韓国映画スタッフブログ

韓国映画の日本人スタッフの視点から、韓国映画ネタを中心に、韓国生活のことなどを綴っていきたいと思います。

★2014韓国映画★

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12月17日に公開されたファン・ジョンミン、キム・ユンジン、
オ・ダルス、チョン・ジニョン、チョン・ヨンナム、
ラ・ミラン、キム・スルギ、イ・ヒョン出演の「国際市場」を見てきました。

「ホビット 決戦のゆくへ」と同じ日に公開されました。
大作にぶつけて来た自信。
今年のクリスマスシーズンは、この2作品の一気うち。
と思いきや、ドキュメンタリーの「あなた、その川を渡らないで」が、
かなりのダークホースとして、ヒットしまくってます。
でも、今、現在の1位は、「国際市場」!!

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メインポスター。
ま、家族映画にはありがちな団体写真。
キャラクターを超えて、
同じ時代に出てないキャラが一緒に映ってる。
こういうポスター、一番嫌いなんですよね。。。笑
映画を紹介するっていうよりも、ただただ役者たちの
記念撮影みたいな感じで。
ただただ役者のみで宣伝してる感じがあって。
結局、こういう写真って、それぞれが小さくてぱっと見、
誰が誰かわからないし、
この背景とかでは、どういう映画かもわからない。
好きじゃないポスターです。
今は冬であること、あと雪のシーンもあるから、
ポスターにも雪が舞ってますが、
ごちゃごちゃ感をアップさせてて、マイナスだと思います。

ポスター批評が長くなってしまいました。

内容はこんな感じです。
1950年代、朝鮮戦争以後から現代まで、激変の時代を過ごしてきた父。
かれはやりたいことも、自分の夢も多かったけど、
今まで自分のために生きたことがない。
「大丈夫だ」と笑って、「よかった、安心した」と涙を流しながら、
つらかった時代、ただただ家族のためだけに生きてきた誰もの父親の話。

内容をまったく知らずに見てみました。
最近、忙しくて、内容を確認する暇もなくて・・・

期待の大作だったし、ファン・ジョンミン、
キム・ユンジンが出演してるなら、見るしかないと!!
演技派のこの二人がどのような演技を一緒に見せてくれるのか。
そこが一番、見たかった理由です。

釜山の国際市場の話ということだけしか知らずに見てみたんですが、
主人公のファン・ジョンミンがドイツに行ったり、ベトナムに行ったり、
前年、釜山の国際市場の話じゃない!!と、
ちょっと唖然としてしまいました。
なんか、バタバタしてて、散漫な感じ。
でも、ファン・ジョンミンとキム・ユンジンの演技で
なんとか引っ張ってもらった感じですね。

それにしても、ドイツにまで行かなくてもよかったのになーと思ったり。
家族のために金を稼がなきゃならないってのと、
時代的な部分を忠実に見せるために、
ドイツの炭坑に働きに行った韓国人もいたってことを
見せたかったのだと思います。
あと、海外シーンがあったほうが、映画のスケールがでるから。
でも、なんかいきなりすぎたというか、
内容が観客から遠くに行き過ぎたようにも思いました。
海外スケールを無視して考えると、
韓国国内で、家族のために苦労するシーンのアイディアがあれば、
そっちのほうがよかったなーと個人的に思いました。

あと、製作費が結構かかってるはずなので、
絵的にもスケールがでかいし、
CGを駆使して、面白いカットも結構多い!!
そういう部分にも助けられて、
なんとか集中力を切らさずに中盤までたどり着きました。
この映画は、一体、何を見せたい映画なのか、
ただただ主人公が苦労している映画??何故???と思いながら見ました。
ポスターを見ると、おもいっきり家族の話ですが、
主人公のファン・ジョンミンだけを追っている。
途中途中に、家族も出てくるけど、
それにしても、主人公ばかり。
ただただ苦しい時代を生き抜いてきたことだけが描かれ。

でも、メインの盛り上がり部分は、
離散家族の話になりました。
オープニング、北朝鮮から逃げてきた主人公家族。
でも、お父さんと妹と離ればなれになってしまった家族。
そこから、この映画は始まっています。
そして、メイン部分で、実際にあった離散家族を探すテレビ番組が
主人公に絡んできます。
あー、離散家族を見せたかったんだ。
それで、苦労して生きてきた末に、
家族を最大限に感じさせる!!という流れ。
でも、正直、この離散家族の番組になったときは、
ちょっといきなりすぎるなーと思ってしました。

