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12月30日にソル・ギョング、ソン・イェジン、キム・サンギョン主演の「タワー」を見てきました。
公開前、映画界では評判が悪かったんですよ。がんばってるけど、うーん、そこまでの力はない・・・みたいな話が結構流れてて。しかも、監督はハ・ジウォン主演の「7鉱区」を失敗させてますから、同じことになるんじゃないのか、と言われていました。
でも、めでたいことに、公開した12月25日には、一日で43万人が見たりと大ヒットスタートしました!!普通は韓国では木曜日公開が多いですが、今回は火曜日公開。クリスマス25日の休日にスタートダッシュを期待したのでしょう!!「レ・ミゼラブル」もヒットしてる中、「タワー」勢いよくヒットを続けています。昨日、元旦の成績は41万人!!合計観客動員243万人です。今日中に250万突破ですね。
ヒットの要因は、まず12月は「レ・ミゼラブル」2時間40分、「ホビット」2時間50分と長くて重い作品が続きました。なので、普通のランニングタイムで、何も考えずに軽く見れる作品を選びたかったというのがあるかもしれません。あと、災難映画って難しくなくて、理解もしやすいし、ベタだけど感動もあるという部分が、選びやすいのかもしれません。あと、CGが以外とすごい!!ので、そこも見ものですね。25日に見た43万人が一気に口コミを広めたのでしょう!!
自分はまったく期待せずに見たので、かなり楽しかったです。「7鉱区」がほんと駄目だったので、二の舞になるんじゃなか、クサイ演出だったら嫌だなーと、ほんと期待しなかったんですが、そのせいか、いやいや、ハラハラドキドキしました。笑。
ソン・イェジンはなかなかいい活躍でしたね。ソン・イェジンはほんと可愛いです。演技もできて度胸もあり、そして可愛い。最高の女優ですね。こういうブロックバスターの中にいるソン・イェジン、新鮮でした。
ソル・ギョングは、しょうじき、イマイチでした。キャラクター自体が、ありがちだからかもしれません。ブロックバスター映画の主人公といったら、こんなキャラと誰もがいえそうなキャラ。ま、しかたないでしょう。細かいキャラの背景を見せてたら、時間が足りませんからね。でも、ベタでクサイ部分が多くて、ソル・ギョングにはあまり感情移入できませんでした。
感情移入はキム・サンギョンにできましたね。娘のいるシングルファザー。娘を守るため、そして片思いしているソン・イェジンを守るために大奮闘していました。最初はばらばらにいて、とにかく危険をおかして、娘とソン・イェジンを探しに行く。そこから一緒に危険をおかして脱出を試みる。そして、さらに娘と離れ離れに・・・と、いろんな状況によるキム・サンギョンの人間的な部分が表現されていて、応援したくなりました。
キム・イングォン、最高!!ソル・ギョングの部下の消防隊員。すぐに死んでしまうキャラだろうなと思ってたんですが、しぶとくしぶとく生きています。たくましさと、ヒーローじゃない、普通の人間なところが笑いをちょこちょこととっています。まじめな映画ほどコミカル要素も必要なわけで、キム・イングォンのコミカルさはオーバーでもなく、絶妙なバランスをたもっています。
同じく、笑い担当としては、キム・ソンオ。「絆創膏」「私のPSパートナー」に続き、12月3本目の映画。彼はオーバー演技が売りのような気がしますね。オーバーリアクションで笑いをとるタイプ。ま、まじめな人間たちの中で、一人騒がしいキャラがいてもいいかと。重くなりすぎないいい要素になってたかも。
イ・ハンウィさんも出演してます。出演シーンはそう多くないですが、さりげなく笑いをとってました。この人のコミカルさは嫌味がないので、かなり好きですね。今回は、ほんとおとなしめのキャラで、さりげなく。
「マイウェイ」でチャン・ドンゴンの少年時代を演じた、ト・ジハンも出ています。彼は新人消防隊員役。悪くはなかったですが、熱すぎでした。新人隊員ということで熱血漢、オーバーな使命感があるのは、わかるんですが、ちょっとオーバーすぎだと思えたり。あと、彼の顔は濃い目なので、感情を出しすぎると、オーバーさが強調されたり、くさくなってしまいます。ちょっと注意したほうがいいかも。
チャ・インピョは悪役を演じていますが、おそらく編集でカットされたのか、消化不良な悪役で終っています。おそらく時間を短くするために、チャ・インピョの後半が結構切られたんじゃないでしょうか。途中でいきなりいなくなってしまうので。もっと、悪がいたほうが困難に面してる主人公たちに同情できたんじゃないかと思います。そうすればこそ、最後にさらなる感動があったのかも。
そうそう、最後、泣いてる観客、結構いました!!自分もライスはちょっとジーンと着てしまいました。ラストのラスト。生きて脱出できた人、家族が死んだと分かって泣き崩れる人、仲間を助けられなかったと泣く人、などなど、ありがちな感動シーンなんですけど、ジーンときましたね。やられました。笑。
この映画の見ものは炎とCGですね。消防隊員と炎が対決するシーンがあったんですが、炎の勢いはすごかったです。CGで追加もされてると思いますが、現場でも結構あったと思います。撮影、かなり大変だっただろうなと。想像しただけで、逃げたいです。笑。でも、この炎との対決シーンは、消防隊員はみんなヘルメット?マスク?とつけてるので、誰が誰だかまったくわからず。危機に陥ったのが誰かもわからず、ひたすら主人公だと思われる人物が叫んだりしてるけど、誰かもわからず。状況も四方八方、炎なので、方向感覚や、今何をしようとしてるのかも、全然表現できてなかったです。迫力はあったのかもしれませんが、かなり退屈なシーンになってしまいました。
CGはすごかったです!!ヨイドに建てられた仮想のツインタワー。建物がかなりリアルだったので、最初登場したとき、観客はワー!!って感じでした。ガラスの反射なんかに気を使ったのか、そういう部分がリアル感を出してましたね。室内にいても、外の景色などはすべてCG合成だと思いますが、かなりの量です。CGチームに拍手。
全体的にクサイ演出はありますが、そこを炎と水などが次々と襲ってくるというストーリー展開が助けてくれたように思います。次から次ぎへと問題が発生します。キャストの華やかさと、ほんと高層ビルで火災になったらどうしようという恐怖が観客を楽しませる要素になっていると思います。
今後、特に大作で期待されてるものがないので、勢いは続くんじゃないでしょうかね。
「タワー」
監督:キム・ジフン
出演:ソル・ギョング、ソン・イェジン、キム・サンギョン、キム・イングォン、ト・ジハン、チョ・ミナ、アン・ソンギ、キム・ソンオ、イ・ジュハ、ミニョン、チョン・グクヒャン、チョン・インギ、チャ・インピョ、クォン・テウォン、イ・ハンウィ、ソン・ジェホ、イ・ジュシル
特別出演:パク・チョルミン、キム・ウンス
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