韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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韓国は、珍島沖の客船沈没事故で、全国が涙で包まれています。この船には、修学旅行生が乗っていたんですが、その高校に行ってきました。

水曜の夜に、日本にいる知り合いの記者から急遽、取材で行くことになったから、スケジュールが空いていたら、通訳をお願いという電話がありました。タイミングよく、スケジュールが空いていたので、木曜から日曜まで4日間、この高校があるアンサンというソウル郊外に行ってきました。

木曜は、沈没した次の日。学生の両親たちは、珍島、現地に向かい、その兄弟や、親戚、そして、この高校の1年生と3年生が、学校に集まっていました。多くの人たちが、泣いていました。希望を持たなければならないのに、絶望の悲しみに浸っていました。彼らの表情を見ると、泣いてしまいそうで、それを耐えるのに必死でした。

今回、船の中からのメッセージ、SNSはすべていたずらだったということがわかりました。そんなメッセージを受けた瞬間、泣き崩れている女性を実際に見ました。死ぬほどに泣いていた女性。でも、希望を感じた涙だったのに、それがすべていたずらだったなんて。。。こんなメッセージを最初に送った人は、厳しい処罰を受けるべきです!!あの女性の希望の涙を直接、魅せてやりたい。女性が泣き崩れる光景は忘れることができません。

この人の夜、1年生、3年生は運動場で、それぞれのメッセージを掲げて1時間、雨の降る運動場に立っていました。どうにか、この気持ちをまだ発見されてない先輩、後輩、そして先生たちに届けと。いろんなメッセージがありました。「待ってるから早く帰ってこい」「お腹すいただろ?おいしいお母さんのご飯を食べようよ」「寒いよね?私が暖めてあげるから、がんばって」。そんな中で、シンプルに「ごめんね」というメッセージには、ほんと涙が出そうになってしまいました。

木曜に、何人かの親戚や関係者に話を聞くことができました。このとき、まだSSNSがいたずらだということは、判明してなかったので、生存者がいるとうことで、かなりの希望を持っていたのに。その日の夜中、話を聞かせてくれた人の、2人の生徒が遺体で発見されてしまいました。まだ、発見される遺体は少なかった頃なのに、2人もの生徒が発見されてしまうとは。。。

それを自分が知ったのは、次の日の朝だったんですが、かなりショックを受けてしまいました。希望を持っていた気持ちが一瞬にして、絶望に変わってしまいました。

日に日に、学校、体育館には、拾うと絶望の空気が。それでも、奇跡を信じて、絶望に飲み込まれないように、必死で耐えている人々。

学校の廊下の壁、階段の壁には、1年生、3年生から、行方不明の2年生、先生たちへのメッセージがあちこちに貼ってありました。詳しく読むと、涙が出てしまいそうだったので、詳しくは読めませんでした。

イメージ 1

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こういう現場での取材は、かなりしんどいものがありました。でも、自分が協力した取材の記事を世界中の人が読んで、少しでも韓国の状況を詳しく知ってくれたら。少しでも、亡くなった人たち、行方不明の人たち、絶望の中にいる家族たちの心に近づいて、一緒に奇跡を祈ってくれたらと思います。

ニュースを見ていても、生存者の数は変わらずに、死亡者の数だけが増えて行く。今回、いたずらSNS、民間ダイバーと名乗る女の嘘のインタビュー、政府の対応、そして船長含め、船上員たちがとった行動など、腹立たしくて許せない部分は多いけど、そんなことはどうでもいい。とにかく、奇跡が起こってくれればと。正直、今、行方不明になってるすべてが生きて戻ってくるとは思いません。。。でも、一人でも多くの人が生きて戻ってきますように!!

みなさんも、一緒に祈って下さい!!

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