韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

『ザ・ゲーム』

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写真1
似顔絵画家4人。協力に感謝!!

写真2
位置確認のリハーサル中のウンソンさん。こういう位置取りで似顔絵画家たちが絵を描いてくれた。

写真3
本番直前のハギュンさんとウンソンさん。ハギュンさん後ろ姿だ・・・申し訳ない(笑。

写真4
似顔絵画家さんが、ウンソンさんの似顔絵を描いてるところ。ウンソンさん、うれしそうだったな。
ハギュンさんの似顔絵も描いてもらいましたよ。


6月12日(火)、撮影5日目。

今日の撮影は、テハンノのマロニエ公園。
映画のオープニングを飾る重要なシーン。
ハギュンさん、ウンソンさん、そして今日が撮影初日になる、ビョン・ヒボンさん。
3人揃っての初めての撮影だから、スタッフの気持ちも高鳴ってたな。
天気もかなりよく、夜、雨シーンがかなりの割合を占める
今回の映画だから、ほんと気分がいい日だった。

ヒドは、マロニエ公園で、似顔絵画家をしてる人。
実際に、ハギュンさんは似顔絵を書くシーンはさすがになかったが、
撮影前に、似顔絵画家の仲間役の方に、手の動かし方や、
線の書き方を学んでの撮影。
リハーサルのときは、実際に書いていたが、
いやいや、びっくりした。うまい!!という絵ではなかったが、
モデルの特徴を捉えて、似てる!!と思った。味があった。
ハギュンさん、実は絵の素質があるのかもよ。

似顔絵画家の仲間役として、実際に公園などで、
似顔絵画家をしてる方々5人に協力してもらった。
最初は、ただのエキストラでただ座って、描いてる演技をしてもらおうかと思ったけど、
やっぱり、リアリティーを出すためには、本物のほうがいいと思い、
急遽探して、連絡して来てもらった。
・・・さすがだね。
ただ座ってるだけでも、味がでてる、リアリティーがでてる、
画面にシマリがでてた。
実際に、似顔絵を書いてもらう客役をエキストラの人がやってて、
画家さんたちが、絵を描く。
似てる!!それぞれに個性があり、人の顔がこんなにも
違うように、個性持って描かれるのかと、実際に目で感じて、感動した。
彼らの中には、似顔絵画家を初めて21年という経歴の人たちがいた。
似顔絵といえば、昔からマロニエ公園と言われてるが(最近はいろんなところに散らばったが)、
彼たちは、マロニエ公園で似顔絵を初めて初期のメンバー。
そんな、まさにホンモノがこの映画に出演してくれて、
意味のあるシーンになったとかなり満足。
ヒドの仲間が、100%ホンモノだから。
映画と現実がここでもリンクした。

こんなすごい人たちが、大変な撮影にあわせて、
絵を描いてくれて、待機してくれて、ほんとにありがたかった。
嫌な顔ひとつせずに、すべてにおいて協力してくれた。
1日だったけど、お互いすごく出会えたことがうれしくて、
年の差を越えて、なんか通じ合えたなと思った。
2ヶ月後に、テハンノでの撮影があるから、
そのときにまた来てもらう予定。
その前にも、時間があったら、自分の似顔絵を描いてもらいに行きたいな。

やっぱり自分は、太陽を浴びながら野外で走り回ってるほうが、似合うと思った。
室内で、こまごまと仕事してるよりも、
体全体を使って、汗をたらしながら、はーはーしてるほうが、気持ちいい。
やりがい、いい出会いがあるから、この仕事はかなり楽しい。
自分に合ってるなと思う。

しかり、余裕がない撮影でもあったのは、確か。
なぜならエキストラが100人!!
さらに、ホームレス多数!!(笑)
マロニエ公園には、いつもホームレスがいて、
朝から酒を飲んでいて、言うことを聞いてくれない。
本番中にも関わらず、大声で怒鳴ってきたり、
喧嘩になりそうな場面がかなり多かった。
おそらく、今日の撮影はあとで、
すべてスタジオでダビング作業をしなければならないかも。