でも、これ以上ないってくらいに涙がでてしまいました。
ここで泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
それほどに、心から泣いてしまいました。
涙を堪えるのも痛くなるほどに。笑
ファン・ジョンミンの演技がいいですよ。ほんと。
この人は素朴な人間を演じるとピカイチですね。
この離散家族のエピソードがあるから、
年配者なら、誰もが感動、共感するんじゃないでしょうか。
みんな、当時テレビで離散家族の再会を見守っていただろうから。

この離散家族の番組のエピソードも終わって、
最後の最後にファン・ジョンミンが一人泣くシーンがあるんですが、
そこも、かなり心に響きます。
ま、泣くっていうエンディングをネタバレさせた?
と思われるかもしれませんが、
でも、その理由が重要なので、大丈夫です。

キム・ユンジンの演技もやっぱりいいなーと。
最初、登場するときは、20代頭くらいの設定?どうだろう。。。
でも、あれ?キム・ユンジンってこんなに若かったっけ?と
思うくらいに、若く見えるんですよ。
それって、衣装、髪型、メイクの力もあると思いますが、
演技なんですよね。
実年齢くらいの場面では、
やっぱり、今まで見てたキム・ユンジンだったので、
これは演技の力だなと。すごい女優さんです。

東方神起のユノもちらっと出てますね。
彼の演技を見るのは、初めてでした。
コミカルに見せようとする、そういうキャラクターでしたね。
日本でも公開されたら、ファンの皆さんは劇場に!!
熱烈なファンの方たちは、韓国にも結構見に来ているんじゃないでしょうか。

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これが、ティーザーポスターとして使われてましたが、
これも、なんか全然ダメです。個人的に。
なんか、構図的にも普通すぎるというか・・・
テレビを見てるという生活のニオイを出したい、
素朴なみんなの話、みんなの親世代の話、家族の話ってことを
表現したいがために、みんなで集まってテレビを見てる
という設定にしたんだと思いますが、
ファン・ジョンミンだけがカメラ目線ってのも、
すごく不自然で、雰囲気も元々ないですが、
ちょっとでもある雰囲気もぶちこわし。。。
ちょっと、言い過ぎですかね。。。笑
右下にヤカンがあって、ヤカンと人物の間に植木鉢。
ありえない!!!
細かいかもしれないんでけど、
こういう部分がザ・作り物!!って感じで嫌いです。

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これは宣伝にはあまり使われてなかったと思いますが、
これ、好きです。
ファン・ジョンミンが年齢よりも年寄りメイクをしてるところも
気になりますし、ちゃんと国際市場という場所も紹介してますし、
奥行きがあったりスケール感があって、自分はこういうポスターだったら、
まっさきに見たい!と思ったと思います。
ちゃんと、他の主人公たちも映ってる。
映画のポスターってその映画だけが持ってるオリジナリティーを
醸し出す必要があると思いますし、
そのほうが、この映画の宣伝になると思うんですよ。
これは、そのオリジナリティーをちゃんと表現してると思います。
ファン・ジョンミンの表情も、コミカルな感じってところも
映画に合ってるし。

それに比べてメインポスターとティーザーポスターは、
この映画に誰が出てるかだけを見せていて、
この映画の色はまったく表現していません。
宣伝チームよ、これでいいのか?????

なんか、ポスター批評ばかりになってしまいましたね。。。

役者の演技を見るには、いい映画です。
そして、離散家族の事を思って、泣けます。
年をとっても、誰にでも親はいるってことを教えられた映画です。
自分も年をとっても、子供、孫だけじゃなくて、
親の事も思いながら生きて行きたいなーと思いました。

11月13日に公開された「カート」を見てきました。

主演は、ヨム・ジョンア、ムン・ジョンヒ、キム・ヨンエ、キム・ガンウ、
DO、ファン・ジョンミン、チョン・ウヒ、イ・スンジュン、
ジウ、キム・ヒョン。

監督はブ・ジヨンさん。

大型マートで働く女性たちが、不正に解雇され、
それに立ち向かうヒューマンドラマ。

正社員じゃない契約社員たちが多いこの時代だからこそ
作られた映画だと思います。

韓国映画初の契約社員に的を当てて作った映画のようです

登場する女性たちは、それぞれの事情を抱え、
いきなり解雇された場合は、家庭の金銭的な問題が発生するため、
何がなんでも解雇されたくない。

でも、残酷な会社からの一方的な解雇の告知に
女性たちが団結して労働組合を作って、会社に立ち向かうことにする、
という内容です。

契約社員だからといって、
会社から軽く扱われて、
しかも、おばちゃんたちに何ができるみたいな感じで、
無視されるのは、ほんと腹立ちましたね。
実際に、そういう体験をしてる契約社員の人々って
数えきれないくらいにいるでしょうね。

