韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

★2013韓国映画★

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チャン・ヒョク主演、キム・テギュン監督の「いちごミルク」の前半戦の撮影が終わり、ソウルに戻りました。映画館からかなり遠ざかっていたので、久しぶりに映画を見てきました。
 
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ちょうど、会った2人くらいから、「ソウォン」を見たんだけど、かなりよかった!!涙がでまくった!!という話を聞いて、見てみることに。まったくの予備知識がない状態で。どういうストーリーかもわからず。ポスターを見て、ソル・ギョングと、オム・ジウォン、そして、子役の女の子が出てるというくらいの情報のみで見てみました。
 
暖かいファミリーものだろうと見てたら、なんと、小学生役の子役の可愛い女の子、ソウォンが雨の朝、登校中に、酒に酔った気持ちわるいおっさんに、襲われてしまいました・・・レイプされてしまいました。
 
まさか、こんな映画だったとは。見てるのが本当にきつくなるくらいに、心が痛む映画でした。子供がいる人たちは、見てられないんじゃないでしょうかね。
 
 
ソル・ギョングとオム・ジウォンは夫婦役で、ひたすら涙涙の演技。オム・ジウォンは心が爆発してしまったかのような、悲しみの演技。ソル・ギョングは、抑えながらも、抑えきれない部分から涙がにじみ出る演技。二人とも、演技派役者ですから、その悲しみが嫌というくらいに、観客の心に伝わってきました。
 
ソル・ギョングはやっぱりうまい。前は、うまい役者ではあるけど、それほど好きな役者ではなかったんですよ。なんか、ヒーローものばかりに出演してるイメージがあって。でも、チョン・ウソン、ハン・ヒョジュと共演した「監視者」を見てから、いいなと思い始めました。遅すぎ!とつっこまれるかもしれませんが。笑。この人は、普通の人の役のほうが、よさが出ると個人的には思っています。
 
オム・ジウォンは、セクシーな面も持ち合わせた女優だと思います。とにかく演技がしたい女優。実際、年齢よりも上に見られがちだと思うんですよ。そこは損してるかもとは思いますが、今回のような田舎のちゃきちゃき母さん役は、かなり合っていましたね。演技をしたい女優にとって、おいしい役だったと思います。化粧っけゼロで挑むのって、女優としては、かなりの挑戦だと思いますが、そんなのどうでもいい、役になりきれれば化粧なんて、必要ない!!という意気込み、かっこいいです。
 
韓国映画、うまい子役、ほんと多いなーと思います。今回のソウォン役のイレちゃんも、すごすぎました。かなり難しい役だと思うんですよ。心のセラピー的な医者?がしっかりと子役のケアーをしながらの撮影だったと思いますが、小さな女の子に、レイプされた役だということを伝えること、理解させることはかなりのことだと思います。演技するにあたって、ある程度は、理解していないと、あそこまでの演技は難しいのかなと。どうなんでしょうかね。別の話をして、あの演技を出させたのかな。。。
 
この映画が感動的なのは、ソル・ギョングとオム・ジウォンの演技じゃなくて、イレちゃんの演技が素晴らしいから感動的な映画になっていると思います。ソル・ギョング、オム・ジウォンはあくまでもそれを支える役。イレちゃんの、悲しみを抱えながらも、希望に向かおうと、立ち向かおうとする姿に感動します。
 
また、この映画が感動的なのは、家族もあるけど、友情というポイントもあります。学校に来なくなった友達に早く学校に出てきてほしい友達たち。ソル・ギョングの仕事場の仲間。オム・ジウォンを支えるママ友。友情もしっかりと描かれていて、そこでも感動してしまいました。家族と友情がしっかり表現されている映画です。
 
あと、アニメの着ぐるみがちょこちょこ出てくるんですが、悲しい映画を、絶望的すぎる映画にならないように、いいポイントになっていたと思います。さらに、その着ぐるみを利用して、父と娘の感動的なエピソードを作り上げてました。悲しみから、いい具合に、オーバーにならないように希望を持たせる、素晴らしい映画だと思います。
 
