韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

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続き2013年韓国映画の自分ベスト10を紹介します。
 
10位「高齢化家族」
9位「スノーピアサー」
8位「新世界」
7位「ベルリンファイル」
6位「ソウォン」
5位「ファイ:怪物に育てられた子」
4位「ザ・テロ・ライブ」
 
そして、
 
3位「監視者たち」
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警察の中の監視班を主人公にしたアクション映画。
 
これが韓国映画が誇るアクション!!
 
とにかく、スケールの大きいアクションだったので度肝を抜かれました。人気がいないところでのアクションは今までも多かったですが、人が結構いるようなところでのアクションには驚きました。ストーリーの力もあったと思います。さらに役者の力もあったと思いますし。
 
この映画は警察を描く映画だったので、警察の協力もかなり得られたと思いますが、こんなにも人がいるようなところで面白いアクションを作ったということ、評価されるべきですね。日本と比べてしまうと、アクションは比べ物にならないですよね。韓国はエンターテイメントという産業を世界に発信しようとしてるところがあったり、まだまだお役職なんて関係なく、おもしろいならいいじゃん、なんで悪いの?的な純粋な部分が羨ましいなと。
 
キャラ的には自分はいまいちだったけど、チョン・ウソンの悪役も意外だったことも映画を面白く見れた要因だったように思います。あと、今まで、ソル・ギョングには興味がなかったけど、力を抜いた魅力が爆発していました。犬堂一心監督、嵐の相葉雅紀主演の映画にキャスティングされたハン・ヒョジュのキャラ、演技もよかったです。
 
日本でも早く公開してほしいです!!
 
「監視者たち」(ソル・ギョング、チョン・ウソン、ハン・ヒョジュ)鑑賞!!
 
2位「弁護士」
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12月18日に公開されたソン・ガンホ主演のドラマ「弁護人」!!
 
かなりヒットを続けています。韓国で一番ヒットした「アバター」の興行スピードも抜くほどの爆走ヒットだとか。いやいや、すごいですよ。観客動員数が落ちないんですよ。どんどん口コミが広がっています。
 
18日公開だから、2週間くらいしかたっていないのに、すでに650万人を動員しました。1月1日は、1日で67万人もの人が見た模様。すごいですよね。
 
この映画は自殺したノ・ムヒョン大統領の若かりし頃の話を映画です。韓国人は社会、政治に関心があるので、このような映画にはかなり興味があるし、話題になります。で、すごいのが、この映画の宣伝としてノ・ムヒョンの名前がまったくないこと。今の大統領のパクさん的には気に食わない映画なようで、宣伝会社にノ・ムヒョンという名前を絶対出すなという警告があったとか。で、宣伝的にはノ・ムヒョンという文字はまったくないんですが、それでも、知ってる人は知ってるため、ツイッターとかブログではノ・ムヒョンの映画だという話がかなり多くあがっています。そこが話題になって、みんな見に行ってしまうんですよね。最初から、ノ・ムヒョンの映画ということを売りにするよりは、よかったと思います。
 
とらえずは、今後、大統領のクネさんの任期が終わる前には政治的な映画は出ないと思います。聞いた話によると、大手の投資会社では、政治的な映画をすべてアウトしているようです。結局、作ったところで公開できなかったりするため。なので、「弁護人」は公開のタイミングが絶妙によかったんですよね。1ヶ月でも遅かったら、駄目になっていたかも。とりあえずは、早ければクネさんの任期が終わるちょっと前くらいまでは、政治的な映画は公開されないと思います。そんなことも思ってるからこそ、政治に関心がある国民は劇場に走るのです。
 
ソン・ガンホは素晴らしい役者であり、チケットパワーもある役者だと認められてきましたが、2013年ほどにチケットパワーを発揮した年はなかったんではないでしょうか。「スノーピアサー」、「観顔」は1000万人に及ぶ勢いの大ヒットを飛ばし、この「弁護人」も1000万人を超える映画だと、誰もが言ってますし。すごい人ですし、選ぶ目がある人だと思います。今回の映画なんて、政治を描いた映画だから、たたかれる危険もあるのに、引き受けたという挑戦がすごいと思います。
 
宣伝でも、ノ・ムヒョンという文字は使ってないですし、記事でもノ・ムヒョンという名前はでてないようです。みんな暗黙の了解で書けないという。1000万人を超えたとしても書かない、書けないでしょうね。いつか政権が変わったときには書けるのではないでしょうか。
 
出演:ソン・ガンホ、キム・ヨンエ、オ・ダルス、クァク・ドウォン、シワン、ソン・ヨンチャン、チョン・ウォンジュン、チョ・ミンギ。監督:ヤン・ウソク。
 
「弁護人」(ソン・ガンホ)鑑賞!!
 