そういう不当に扱われている契約社員、
そして、おばちゃんたちへの応援歌のような映画です。
でも、実際に、立ち上がって会社に話を聞いてもらうってことは、
ホント難しいことだと思います。
すべてを捨てる覚悟が必要だと思うので。
この映画に出てくる女性たちも、
会社と戦うことによって、
いろんなものを失うことになると葛藤しまくります。

自分が見た劇場では、おばちゃんの観客が結構多かったんですが、
女性の立場から見て、家庭の問題とか、子供の事とか、
そういう部分が出てくると、おばちゃんたちが
ため息ついたり、悲しんだり、怒りを覚えたりしてる空気が
伝わってきました。

映画を見ていて、ここまで女性中心の映画も珍しいなと思いました。
キム・ガンウが4番手のクレジットで出演していますが、
それでも、女性が戦う映画なので、女性ばかりな印象。
女性中心の恋愛ものだったら、それぞれに相手の男性が出てきたりしますが、
この映画は、恋愛ゼロで、ほんと女性ばかり!!

ここまで女性中心の映画で思い出すのは、
日本でも話題になった「サニー 永遠の仲間たち」ですかね。
この映画も、女の子ばかりでしたね。

若い子がたくさん出てたら、若い女の子たちや若い男性客も
たくさん動員できると思いますが、
今回は、主婦たちが主人公!!

その点を見ると、結構、挑戦的な映画だなと思いました。
監督も女性だし、製作会社の社長も女性ということで、
女性の視線で、社会にしっかりもの申す!!という映画です。

キャラクター予告編

ヨム・ジョンア、ムン・ジョンヒ、キム・ヨンエ、
ファン・ジョンミン、チョン・ウヒ、
みんなキャラがしっかりあって、それぞれに目立っててよかったです。
チョン・ウヒも、大物女優たちの中でしっかりと自分をアピールしてました。
いい感じ。

ヨム・ジョンアの息子役はD.O。
アイドルグループ、EXOのメンバーのようですね。
アイドルだということを知らないで見たところ、なかなかよかったです。
親にかなり反抗してるけど、
でも、ちゃんと家族のことも考えている、いい息子を演じていました。
目力のある役者さんですね。

D.Oの学校の同級生で、同じく金銭的に苦しい家庭という共通点で、
仲良くなる女子学生役は、ハン・ソッキュ、キム・ヘスの「2階の悪党」、
ファン・ジョンミン、ユ・ジュンサン、
ユン・ジェムン主演の「フィフス・オブ・レジェンド」の
ジウちゃんが演じています。
彼女、美人な顔じゃないけど、一度見たら忘れる事ができない
独特なインパクトを持っていますね。
結構、つんけんした役が多いようにも思いますが、かなり似合っています。

エンディングあたりまで、ちょこちょこじーんとできる映画です。
でも、終わり方は個人的には、好きじゃないなー。
ところどころ、お涙頂戴系のスローモーションな演出が目立ちました。
ま、そこでおばちゃん観客の涙を誘うことができればいいのですが。

ちなみに、日本で11月22日に公開されるクリストファー・ノーラン監督、
マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ主演の「インターステラー」が
かなりのヒットを飛ばしているため、
「カート」のスコアは、残念ながら2位どまり。
昨日、土曜までの観客動員数は31万人・・・

「インターステラー」は、11月6日に韓国で公開されたんですが、
全世界初の上映でしたね。
韓国は木曜公開が一般的なんですが、
今回は、水曜の深夜、0時を回って、木曜になった瞬間の
0:00からいろんな劇場で上映がスタートしました。
観客動員数は、昨日の土曜まで、415万人!!
昨日、土曜だけで75万人が見ました!!このスコアはすごいですよ!!
自分が見に行った劇場も、95%はうまってたんじゃないかな。
サイドまでびっしりで、前の1、2列目が空席が見えるくらいで。
いやー、試写会以外でここまで埋まってるのは、初めて見たかもしれません。

「インターステラー」の勢いは、まだまだ止まらないと思うので、
「カート」の記録はこれから、ぐっと上がるということはないと思います。
残念ながら・・・
でも、この映画が多くの契約社員の観客や、
おばちゃん観客を勇気づけますように!!

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話は変わりますが、
先日、とある場所で、チャン・ヒョクさんに偶然、会いました。
「愛の棘」の公開以来だから、半年ぶりくらい!!
ほんと、偶然だったので、かなり嬉しかったです!!
公開待機中のシン・ハギュン共演の「純粋の時代」も楽しみですね。
韓国の映画賞の「大鐘賞映画賞」の2014年のノミネートが発表されましたね!!

