そこが魅力で、その顔から表現される、笑いだったり、泣きだったり、叫びだったり、怒りには、やはり個性があります。ちょっと生意気そうなかわいらしさがあるんですよね。セクシーもちょこっと混ざってて。
助演では、チェ・ムソンとか、ラ・ミランが目立ってましたが、一番は、キム・ガンヒョンですね。
この人です。映画の経歴はあまりないんですけど、演劇は13年らしいです。1977年生まれなので、イ・ミンギよりも実際は年上だけど、イ・ミンギの仕事場の後輩という役柄。演劇で鍛えた演技なのでしょう、ほんと、笑わせてくれます。そして自然で、オーバーじゃない感じ。さらに、今回は銀行員という役ですが、どこの銀行に行ってもいそうな、普通な感じが自然で、リアル感を出しまくっていました。この人の演技をまた映画で見てみたいですね。もしくは、演劇で生で見てみたいです。
普通、ロマコメって、主人公たちの職業がかっこよかったりするじゃないですか。デザイナーとか、芸術してるとか、出版社とか、そんな感じで。でも、今回の主人公たちの仕事は、銀行員!!なんて、地味な!!銀行員二人のロマコメなんてなかったですよね?銀行全体の研修に行って、そこでいろいろと事件が起こったり。しかも、登場人物たちは、会社のおそろいのポロシャツに短パン、サンダルみたいないでたちで。
かっこいい役者、かわいい女優をきれいに着飾ったら、結局、映画でしかないんですけど、今回は、役者たちにそんなに目立つ素晴らしい衣装を着させるでもなく、誰もがあこがれる職業を与えるでもない、っていう演出で、リアルを追求したのだと思います。見て損のない映画ですね。
男「悪かった」
女「何が、悪かったっての?」
男「もうやめよう」
女「何をやめるっての?」
男「あ、もう無理」
「恋愛の温度」
女「おいしい?」
男「うん。どうして?」
女「こんなときによく食べれるわね」
男「うん。どうしたんだ?」
女「もう、いい」
「恋愛の温度」
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