それでも結果的には、大満足の撮影だった。
野外での昼間撮影は、次いつあるのだろうか。。。
それまで、このパワーを持続させておこう。

6月8日金曜、撮影4日目。
ノシクの豪邸の前のシーン。
ヒドとノシクの妻のヘリン(イ・ヘヨン)さんが車に乗ってやってきて、
家の中に入っていくという場面。
相変わらず雨のシーン。

実際に夕方、夕立がかなり激しく降ったし、
撮影場所が、パジュという北のほうだったから、
かなり寒かった。
半袖では、耐えられなくて、鳥肌が強烈にでるくらい。
それなのに、ヒドは、半袖で雨に打たれ続ける。
まじで寒かったと思いますね。
風邪引いてなければいいんですけど。

ノシクの家に入るか、どうするか、決心して入るとき、
激しく雷が・・・
ヒドの運命が狂っていくきっかけになる場面。

撮影は行われた場所は、パジュ英語の村という場所で、
英語勉強キャンプなどが行われる場所。
子供たちが集まって、外国人の先生と一緒に遊んだりしながら、
英語を学ぼうという目的の場所。
中では、いちおう英語しかしゃべったらだめということになってるけど、
そんなのは、無理だから、みんなしゃべってます。
敷地内は、かなり広くて、
長崎のハウステンボスみたいになってるので(自分は行った事ないけど)、
観光や写真を撮りに来る人も結構いるらしい。

イ・ヘヨンさんの撮影一日目だったわけで、
初めて彼女の演技を見たけど、
やっぱりすごいな。
台詞はなかったのに、歩き方、表情、目、すべてが完璧だった。
誰が見ても、すげー!!と思う。
女優の中の女優だ!と思うくらいに、すごかった。
こういう役者さんを目指して、
たくさんの俳優の卵が生まれるんだろうなと思った。


・・・
話しは外れるが、
撮影は、天気によって、かなり影響される。
だから、天気を調べることは、欠かせない。
気象庁や、空軍関係の機関に電話して、
詳しく、天気を聞く。
明日は、雨降りますか?
降るなら、どれくらいの確立ですか?何時ごろ降りますか?
詳しく聞く必要がある。
明日は、夕立が来るでしょうという話しを聞いた。
じゃあ、その夕立は正確には、何時ごろ降りますか?
ってしつこく聞いていたら、
向こう起こって、夕立って、いきなりふるもので、
何時に降るなんて、予想できないものだ!!
と怒ってきた(笑。
まー、理解できる、そんなところまで予想できないから。
でも、自分たちにとったら、かなり重要なところなので。
気象庁、この機関は、映画関係の人からの電話が多いから、
いらいらむかむかしてるという話しを聞いた(笑。

6月7日(木)、撮影3日目。

同じく、ウナの家での撮影。
前回撮りきれなかった室内シーンの残りを撮影したあと、
家の庭でのアクションシーン。
しかも、雨シーンだから、俳優たちの苦労は想像を絶するものとなった。

ヤクザ役3人と、ヒド。
それを部屋の中から涙ながらに見るしかできないウナ・・・
そういう設定のもと準備が進められる。

かなり激しいアクションシーンがあるため、
リハーサルがしっかりと行われる。
雨の中のシーンとのこともあり、
しっかりした流れ、お互いの呼吸のタイミングがないと、
NGが出続けてしまう。
それよりは、しっかりと時間をかけてリハーサルするのがいい。
前回同様、監督はこういうふうに倒れるんだ、
こういう感じで殴られるんだと、
自ら手本になるため、濡れた地面にひざをついたり、
手をついたり、倒れたり体を使って、詳しく説明してくれた。
それを見てるすべての人が、監督!!服が汚れるよ!!
ほら、ズボンがそんなに泥だらけになった!!
と、心の中で心配するが、その真剣な演技指導をとめられるものはいないし、
とめる理由も見当たらない。

