日本映画「信さん‐炭坑町のセレナーデ」を見ました。
出演は、小雪、池松壮亮、石田卓也、柄本時生、小林廉、中村大地、
金澤美穂、光石研、村上淳、中尾ミエ、岸辺一徳、大竹しのぶ。
監督は、平山秀幸。
知り合いのプロデューサーの方がこの作品を作ったので、
「彼岸島」に関わってるときから、この作品は
ずっと見たいと思っていたんですが、
日本での公開も思ったよりも、遅れたようですし、
そこまでは日本ではヒットしてないと思うので(評判は悪くないと思いますが)、
韓国での公開は難しいだろうな・・・と思っていたところ、
何気なくネットを見てたら、
上映情報が舞い込んできて、即効で次の日に見てきました!!
いきなり見れることになるとは予想もしてなかったので、
この機会を逃したら駄目だ!と思いましたね。
小雪は、韓国でも知られている女優さんです。
でも、「小雪」と聞いて、すぐには思い浮かばないと思いますが、
「ラストサムライ」の日本人女優と言えばわかると思いますし、
チョン・ジヒョン主演の「ラストブラッド」でも、悪役だかを演じていましたよね。
公式ホームページの内容を紹介します。
昭和38年、美智代は故郷である福岡の炭坑町に
小学生の息子・守とともに帰ってきた。
炭坑によって支えられ、
男も女も子供たちも貧しくとも明るく肩を寄せ合って暮らす町。
ある日、悪ガキたちに囲まれた守の前に一人の少年が現れ、
あざやかに相手を打ち負かし守を救ってくれる。
町では知らぬものはいない札付きの少年・信さん。
親を早くに亡くし、親戚にひきとられていた信さんは、
いつも疎まれ厄介者のような扱いを受けていた。
誰も自分のことなどわかってくれない、そう思ってきた信さんにとって、
息子を守ってくれたこの事件を期に
やさしく接してくれる美智代は特別な存在になる。
それは母親への愛のようであり、淡い恋心のようであり・・・。
けれど、信さんにもこの炭坑町にも、
受け止め乗り越えなければいけない厳しい現実がすぐそばまで忍び寄っていた。
映画の感想としては、子供たちが生き生きしてて、よかったなーと思いました。
映画を見終わった後も、子供たちかわいかったねー、と言ってる人が
ちょこちょこいましたね。
でも、子供時代が終って、大人時代になったときからは、
ちょっと勢いが落ちたかなと思いましたね。
友達の母親にほのかな恋心のようなものを持つことになる信さんですが、
ちょっと、素直に喜べないというか・・・微妙な感じはありました。
映画自体が爽快な印象のある映画だったので、
そこにほのかな禁断の愛に繋がる内容は、似合ってない感じがして、
しっくりきませんでした。
完全、ラブストーリー、禁断の愛です!!って感じの映画ならば、
ドキドキしながらも、どうなるのか、くっついてしまえ!!
などと、思ったと思いますが、
でも、この爽やかさでは、お願いだから、間違いは犯すな・・・と
思ってしまうしかなかったです。
小雪よ、どうか、正しい行動を・・・と思って見てしまったり(笑。
でも、貧しいけれど、みんな楽しく一生懸命生きているという炭坑町の表現は、
かなり生き生きしていて、見てて、こっちまで元気がもらえそうな感じでした。
子供時代の信さんを演じていた小林廉君は、ほんとよかったですよ。
力強い目に逞しさを感じで、でも、どこかに不安で、弱い面も見えたり。
小雪に初めて会うシーンで、今までの強さから想像もできない弱さを見せて、
泣いてしまうとおいうシーンは、この映画で一番印象に残るシーンだと思います。
この子の目は、韓国の歌手兼、女優のパク・チユンに似てるんですよ(笑。
あと、青年時代の主人公・小雪の息子役を演じた池松壮亮は、
どこかで見たことあるな・・・と思っていて、
家で調べてみたら、「ラストサムライ」でした!!
小雪と共演していたんですね!!
「ラストサムライ」で誰かの息子役でしたっけ?