「弁護人」(ソン・ガンホ)メインポスター&メイン予告編!!
 
 
1位「家に帰る道」
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金のために外国に荷物を運んだら、それがコカインだったため、フランスでつかまった普通の主婦を描いたチョン・ドヨン、コス主演のドラマ。
 
ちょっと前に見た映画が、自分の中の2013年韓国映画の1位になってしまいました。
 
期待しなかったから、楽しめた映画だったかもしれません。友達の中には、この映画、いまいちだった、という人もいたりもしますが、いろいろ考えた結果、この映画が自分の中で1位になりました。
 
「弁護人」とかなり悩みました。「弁護人」はかなり心にきたし、重要な映画であり、韓国人の多くの心に響くというアイテムも評価したいですが、結局は100%理解できてないという部分がありました。それは自分が韓国人ではないから。法律的な難しい用語があったりしたため、100%理解できていません。さらに、描かれている時代に自分は韓国にはいなかったため、ある程度は感じられても、100%理解はできないということ。
 
「家に帰る道」は、最初は前のブログにも書いたように、バカな夫婦だ、悪いことをしてると思いながらも金のためにさらにバカになってしまったと思いました。でも、人間の基本である好きな人に会いたい、家族のもとに帰りたいというテーマに惹かれました。自分は海外で生活しているので、海外での大変さというものを知っています。この主人公は言葉も通ない刑務所で長い時間を過ごしました。自分はその苦労を知ることはできませんし、想像しても主人公が感じたまでには到達はできません。でも、海外でのことという部分では、ある程度理解はできるんですよ。
 
つっこみたい部分はちょこちょこありますが、それでも自分の心にぐっと響いた映画テーマはこの「家に帰る道」でした。
 
ちなみに、12月31日は日本人の友達の家で、鍋をつつきながら紅白を数年ぶりに見ました。いろいろ突っ込みながらも紅白を見るのが、日本の大晦日の過ごし方なだと日本の実家で過ごしていた大晦日を思い出して、しみじみしてしまいました。このパーティに外国人の友達も結構来てて、その中のスペイン人と韓国で生まれてフランスで育った奴が、この「家に帰る道」で翻訳とか通訳で参加したと!!驚くべき縁に感動しました!!「家に帰る道」のプロデューサーは友達なんで、彼らのプロデューサーの写真を見せたら、もちろん知ってるよ!!とお互い、一瞬で仲良くなりました。
 
1月2日までの成績は、178万2667人。
 
出演:チョン・ドヨン、コス、カン・ジウ、チェ・ミンチョル、イ・ドンフィ。監督:パン・ウンジン。
 
 
2013年の韓国映画界。かなりのヒット作が生まれました。韓国映画、外国映画を含めての映画人口は今までで一番多かったようです。2012年は2億人観客を超えれませんでしたが、2013年は、12月の半ばで、2億人を超えました!!さらに、人口1人あたりに見る1年間の映画鑑賞回数は、全世界で1位になりました!!韓国って、映画的に、結構すごい国なんですよ!!
 
大ヒットの韓国映画がたくさん出たため、映画に投資したいところがかなり多くなってる模様で、2014年は、かなりの数の韓国映画に投資が行く模様。そして、2014年、2015年は、かなりの数の韓国映画が撮影に入ると予想されます。そして、多く作りすぎたために、公開できなかったり、ぶつかり合って観客を分けた映画などが出てきて、思うように振るわない、という結果になり、2016年は、韓国映画への投資は少なくなるのかも。映画界の流れはやっぱり繰り返しなので。それでも、どんどんよくなっている韓国映画の未来に期待して、とことんこの国で自分も韓国映画に関わっていきたいと思います。
 
 
とにかく、今年、2014年もどうぞよろしくお願いします!!
あけましておめでとうございます。2014年が始まりましたね!!今年も、韓国で映画の仕事を楽しんでいきたいと思います。現場にいるからこそのネタをもっと発信できるようにがんばりたいと思います。
 
それでは、自分が見た2013年の韓国映画ベスト10を発表していきたいと思います。
 
10位「高齢化家族」
9位「スノーピアサー」
8位「新世界」
 
そして、
 
7位「ベルリンファイル」
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1月30日に公開された、ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョン主演のベルリンを舞台にしたスパイアクション映画。
 
今まで、リュ・スンワン監督の映画は、面白くはあるけど、そこまで心に来る感じはなかったんですよ。いい感じで撮れてるし、おもしろくなくはない。でも、ま、いい感じだね程度で終わっていたんですが、今回は、外国が背景ということで、アクションもストーリー的にも新しいものを見せられた感じがして、ちょっとうらやましいなと思ったのを覚えています。
 