家の中から外にでてのアクションシーンということで、
NGが出たら、服を交換しなければならない。
最初から濡れていたらだめだし、泥だらけだとだめだから。
なので、衣装チームはNGを想定して、同じ衣装を何着も準備する。

アクションシーンの難しいところは、
実際に殴ったり蹴ったりするわけじゃないから、
それをうまくごまかすことができるのかという部分。
殴ってるふりをする、蹴ってるふりをする。
でも、そこで中途半端にしてしまったら、
カメラにはすぐに、あ、これは、うそ見え見えだ・・・
ちんけなアクションシーンだな、とばれてしまう。
実際に蹴ったり殴ったりしないとしても、
アクションシーンで消耗する体力は計り知れない。
しかも、雨まで降っているのだから。
何度も何度もNGがでて、現場の雰囲気はどんどん
マイナス方向に進んでいく。
俳優たちが苦労している。体力は大丈夫か。
やればやるほど、体は動かなくなっていくはずだ。
怪我したらどうしようか、と。
でも、いい絵を撮るためには、観客に息を呑んで見てもらうためには、
ここで妥協するわけにはいかない。
監督も、心を鬼にして、もう一度やろうと、指示をだす。

何度目かのテイクで、ヤクザ役のパンチがハギュンさんの左顎に直撃した!!
もちろんそこで、カット!!と中断するわけにはいかないし、
雨の中、激しいアクションの中では、殴られたか、どうかなんて、
スタッフ側からすると、判断できない。
それくらいに、すべてが実際に殴る蹴るの連続のようにも見える。
最後までの流れが終わったあと、ハギュンさんが苦痛の表情。
すぐに氷で冷やし、現場の誰もが心配するが、
ハギュンさんは、みんなを心配させまいと、笑顔で大丈夫だと答える。
次こそは、次こそは、成功してくれ!と誰もが祈る。
俳優の変わりに殴られたり蹴られたりすることもできないこの状況で、
自分たちにできることは、ただただ祈るのみ。
彼らの真剣ですばらしい演技をこの目でしっかりと見守ることのみ。

レディー、アクション!!!

ヤクザたちの怒鳴り、ヒドをののしる台詞、ヒドの悲痛の叫び・・・
これは、映画の撮影だ。これは、演技だ。これは、作り物だ。
と自分に言い聞かせようとしても、そういう考えを消滅させる
ヤクザとヒドがそこにいた。
そこだけが、別に空間になったかのような不思議な気持ち。
映画館のスクリーンが、立体的にこの場にいきなり現れたかのような感覚。
いや、自分たちの世界のこのヤクザとヒドのいる世界は、別世界なのか。
現実世界なら、もうやめよう、つらくて見てられないよ、
ととめてしまうかもしれない。
涙がでそうになった。
痛々しくてヒドの姿に現場にいる誰もが感動したのは間違いない。

庭から、家の中を見ると、そこには、ウナが窓越しに
嗚咽を漏らしながら、泣いている。
恋人を助けたいが、どうしようもないウナ。
左手が動くたびに、照明に照らされ光るカップルリングが
悲しみをさらにアップさせた。

撮影3日目にして、この感動。
9月の頭まで、こういう感動をいくつ体験していくのだろうか。
自分の中の感動メーターがいつ、はちきれてしまうのだろうか。
感動しすぎて、仕事にならなかったらどうしようか(笑。
いや、こういうことは、なかなか体験できるものじゃない、
裏に潜んだ数々の感動が2時間にぎゅっと凝縮された「ザ・ゲーム」、
早くみなさんにお届けしたい。

−−−−−−−−−
今回、ヤクザ役で登場した3人を軽く紹介。
キム社長役は、チョ・チョンホさん。
映画を始め、演劇界でも活躍してる彼は、小学3年生のお父さん。
映画界では、まだまだ新人ではあると思うが、
いいキャラクターをもってると思う。
今回の映画をきっかけに、まだ別の顔もたくさん見たいと思う。