韓国人が、好きそうな映画ですね。これ以上なく悲しく、観客を泣かせまくる。そこから笑いをプラスしながら、感動、希望を感じさせる。ちょっと、くさい部分もありますが、でも、思いっきり感が韓国映画のいいポイントだと思います。
 
監督は、イ・ジュニク監督。
 
メインポスターですが、かなり嫌いです。全然、駄目です。映画のよさがまったく伝わってきませんね。最初、このポスターを見たとき、なんの想像も起こらないし、ただただ感動させる、ありきたりのオリジナリティーもない映画だろうと思いました。家族の話だろうに、母親であろうオム・ジウォンがピントボケ。じゃ、父親と娘の話か?と思ってしまいますよね。この映画は特に、父親と娘に焦点を当てている映画ではありません。この家族は、小さな文房具をやってるんですが、そういう部分もポスターに入れ込めばいいのに。ただただ家の軒下?っぽいところにいるだけ。スティールカットじゃなくて、ポスター用に撮影した写真だと思いますが、金をかけて撮ったにしては、もったいない仕上がりになっていると思います。このポスターで何を伝えたかったんだろう。。。なぞ。
 
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共演は、キム・ヘスク、キム・サンホ、ラ・ミラン、ヤン・ジンソン、キム・ドヨプ。
 
ヤン・ジンソンは、これからを期待した若手女優。今回は、田舎の警察官を演じていましたが、正直言って、似合ってなかったなー。笑。可愛くて独特な魅力を持っているんですが、田舎という部分が似合っていなかったような。さらに、可愛い顔が警察という強いイメージには合わなかったかも。今回の役は、警察だからといって強い役じゃなくて、家族を支える役ではありましたが、警察の服が似合ってなかったかな。でも、今後に期待!!
 
ちなみに、女の子の名前「ソウォン」は、韓国語で「願い」という意味でもあります。なので観客たちは、このポスター、タイトルと見たとき、女の子の名前だとは誰も思わず「願い」とい意味として、この映画を捕らえていると思います。
 
10月2日に公開したこの「ソウォン」。ちょうど、200万人突破したようです。まずまずの成績でしょう。正直、地味な映画に見えるので、200万人を突破したのは、口こみのおかげだと思います。自分が見たときは、おばちゃん10人くらいの団体さんが来てたので、年配者の間でも口コミが広がっているようですね。昨日、金曜の記録も3人だったので、もう少しだけ動員数を伸ばすのではないでしょうか。
チャン・ヒョク、スエ主演の「風邪」を見てきました。
 
共演は、パク・ミナ、ユ・ヘジン、イ・ヒジュン、キム・ギヒョン、イ・サンヨプ、パク・ヒョジュ、パク・ジョンミン、イ・ヨンス、オ・デファン。特別出演として、チャ・インピョ、マ・ドンソク。
 
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この映画、CJがかなりの額の金を投資したにも関わらず、配給をしなかったという、かなりの、あるいみ問題作!!普通は、投資したなら、なんとかヒットさせて設けようと思うのに、それを放棄した!!とは!!
 
CJは、ポン・ジュノ監督の「スノーピアサー」が予想通り?のヒットになったので、「風邪」を配給するとなると、「スノーピアサー」のスクリーンを分けることになる、それはもったいない、このまま「スノーピアサー」で設ける、という計画で、「風邪」をあきらめたと思われます。
 
でも、「風邪」チームにとっては、親に捨てられた形になったから、かなりのショックを受けていると思います。韓国で一番大きな投資会社に投資してもらい作ったのに、捨てられるとは。。。ま、裏ではどういう話し合いがあり、このような形になったのかは、わかりませんが、映画界では、このように言われているので、ある程度は、あっているんじゃないでしょうか。
 