ハ・ジョンウとハン・ソッキュという、新旧の演技派スター共演という部分も魅力のひとつでした。あと、チョン・ジヒョンがかなりよかったということ!!今まで、アイドル的なイメージがあって演技方向の役者じゃないと思っていたんですけど、今回は演技派に向き始めた!ということで結構興奮しましたね。年齢もある程度とったので、表現力に説得力が出てきたなと。年齢による表現力って、若いけど演技がうまいという役者には出せない味があるんですよね。これは、チョン・ジヒョンという役者を知ってるから思うことであり、チョン・ジヒョンのことをまったく知らない人が見たら、そこまで魅力を感じない部分かもしれませんが。役者って、やはり本人のイメージと比べながら見られるしかないので、年齢をとったときに、落ちたなと思われる役者と、いい味が出てきたと思われる役者に分かれると思います。チョン・ジヒョンは、これからさらに延びる役者だと思いました。
 
出演:ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョン、イ・ギョンヨン、チェ・ムソン、クァク・ドウォン、キム・ソヒョン、ペ・ジョンナム。監督:リュ・スンワン。
 
「ベルリン」(ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ)鑑賞!!
 
「ベルリン」(ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ)メインポスター&メイン予告編!!
 
「ベルリン」(ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ)ティーザー予告編!!
 
6位「ソウォン」
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10月2日に公開されたハン・ソッキュ、オム・ジウォン主演の感動ドラマ。
 
重くなりそうな映画を微笑みながら見れる映画でした。心に痛いほど、胸が詰まりすぎるほどに泣かせてくれるけど、重く残らない良質の映画でしたね。
 
日本でも公式公開してほしいです。これは、どの国で見ても共感できる映画だと思います。
 
自分、実は韓国にいながら、見てない韓国映画がかなり多いんですよ。正直、恥ずかしいくらいに。撮影中は映画を見れないし、時間ができたら、はっぱりハリウッド映画で育った自分なので、ハリウッド映画に走ってしまうんですよね。なので、ここ最近は、韓国映画も見るように努力はしています。で、イ・ジュニク監督の映画、今回、初めてかも。。。恥かしい・・・。
 
出演:ソル・ギョング、オム・ジウォン、イレ、キム・ヘスク、キム・サンホ、ラ・ミラン、ヤン・ジンソン、キム・ドヨプ。監督:イ・ジュニク。
 
「ソウォン」(ソル・ギョング、オム・ジウォン)鑑賞!!
 
5位「ファイ:怪物を飲み込んだ子」
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10月9日に公開したキム・ユンソク主演のアクション・ドラマ。
 
全然、期待してなかったんですが、やられました。まず、5人の犯罪者が子供を育てたというアイテム。5人の犯罪者の男に育てられた子供はどう育つのか?と気になりますよね。リアルではないですが、単純に悪になるのか?それともやっぱり善?なのかという部分。映画としては、善にならないと面白くはないと思いながらも、どうなるかドキドキしました。
 
こんな非現実的な内容を盛り上げたのは、演技派たちが集まったことだと思います。演技に没頭して映画を見ることができる。そして、アクションですね。韓国映画の素晴らしさのひとつは日本にはできない派手なアクション。
 
出演:キム・ユンソク、ヨ・ジング、チョ・ジヌン、チャン・ヒョンソン、キム・ソンギュン、パク・ヘジュン、ナム・ジヒョン、ユ・ヨンソク。監督:チャン・ジュンファン。
 
「ファイ:怪物を飲み込んだ子」(キム・ユンソク、ヨ・ジング)鑑賞!!
 
4位「ザ・テロ・ライブ」
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7月31日に公開したハ・ジョンウの一人劇映画!!
 
ここまで、同じ空間で見せる映画は韓国映画では珍しく、その新しさに惹かれてしまいました。映画人たちは、ハ・ジョンウの演技は、そこまでよくはなかったと言ってましたが、それでも、観客たちはハ・ジョンウしかほぼ出てないのに、ヒットしたということは、ハ・ジョンウが好きだということですよね。若手では、この人がナンバー1の演技派ですね。これからも、どんどん渋い俳優になっていくと思うので、楽しみです。そこまでかっこいい外見でもないのに、ここまでのチケットパワーがある役者って若手ではいないですよね。すごい俳優です。自分は「九狐尾家族」、妻夫木聡と共演した「ノーボーイズ・ノークライ」で一緒に仕事したんですが、またいつか一緒に映画ができたら最高ですね。ちなみに、「ノーボーイズ・ノークライ」にハ・ジョンウをキャスティングした人は、6位の「ソウォン」を製作した人なんです。
 
出演:ハ・ジョンウ、イ・ギョンヨン、チョン・ヘジン、チェ・ジノ、キム・ソジン、イ・ダウィッ、キム・デミョン、カン・ジナ。監督:キム・ビョンウ。
 
3位〜1位は次に続く。

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