ヤクザ2役は、チェ・ウクさん。
彼のオーディションには、自分が付き合っていたため、
配役が決まったときは、かなりうれしかった。
自分が見てるなか、涙を流す演技を披露してくれて、
そういう体験ははじめてだったので、感動してしまった。
彼は、日本映画「パッチギ2」の韓国シーン?に出演している。

ヤクザ3は、シン・ヒジュンさん。
演劇界を中心に活躍している俳優さん。
笑ったらすごくやさしく見えるが、普段は、すごくミステリアスな
表情をしているようにも見える。
俳優としては、そういうミステリアスな部分が観客の興味を引いていいと思う。
アクションもできる役者さんとして、今後に期待したいと思う。

6月5日、撮影2日目。
同じく、ウナの家の居間での撮影。
今回は、ちらりとアクションシーンもある場面だったので、
緊張感あふれる撮影となった。
アクションシーンのため、狭い室内には、カメラが2台準備されて、
同時に撮影を進められる。

ヒド、ウナ、ウナの母親、そしてその他の助演俳優が3人参加。
助演俳優たちへの演技指導の時の監督の目が印象的だった。
じっと、瞬きもせずに、俳優の視線、表情を見ている監督の鋭いまなざし。
この俳優から、どういう演技を引き出そうとしてるのか、
この鋭さを見ていると、こちらも緊張してしまう。
アクションシーンのリハーサルでは、
監督も一緒に助演俳優の変わりにリハーサルに加わり、
殴り、蹴り、床に倒れの動作、演技指導をする。
アクションシーンは、ひとつ間違っただけで、
大きな怪我につながるので、時間をかけてしっかりとリハーサルをする。

リハーサルの時のハギュンの演技にちょっと驚いた。
自然すぎたから。
演技なのか、素なのか、一瞬間違ってしまいそうなくらい。
それほどにも、自然な演技にかすかに感動してしまった。
ハギュンさん、あまりにも、ヒドになりきってる、
ヒドになってしまったから、
あ、こんにちわ、ヒドさん!!って挨拶してしまいそう(笑。

6月4日、クランクイン。
撮影1日目。

ウナの家でサムゲタンを仲良く食べるシーン。
3人仲良くサムゲタンを食べている。
ヒドとウナ(ハギュンさんとウンソンさん)、ほんとよく似合っている。
シナリオの台詞通りの場合もあれば、
アドリブを要求される場合もある。
監督がカット!!と言うまではカメラは回り続けているから、
俳優たちも、じっとしてるわけにはいかず、
演技を続けなければならない。
そういうところに、新しいヒドとウナが生まれるような気がする。
シナリオには載っていないヒドとウナの言葉。
ハギュンさんとウンソンさんが考えるヒドという人物とウナという人物が
こういう部分でよくあわられる。

カメラの動きと動作が合わなければならないカットでは、
やっぱりNGが多くなる。
別に演技がだめだというわけじゃなくて、
カメラと動作のタイミングが合わなくてのNG。
カメラがここまで来たときに高らかに乾杯するというタイミングが必要な時など。
カメラは窓の外から室内を写しているから、
俳優たちには見えないし、それを気にしたらだめだとも思う。
何度も何度も繰り返される。

サムゲタンを食べ始める部分では、
NGがでるたびに、新しいサムゲタンを準備する。
余裕をもって、準備してあるけど、
もしNGが続いてサムゲタンが足りなくなったらどうしようか。。。
という不安にあったが、無事に乗り越えた。

とにかく、シナリオという文字の世界に住んでいたヒドとウナが、
自分の目の前に現れ、現実になった、そういう日だった。
ずっと手紙だけで連絡していた人に
初めて会うような、そういう感覚と似ている(自分は実際にはそういう経験はないが・笑)。
はじめまして、こんにちわ。ヒドさん、ウナさん。
ずっと前から知ってましたが、こういう方だったんですね。
とあいさつをしてしまいそうなそういう不思議な感覚だった。
ストーカーが初めて、その人としゃべったような、
そういう感覚と似ている(自分は実際にはそういう経験はないが・笑)。


9月の頭まで、いろんなヒドとウナに会えるのかと思うと、
わくわくしてしまう。

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