試写会での評判、正直、よくなかったようです。見た人に、どうだった?と聞くと、リアクションに困ってる様子。。。笑。
 
それを見て、あー、期待はずれだったんだなーと。だから、CJは配給をあきらめたんだろうなと。。。
 
しかし、公開7日で、200万人の観客動員!!ということは、なかなかの記録だと思うんですよ。全然、悪くない。
 
「スノーピアサー」も、ハ・ジョンウ主演の「ザ・テロ・ライブ」も最初から勢いがよくて、見たい人はある程度みて勢いが落ち始めと、「風邪」の公開が重なったから、みんな新しい映画に走った結果だと思います。いやー、正直、CJが配給をあきらめたというのを聞いて、かなり心配してたんですが、よかったよかった。
 
で、見た感想ですが、ここまでの規模を作ったのには、拍手を送りたくなりました。災難系の映画で、ここまでのエキストラを使って、ここまでの規模をスクリーンに映し出したパワーは評価したいと思います。
 
客が入っているのは、この規模を見るのがひとつの理由だと思います。エキストラ、何人使ってるのか、スタッフに聞いてみたいです。笑。映画人として、かなり気になります。撮影期間もかなり長かったので、準備を入念にして、しっかりと撮影をしたんだと思います。
 
西島秀俊、キム・ヒョジン主演の「無名人 ゲノムハザード」の監督は、キム・ソンス監督。この「風邪」の監督も同名のキム・ソンス監督。「風邪」の撮影は「無名人」がクランクインする結構前で、クランクアップは、「無名人」のクランクアップの後だったと思います。
 
「風邪」は結構、笑えます。観客たちは、くすくす、笑っていました。笑いの中心は、助演でチャン・ヒョクの同僚の救助隊を演じているユ・ヘジンのキャラクターでしたね。最初から最後の最後まで笑いを届けてくれました。
 
でも、笑いには、もうひとつあって、ありゃー、こんな演出をしてしまった、、、とか、こんなキャラクターになってしまった、、、あいた口がふさがらない、、、的な、乾いた笑いも正直ありましたね。演出の意図とは、間逆に、笑われたという、演出者、スタッフにとっては、悔しい感じ。
 
正直、自分も、いや、これはちょっとな。。。と思う部分もありました。
 
チャン・ヒョクは、正義感にあふれすぎてて、リアル感がなかったり。ここまでの正義のヒーローはかっこいいよりも、逆にださく見えてしまったり。あと、前半は、妙にコメディータッチに走ってて、かっこ悪いんですよ。スエは、途中からはかなりかなりかっこよかったですが、出だしは、しょうもないコメディー劇を見てるようで、見てられませんでした。笑。このコメディー感と、途中のかっこよさは、まるで別人!!これじゃ駄目だろ!!って。笑。
 
映画を見てて、客がひたすら乾いた笑いを飛ばしてるのが、途中から、それを楽しんでいるようにも思えました。それが口コミにつながっているのかも、それもひとつの理由になっているのかもしれません。関係者にしたら、避けたい部分ですが、それが、観客動員につながっているなら、見てみないふりをするでしょう。笑。
 
よかったのは、子役の子の演技。今年の頭に大大ヒットした「7号室のプレゼント」の少女のような美少女系ではなくて、素朴な感じのかわいさが、子供らしくて、ほんと愛らしかったです。この純粋さが、この映画の軽くみえる部分を補ってくれてたように思います。
 
よくあるパターンですが、政府の人間は、バカばかりで、自体をまじめに受け入れない。そういう部分は、いろんな映画で描かれていると思いますが、今回は、あからさまに前面にでてて、しかも、オーバーな感じなんですよ。オーバーすぎるから、見てて腹が立って主人公たちよ、がんばれ!!と感じるので、観客の感情操作には役にたってるのかもしれませんが、でも、それにしても、かなりオーバーすぎるので、そこが映画を軽くしてるかもなと思いました。
 
チャン・ヒョクは、ヒーローは似合うけど、コメディータッチは、似合ってなかった。かっこいいヒーローのみで進めたほうが、よかったと思います。
スエ、演技は一番だったけど、出だしのコメディーたっちの演技は、チャン・ヒョクと同じく似合ってなかった。かっこいいカリスマだけでも、映画を十分にひっぱっていけたのに。
 