小さな子供として出てたと思います。大きく成長したなー。
大竹しのぶさんも出演してますが、いつもとはまったく違う印象なので、
ところどころ、これは別人?また別の人物?と迷ってしまうくらいでした。
祭りのシーンで、大竹さんだ!と分かるんですが、
子供を叩くシーン、葬式シーンでは、ほんと別人でした。
この女優さんの印象って、ちょっととぼけた感じで、
コメディーっぽさを密かに感じさせる、そういう演技を得意としてると思うですね、
ちょっと、少女っぽさを感じさせる演技。
でも、今回は、逞しい、でも不安をたくさん抱えている母親役で、
少女っぽさや、とぼけなどは、ゼロでした。
葬式のシーンとか、すげーと思いました。
この映画の監督、平山秀幸監督の作品では、
国分太一、香里奈主演の「しゃべれども、しゃべれども」が最高です。
大爆笑しながも、涙もでてくる、暖かい映画。
国分太一が最後に落語をしているシーンで、
カメラがゆっくりと、ゆっくりと、国分太一に近づく長いカットがあるんですが、
ここで、涙がでてきたのを覚えています。
ほんと、いい映画!!
もう一度見たい映画!!
DVDを買いたい映画です!!
4月22日に日本でDVDが発売されるようですね。
一番上のポスターがメインで、このポスターがサブポスターなのかな?
一番上のメインポスター、結構気にいってます。
向日葵の形のように、人物も丸く配置した感じがおしゃれですし。
やはり、一番重要なシーンで、印象に残るシーンである、
子供時代の信さんが小雪の胸で泣くシーンがメインとして使われてますね。
でも、左下の抱き合ってる大人時代の信さんである石田卓也と小雪は、
いらないなーと思いました・・・
この「信さん‐炭坑町のセレナーデ」は韓国では一般公開ではなく、
「われわれ」と題された日韓映画祭で上映されました。
3月10日から16日までのこの映画祭の主催は、
映画社白頭大幹、日本国際交流基金、在韓日本大使館で、
なんと、今回の上映は、先着順での無料上映でした!!
1日4本まで、1回につき2枚までのチケットをもらうことができます。
今回、上映される日本映画は、
日中韓合作で、ソル・ギョングも出演している「カメリア」、
「マジックアンドロス」「オカンの嫁入り」「信さん・炭坑町のセレナーデ」
「プルコギ」「にあんちゃん」「キューポラのある街」「絞死刑」
「泥の河」「片翼だけの天使」「潤の街」。
崔洋一監督・特別展として、
「十階のモスキート」「友よ、静かに瞑れ」「Aサインデイズ」
「月はどっちにでている」「マークスの山」「血と骨」「カムイ外伝」。
松江哲明監督・特別展として、
「あんにょんキムチ」「カレーライスの女たち」「セキ☆ララ」
「童貞。をプロデュース」「ライブテープ」。
日本での地震の被害は、日を追うごとに、ひどくなっていますよね。
映画どころじゃない、エンターテイメントどころじゃない、ということで、
12日は、日本では映画の撮影が中止になったところが多かったようです。
でも、昨日からまた再会してるところが、多いようです。
それどころじゃないだろう!!と思うかもしれませんが、
でも、映画って人々に力を与える、そういう役柄も担っていると思うので、
いい作品を必死に作ってほしいと思います。
日本が元気を出すために、
映画、音楽をはじめ、様々なエンターテイメントが役立ちますように。
韓国でも、救助隊を日本に送りましたね。
昨日の夜、出発予定だったのが、どこの空港に行けばいいのか、
決定されず、夜を越した、今日の朝8時に、出発したと聞きました。
どこの空港かは、ちょっと知りませんが・・・
救助隊の中には、通訳も含まれているようで、
この人って、救助隊の訓練を受けた人なのか、
それとも、ただただ通訳だけなのか。
自分も、通訳とかで参加できたらなと思いました。
でも、今、自分が抜けられない仕事があるので、しかたないですが・・・
日本は大変なことになってるのに、自分は悠々と安全な韓国にいる。
なんか、微妙です。
とりあえず、ネットテレビを繋げて、日本のニュースをずっと見ています。
被災地の皆さんが、早く希望をしっかりともてるようになり、
そして、希望を与えられるような救助、支援がしっかりと行えますように。