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今日、4月4日に公開されたシン・ハギュン主演の「ランニングマン」を早速見てきました。
息子と2人で暮らすガキっぽい父親。昼間は車の整備の仕事をして、夜は個人のコールタクシーの運転手をしている。そんな父親が大嫌いな息子との関係は最悪。そんな主人公がいきなり大きな陰謀に巻き込まれ、殺人の濡れ衣を着せられて、警察から、そして怪しい奴らから追われることになる。
まず、この映画の売りは、シン・ハギュンが初めてのアクションに挑戦するということと、とにかくソウルのいたるところを逃げ回るというところでしょう。誰もが知ってる場所を逃げているので、見てて迫力がありましたね。映画の仕事をしてる人間としては、こんなところでよく撮影ができたなー、野次馬処理にかなり大変だっただろうに、と思ってしまいました。観客にとったら、知ってる場所でアクションが繰り広げられているので、リアルに感じられたんじゃないでしょうか。
CGを駆使したシーンが多いですが、CGの水準は結構よかったと思います。もちろん、CGじゃないと撮影できないカットがたくさんありますが、そんなこと気にせず、リアルに感じられる水準でしたね。
ところどころ、ありえねー!!って感じのカーアクションなどがありますが、映画全体がコメディーたっちな感じなので、自然に感じられたり。許されるというか。笑。
エンディング近くのカーアクションシーンは、アイディアを練るのにも相当な時間がかかったと思いますし、どこまでを実際にとってどこからをCGにするかなど、かなりの打ち合わせを要したと思います。拍手。
宣伝記事でよく書かれていることは、この映画が父親と息子の話だということです。父親に反抗している息子。自分の母親が誰かも詳しいことを教えてもらっておらず、自分が誰からも愛されずに生まれてきたと思っている。主人公がそんな息子と和解していく過程もこの映画では大きなストーリーの一つになっています。
最初は自分の父親が犯人なのか?と疑ったけど、でも、父親を信じて、自分なりに事件の真相に迫ろうとする息子。自分も危険な状況に陥ったときに、自分のことを考えてくれる父親の愛情を初めて感じる息子。
試写会を見た人の中には、この父子愛のくだりが、うざいという人もいたようですね。笑。くどいというか、わざと感動させようとしているように見えると。個人的には、そこまでは思いませんでしたが、息子のキャラが、事件の真相を自分なりに暴こうと出てくるところは、オーバーだなと思ってしまいました。笑。
残念だったのは、キラーたちのキャスティング。個人的にちょっと弱い感じがしました。悪っぽく見えますが、なんかカリスマがないんですよね。もっと若くてクールに見えるキラーとかならいいのに、40代でちょっとだけ鋭く見えるキラーだったので、あまり怖くなかったです。
シン・ハギュンは、かなりよかったです。この映画がただただまじめなアクション映画だったら、ちょっとクサイと思われていたかもしれませんが、シン・ハギュンのちょっと軽い感じの演技が、そのクサさを中和させたような。いや、クサくていいんです、この映画は!!みたいな感じで見せてくれました。いやいや、アクション映画に初めて挑戦したわけですが、走りまくってますね。もちろん危険なシーンはスタントが演じていますが、それでも相当な体力がないとあんだけ走れませんって。撮影なんて、1回でOKになりませんからね。全力疾走を何度やっても、足がつることもなく、同じような速度で走るための体作りをしっかりやって、撮影に挑んだように見えました。
今日から、シン・ハギュンさん主演のドラマも始まるようですね。偶然なのか、今日はシン・ハギュンデーって感じですね。
総合的に見て、ソウル市内でアレだけの撮影をしたってところは、拍手レベルです。面白い絵を見せてもらった感じです。途中、コメディーに走りすぎでオーバーな場面があったり、ちょっとクサい感じはありましたが、でも、エンターテイメント作品として充分に楽しめる映画になっています。
共演は、イ・ミンホ、キム・サンホ、チョ・ウンジ、オ・ジョンセ、チュ・ヒョン。
予約率ランキングではイ・ビョンホンの「G.I.ジョー バック2リベンジ」についで2位ですね。これから口コミが広がって1位をとることができるのか。この映画はハリウッドの20世紀フォックスがはじめて韓国映画に投資した作品なので、個人的に注目しています。この作品がうまくいけば、ハリウッドの大手も、韓国映画で金儲けができる!!いい作品を作れる!!さらには、ハリウッドよりも安く製作できるから、韓国で撮影するシーンをつくってみようか!!などと、いろんな効果が生まれるように思います。そういう意味でも、この映画にはヒットしてもらいたいと思います!!
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