最近、韓国映画で気に入らないのは、むやみにコメディーを入れてくる部分です。まじめな映画ほど、コメディーがあったほうが、観客受けがいい!!と一般的には言われていると思いますが、でも、無理に入れると、逆に映画が軽くなって、クオリティーが落ちると思うんですよ。今回は、そんな部分がかなり見えてしまって、残念でした。この映画は、まじめ路線のみで進めたほうが、恐怖があったと思います。
 
オ・デファンという役者が出ています。オム・ジョンファ主演の「モンタージュ」で前半、キム・サンギョンの相棒役を演じていた役者さん。「モンタージュ」で結構、目立っていて、映画を見終わった後も、記憶に残るようなイメージ、演技。
 
で、今回、自分が準備している映画のオーディションで直接会って話す機会がありました。「風邪」、期待してます!!って伝えたら、実は、編集でかなりカットされたらしく、製作会社から申し訳ないといいう連絡もあったという。演技が駄目だったとかじゃなくて、映画の流れとか、ランニングタイムを考えて、ほぼすべてカットされた感じでした。少しは出るんかなと思ったら、自分の記憶では、ヘルメットをかぶった状態での台詞が1,2つはあったと思いますが、ほかはゼロだったと思います。
 
今回は、残念なことになりましたが、今後、期待した役者さんです。自分が参加してる映画のオーディションの結果としては、彼のスケジュールが合わないがために、オーディション合格にはなりませんでした。。。かなりかなり残念!!
 
「風邪」。かなり残念な部分は多いですが、でも、軽く見るには、面白い作品だと思います。もう、つっこみながら見ちゃえ!!的な。
 
スエと一緒に仕事してみたくなりました。
9月に、ソル・ギョング、ムン・ソリ、ダニエル・へニー、コ・チャンソク主演の「スパイ」が公開されます。
 
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タイトルが「スパイ」に決まりましたね。韓国特有のザ・シンプル・タイトル!!今まで、韓国語タイトルのシンプルさ、2文字が流行でしたが、これからは、英語の1単語のタイトルブームが始まってもいいなーと個人的に思います。
 
この作品は、いろんな問題があった作品です。クランクインしてから、監督が首になったり。かなり有名な監督だったのに。それだけ、製作社、投資会社の力、怖さを韓国映画人は、わかったと思います。笑。
 
内容は、韓国版007みたいなスパイもので、トゥルーライズみたいな、夫婦もの。コメディー。
 
 
かなり笑えそうですね。
 
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ソル・ギョングの軽い感じの演技、いいですね。「監視者たち」のブログでも書きましたが、力んでるソル・ギョングは、あまり好きじゃなかったんですが、力を抜いた「監視者たち」のソル・ギョングはかなり好きでした。やっと好きになった感じです。この「スパイ」も、力を抜いた感じに見えるので期待したいです!!
 
ムン・ソリは、笑いもできる人だし、何よりも演技は最高。今回の旦那を尻に敷く嫁。最後は、キャーキャー言いながら、観客を笑わせながら、夫を助けるんでしょう!!
 
共演には、役者がそろってますね、コ・チャンソクは助演だけど、かなりのインパクトを見せてくれそう。トゥルーライズのなんとかトム・アーノルドでしたっけ、笑い担当のシュワちゃんの相棒みたいな。
 
ハ・ジウォン、ぺ・ドゥナ主演の「ハナ」(コリア)のハン・イェリも出てますね。スパイの一人として。
 
そして、ラ・ミラン。イ・ミンギとキム・ミニ主演の「恋愛の温度」であくの強いおばちゃんを演じてましたね。演技のできる、キャラクターイメージがある女優さん!!!面白そう。
 
あと、チョン・インギ。かなり多くの作品で、助演を演じてる人。助演としては、かなりひっぱりだこ俳優ですね。自分が以前、参加したハ・ジョンウと、妻夫木聡主演の「ノーボーイズ・ノークライ」にも出演してましたね。そうそう、話はそれますが、東京?で、ハ・ジョンウ映画をまとめて上映する映画祭?かがあるようです。ここで、「ノーボーイズ・ノークライ」も公開されるようです。
 
