韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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1月9日に公開した、パク・シニャン、キム・ジョンテ、オム・ジウォン主演の「霊媒ヤクザ」を見てきました。
 
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内容もあまり把握せずに、期待せずに見たところ、結構楽しめました!!
 
内容は、手お平に傷を負ったヤクザ、その傷のせいで生命線に変化が起こり、霊媒師にならないと死んでしまう運命になってしまう。知るか!!と強がっていたが、列車に引かれそうになったり、トラック?に衝突して、摘まれていた鉄パイプが車を突き刺しにしたり。組には秘密にして霊媒師になるヤクザの2住生活が始まる。そのうち、幽霊も見えるようになり、彼を頼る幽霊がじゃんじゃん寄ってくる。主人公が霊媒師だと気付いたライバルヤクザが、ボスの前でその正体をお暴いてやろうと密かに計画をたてる・・・というストーリー。
 
かなり古典な?コメディー満載で!!笑。
でも、古典で基本的な昔のコントを見ているようで、懐かしさがあり、最近ではこのようなコメディーがなかったように思うので、結構、新鮮でした。見てて、このシーンでこうなって笑わせるだろうと想像でいたりもするんですが、でも、笑ってしまうような基本コメディー。笑。
 
パク・シニャンは、去年のコ・ヒョンジョン主演の「ミスGO」に特別出演していたようですが、主演として出演した映画は2007年の「まぶしい一日」以来!!7,8年ぶりということになります!!かなり映画界から離れていましたね。彼は、決してハンサムな顔ではないと思うんですが、カリスマ性とコメディー性、独特な魅力を持った役者だと思います。そして、何よりもおばちゃんたちから人気があるような!!自分が見たときは、80%がおばちゃん観客でした。
 
今回、霊媒師の時は、顔を白く塗って、目元のメイクもかなりしています。女装する役ではありませんが、メイクはしっかりしてるので、女装に挑戦!!と言っても大げさではないでしょう。これって、結構な挑戦だなと思います。久しぶりの主演作なので、かなり気合を入れて、勝負してやろう!!と思ったのだと思いますね。その勝負が報われて?出だしの成績はいい感じですね。
 
昨日、12日の観客動員は31万8909人で堂々の1位です!!公開した9日の観客動員も1位でしたね。今日、日曜の動員がどうなるかわかりませんが、公開1週目の成績はおそらく、ソル・ギョング、ソン・イェジン、キム・サンギョン主演の「タワー」や「レミゼラブル」を抜いて1位になるんじゃないでしょうか。
 
監督のチョ・ジンギュさんは、「奥様はギャングスター」の監督さんです。
 
パク・シニャンのライバルヤクザとして出演しているのは、キム・ジョンテさん。野望があるけど、どこかから周りなヤクザ。ボスに気に入られようと、ボスが気に入っているパク・シニャンをどうにかして、おとしめようといつも企んでいる。それなりに出番はあるんですが、個人的にキム・ジョンテさんは、もっと大きな役をやってもいい俳優に思いますが、いつも、完全な脇に回ってるんですよね。まだ主役は無理だと思いますが、もうちょっとカッコいい役とか、印象に残る役をやってもいいように思うんですが。ちょっともったいない役者。
 
パク・シニャンに霊媒師になれと誘う霊媒師役に、オム・ジウォン。かなり作りこんだ役。今回は100%コメディー担当なので、かなり作りこんだキャラクターを100%楽しんで演技していたように見えました。女優として美しくないといけないという負担はなかったんじゃないでしょうか。ただただ笑わせなきゃいけないという負担はあったと思いますが。でも、かなり美しかったです。無駄にセクシーなキャラだったので、かなり美しく映っていましたね。彼女はコメディーセンスを持っている女優なので、似合っていました。ここまで爆発してくれる女優はそういませんよ。笑。
 
パク・シニャンの部下役で、キム・ソンギュンが出演しています。彼は2012年のヒット作、ハ・ジョンウとチェ・ミンシク主演の「犯罪との戦争」で強烈な印象と共に映画デビューし、こいつは誰だ!?と話題になった役者さんです。キム・ユンジン主演の「隣人」では、殺人犯役をほんとに不気味に演じました。舞台出身の役者なので、どんな役をやってもうまいですね。今回のコメディー演技も、なかなかでした。笑いました。次は来月公開のキム・ユンソク主演の「南へ走れ」ですね。
 
もう1人の部下役で出演したチェ・ジホ、どこかで見たことあるなと思っていたら、「アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜」のサングラスでした。
 
この映画、最後はかなり泣かせてくれます。ベタに泣かせるのかもしれませんが、泣けます。ひたすら笑っていた観客も、最後は、鼻をすすりながら泣いていました。ベタな路線を追求した感動があります。自分も、ちょっと涙が出てしまいました。笑。
 
その涙をさそうのは、パク・シニャンではなくて、子役のユン・ソンイちゃん。この子、最強ですよ。かなりうまいですよ。基本、いたずらっ子なイメージなんですが、強烈な方言演技で、インパクト強かったです。泣くシーンが結構多かったんですが、わざとらしくもなく純粋な涙があふれ出し、観客の涙腺を緩めます。この映画に足を運んだ観客はパク・シニャンのおかげだと思いますが、口コミの力は、この子の演技だと思いますね。この映画で一番インパクトありますし、この映画の成功はこの子にあるかもしれません。最後のほう、パク・シニャン、埋もれてるぞ!と思ったくらいです。
 
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こういうカリスマを持ちながら、
 
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こんなメイクをしてしまいます。正直、ちょっと気持ち悪かったです。笑。ま、コメディーなので、そのほうがいいと思いますが。
 
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味がいまいち薄い、キム・ジョンテ。
 
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後ろが部下のキム・ソンギュンと、アンティークのチェ・ジホ。
 
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金に目がないオム・ジウォンのキャラクター。
 
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カフェでの打ち合わせに、こんな頭をして行くくらいの気合の入れよう。周りの客からは、クスクス笑われる。
 
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最強のユン・ソンイちゃん。決して美人顔じゃなく、素朴な田舎で元気に走り回ってる感じがする、そういうキャラと外見が見事にマッチしましたね。
 
どこまで記録を延ばせるか楽しみですが、来週公開作品には、ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ主演のタイを舞台にした津波映画「インポッシブル」が公開されます。ナオミ・ワッツがアカデミー主演女優賞にノミネートされていることも宣伝になって、結構な客が入るのではないかと予想しています。また、トム・クルーズの「アウトロー」も同じく公開になります。韓国映画のライバルとしては、1月24日公開のリュ・スンリョン主演の「7号室のプレゼント」でしょうか。同じコメディーとして、絶対負けたくないはず!!また、「タワー」の勢いもまだ完全に弱まったわけじゃないってのが、心配ですね。「霊媒ヤクザ」頑張れ!!
 
 

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