自分、ノーボーイズ・ノークライ」を劇場で見てないんですよ。完成前に、確認用のDVDで見たのが最後。CGとか、音楽とか、まだ100%の状態でなかったバージョンが最後。ちゃんと見なきゃな。かなりの時間を置いて見るから、いろんな部分が見えてきそうです。あー、ここはもっとこうすればよかった!とか、ここは、残念!!とか、ここ、かなりいいね!!とか、このシーンは、こんな感じで撮影しましたとか、問題あり!とか、このシーンはスタッフみんなひとつになれたよね、とか。
 
そういうのを、ブログでアップしたいんですよね。今だから言えることもあるだろうし。
 
かなり、話題がずれてしまいました。すいません。
 
ちなみに、「スパイ」の予告編を見る限り、CGがちょっと微妙じゃないですか?ま、コメディーだから、ちょっと甘くても、ま、いいか。とも見えますが、たぶん、撮影で、金を使いすぎたから、仕上げ作業の予算が少なくなった?のかなと、見てしまいました。判断は、劇場でしたいですが。
「殺人の追憶」「グエムル」のポン・ジュノ監督のハリウッド進出作「スノーピアサー」を見てきました!!
 
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これが、韓国版メインポスターです。
 
主演は、クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル、オクタビア・スペンサー、ユエン・ブレムナー、アリソン・ピル、ジョン・ハート、エド・ハリス。
 
氷河期の近未来の地球。生活空間は、目的地なくひたすら走り続ける列車の中のみ。列車の中は、階層社会に分けられており、最下級層で生活するクリス・エヴァンスと仲間たちが反乱を起こし、上流階級である列車の前へと進んでいくの物語。
 
韓国では、誰もが待っていたので、ヒットしています!!公開前から予約率が高かったでの、出だしの興行成績が大ヒット。われらのポン・ジュノの世界進出作品ということで、韓国人の誰もが期待していた証拠ですね。彼を祝ってやろう!!的な。おめでとう!!みたいな感じで。
 
しかし、この映画は軽く見るに限ります!!深く読もうとしたら駄目な映画だと思います。韓国での評価は半々に分かれています。劇場の雰囲気も半々。集中して映画に入り込もうとしている雰囲気と、明らかに飽き飽きしてるなという雰囲気。近くにいた年配の人は、ぶつぶつと文句を言ったあげく、エンディング前に、出て行ってしまいました。笑。
 
期待の中に「グエムル」のポン・ジュノだから、「グエムル」以上の視覚的インパクトを期待していたはずです。でも、今回は怪物は登場しないので、その点、インパクトは低いと思います。自分も視覚的には、地味なのかもなと思いました。結局、舞台は列車の中だけなので、絵のスケールがないんですよ。全部同じ大きさなので。ま、上流階級の前へと進むにつれていろんな世界が登場しますが、でも、やっぱりスケールはないという。物語上、しかたないことですが。だから、この映画は、軽く見るに限る、プラス、視覚じゃなくて、主人公たちの感情に従順するべき映画だと思います。じゃないと、飽きてしまう。
 
個人的には、そこまでは集中できなかったです。期待していた分、あれ?このままのイメージで行くのか?と不安もあったり。あと、これじゃ、多くの人の期待を満たすことはできないだろうと、別のことを考えたりと。もっち集中して見れればよかったのに。見た後は、あー、残念と思いましたが、もう一度見て見たいという欲も出ています。もう一度見て、ちゃんと細かく感じたいなと。それはそれで魅力のある作品だからだと思います。
 
この映画で、クリス・エヴァンスも、ソン・ガンホもよかったと思いますが、何よりも、ティルダ・スウィントンの怪演です!!彼女、最高です!!ここまでのインパクトのあるキャラクターを見たことがないかも。この映画は彼女のためにある映画だと思います。この映画で、彼女は今後、さらにさらに注目される女優になると思います。このキャラクターをどのようにして作り上げたのか気になります。
 
シナリオではここまでのディテールはなかったと思います。台詞があるから、ある程度のイメージはあったと思いますが。外見的な部分、髪型とか、めがねをかけているとか、おばちゃんぽいのか、そうじゃないのか、どういう服を着ているのか、どんな口調、トーンで喋るのかとかは、やはりシナリオでは判断できないはずです。
 
監督のイメージするキャラクターをまずは、具現化し、そこからはティルダ・スウィントンが作り上げたと思います。ここまでのオリジナリティーがあって、インパクトがあるキャラクターを作るには、演じる者の演技計画がないと実現しないと思います。撮影前に、演技しながら監督と作り上げる時間も普通はないし、現場で、演技してみて、監督がいや、こんな風にやってくれと言ったとして、現場は時間がないので、それを何度も繰り返して、監督が100%好きなキャラクターを作るのは難しいと思います。感情を表現させるために何度もテイクを行くことはできると思いますが、今回のキャラクターを作るための監督の時間は、現場にはなかったと思います。
 
いやー、すごい女優だ。彼女の今までの作品をいろいろ見てみたいと思います。
 
個人的には、2013年韓国の夏シーズンの映画界は、この「スノーピアサー」よりも、ハ・ジョンウの「ザ・テロ・ライブ」のほうが、最終的に勝つのではないかと予想しています。「スノーピアサー」悪くはないです。でも、みんなの期待が高すぎる点と、簡単なようで、難しいような、わかりやすくない点が口コミの邪魔をするのではないかと。でも、逆に賛否両論がある場合は、それだけ話題になっているので、じゃ、自分の目で確かめてみようかなと思うようになるようにも思います。
 
上のメインポスターは、ソン・ガンホの一人バージョン。韓国で宣伝するなら、やはり外人役者よりも、ソン・ガンホで売ったほうが早い。でも、ここで期待しすぎて、映画を見ると、ソン・ガンホ、もっと見たかったと思うかもしれません。それなりに出演してるし、最後までからんでくるけど、でも、もっと見たかったなと欲は出てきます。個人的には、ハリウッド俳優と一緒になってるソン・ガンホのポスターがあったほうが、あー、ソン・ガンホがハリウッド役者と同じレベルだ!!と韓国人として、誇りを感じただろうなと思いました。ただただソン・ガンホだけじゃ、ハリウッド作品だ!!という期待や、うれしさが生まれないし、ソン・ガンホをもっと見たかったと残念に思ったり。
 
今回、ソン・ガンホは英語を喋らずに、韓国語を話します。ハリウッドに混ざって、韓国語でスラングとか言ってる様は、韓国人に受けたと思います。でも、個人的に、英語をしゃべって、韓国人だってところを前にださないほうが、自然だったと思います。意味は必要ないけど、なんで、韓国人が絡んでるのか?と思ってしまいました。ま、海外で公開するときは、すべて字幕だから、関係ないのかもしれませんが。もしかしたら、韓国人のためのサービスとして、韓国語台詞にした?というのは、深読みでしょうね。笑。
 
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クリス・エヴァンス:革命のリーダー。
 
「ファンタスティック4」とか、「アベンジャーズ」とかで、どこかアイドル的な?役者のイメージがありましたが、この映画でしぶいし、役者的な部分を見れてよかったです。
 
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ソン・ガンホ:列車の保安設計者
 
個人的に英語台詞にして、自然に他のキャラクターに混ざってほしかったなー。劇中、通訳機が出てきますが、なくてもよかったような。
 
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ティルダ・スウィントン:列車のナンバー2
 
最高最高最高最高!!!!!!!
 
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ジョン・ハート:列車の聖者
 
主人公を導く?操る?最下級層の長老!!
 
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ジェイミー・ベル:最下級層の犯行児
 
最下級層で、反乱をたくらむクリス・エヴァンスの義理兄弟的な存在。
 
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オクタビア・スペンサー:最低級層の母親
 
小さな息子をいきなり奪われた母親の怒り爆発!!たくましい。
 
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コ・アソン:列車で生まれた少女
 
「グエムル」に続いて、ポン・ジュノ作品。なぜ?ドラック中毒?笑。これが意味するところを考えたい!!
 
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ユエン・ブレムナー:最下級層の力なき父親
 
最下級層では、失うものは家族のみ。家族を失った者のパワー。
 
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エド・ハリス:列車の絶対なる存在
 
別に謎めいた影のみのポスターにする必要はないかなと。
 
 
この映画の製作者として「オールドボーイ」のパク・チャヌクがいます。字幕作業では、かなりこだわっていたとう話を聞きました。映画を見て、楽しめた!!とは思いまんが、でも、もう一度、字幕のこだわりようと、細かいところまでもう一度見たいなと思わせる映画です。その魅力とは何なのかを確かめたいなと。
 
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この映画はフランスの漫画が原作。この絵の主人公。女は誰なんだろう??
 
 
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ハ・ジョンウ主演の「ザ・テロ・ライブ」を見てきました!!
 
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2013年韓国の映画界は、キム・ヨンファ監督の「ミスターゴー」と、ポン・ジュノ監督の「スノーピアサー」の一騎打ちだ!と言われてきましたが、「ミスターゴー」が予想外にまったく客が入らず。じゃ、「スノーピアサー」の独占か!!と予想されましたが、ハ・ジョンウの「ザ・テロ・ライブ」なかなかいいらしい!!と言ううわさが立ってからは、「スノーピアサー」もやばいんじゃないか?とも言われるようになりました。
 
今のところ、あるサイトを参考にすると、「スノーピアサー」の予約率は45%くらいでぶっちぎり1位、「ザ・テロ・ライブ」の予約率は14%くらいで3位。
 
「ザ・テロ・ライブ」、うわさ通り、かなりかなり面白かったです!!共演は、イ・ギョンヨん、チョン・ヘジン。登場人物はかなり少なくて、ハ・ジョンウのワンマンショー!!最初から最後までずっと出ています。舞台も、ラジオのスタジオのみ!!オープニングで、ラジオのスタジオを出て廊下を通ってトイレで電話をするシーン以外はすべてスタジオの中!!ここまで同じ状況の中で映画を最後まで見せるとは、想像以上で、すごいシナリオだなーと思いました。
 
ほんと、最初から最後までスリルが持続されていて、ドキドキ、ヒヤヒヤしてしまいました。キャラクターもそれぞれが、おいしい役だったように思います。みんな、それぞれに欲というものがあったりで、お互いを利用しようとする。ただただいい人はいないなーってところも、なんかリアルでしたね。人間だれでも、何かを利用して、利益を受けたいと思っているはずなんで。
 
ハ・ジョンウの役は、欲がかなりある人間で、過去には悪いこともしてきた人間。汚い言葉もバンバン吐く人間。そういう悪い人間だからこそ、どんどん追いこめられていく部分があったりで、ストーリーを面白くしています。そういう人間だからこそ、そういう人間だからこそ、テンション的に落ちたときに、見てる側としては、人間味を感じて、応援してしまいます。
 
この映画でも、ヘリ撮影が行われたんじゃないか?というカットがいくつも出てきました。ほんと、最近は、ソウルでヘリ撮影可能になったのかなー。気になる。
 
エンディングも、よかったですね。100%ハッピーエンドじゃない感じが、見終わった後も、余韻に残る感じです。正義とは何なのか。マスコミとは何なのか。考えさせられます。
 
この映画、ヒットすると思います。「スノーピアサー」やばいですよ。みんな期待してたから、予約率はかなりいいとは思うんですが、口コミが広がるかどうか。この「ザ・テロ・ライブ」はすぐに口コミが広がると思います。なので、来週から、かなりの勢いで「スノーピアサー」を狙っていくと思います。
 
ハ・ジョンウの勢いはどこまで行くのでしょうか。みんなが大好きなハ・ジョンウだからこそ、1時間半ずっと見ていられるんだと思います。
 
来週の成績が楽しみな映画です!!2013年のサマーシーズンの成功者になる可能性大!!

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