大賞の発表は2014年11月21日です。

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作品賞
「最後まで行く」(主演:イ・ソンギュン、チョ・ジヌン)
「鳴梁」(主演:チェ・ミンシク、リュ・スンリョン)
「弁護人」(主演:ソン・ガンホ、キム・ヨンエ)
「ソウォン/願い」(主演:ソル・ギョング、オム・ジウォン)
「堤報者」(主演:パク・ヘイル、イ・ギョンヨン)

<予想>
個人的には、「弁護人」か「鳴梁」の一騎打ちかと。
歴史的ヒット、今後もこの記録は超えられないくらいのヒットの
「鳴梁」に大賞をあげるようにも思いますが、
個人的には「弁護人」にとってほしいです。
この映画は最高に心にぐっと来ました。
「鳴梁」が記録的にずっと残る映画ならば、
「弁護人」は心の中にずっと残っている映画だと思います。

監督賞
カン・ヒョンチョル「いかさま師 – 神の手」
キム・ソンフン「最後まで行く」
キム・ハンミン「鳴梁」
イ・ジュンイク「ソウォン/願い」
イム・スルレ「堤報者」

<予想>
監督賞は確実に「鳴梁」のキム・ハンミン監督でしょう。
そこに、カン・ヒョンチョル監督がどれだけ絡んで行くか。




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主演男優賞
カン・ドンウォン「群盗」
パク・ヘイル「堤報者」
ソン・ガンホ「弁護人」
チョン・ウソン「神の一手」
チェ・ミンシク「鳴梁」

<予想>
100%、ソン・ガンホ!!!!!!!




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主演女優賞
ソン・イェジン「海賊 海に行った山賊」
シム・ウンギョン「怪しい彼女」
オム・ジウォン「ソウォン/願い」
チョン・ドヨン「家に帰る道」
チョン・ウヒ「ハン・コンジュ」

<予想>
100%、シム・ウンギョンでしょうね。
個人的には、オム・ジウォンがかなりかなりよかったんですが、
でも、ヒット、話題、この女優だったからこそヒットした「怪しい彼女」の
シム・ウンギョンが受賞すると思います。
チョン・ウヒがノミネートされたのは、
かなりの驚き、そして最高に嬉しいです。
地味だとしても、演技でずっと勝負してきたチョン・ウヒが
こうやってメジャーの女優たちと一緒に評価されるのは、この上なく嬉しい。
今回は、大賞を受賞できないとしても、
これから、さらに注目されるでしょう!!




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助演男優賞
クァク・ドウォン「弁護人」
キム・イングォン「いかさま師 – 神の手」
ユ・ヘジン「海賊 – 海に行った山賊」
イ・ギョンヨン「堤報者」
チョ・ジヌン「最後まで行く」

<予想>
クァク・ドウォンか、ユ・ヘジンですね。
ほんと、悪役で最高だったクァク・ドウォン。
彼の演技のおかげで、ソン・ガンホ演じる正義がかなり強調されました。
ほんと、彼の演技を見てて、かなりの怒りを覚えました。
それほどに、観客の心に潜り込んで恐怖、怒りを滲ませてくれました。
「海賊」がヒットした理由の大部分を占めるのは、
ユ・ヘジンの愉快なコメディー演技のおかげだと思います。
もう、映画の後半はユ・ヘジンが出てきただけで、
劇場に笑いが起きてましたからね。笑


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助演女優賞
キム・ヨンエ「弁護人」
ラ・ミラン「ソウォン/願い」
ユン・ジへ「群盗」
チョ・ヨジョン「人間中毒」
ハン・イェリ「海霧」



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新人男優賞
パク・ユチョン「海霧」
アン・ジェホン「卓球王」
ヨ・ジング「ファイ 悪魔に育てられた少年」
イム・シワン「弁護人」
チェ・ジンヒョク「神の一手」

<予想>
演技的には、ヨ・ジング!!!!!
話題的には、JYJのパク・ユチョンですね。


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新人女優賞
キム・セロン「ドヒ」
キム・ヒャンギ「優雅な嘘」
イ・ソム「マダム・ペンドク」
イ・ハニ「いかさま師 – 神の手」
イム・ジヨン「人間中毒」

<予想>
なし。。。

新人監督賞
シム・ソンボ「海霧」
ヤン・ウソク「弁護人」
イ・ドユン「良い友達」
イ・スジン「ハン・コンジュ」
チョン・ジュリ「ドヒ」

<予想>
100%、「弁護人のヤン・ウソク!!!!!!!!!!!
ダークホースはイ・スジン。

11部門ノミネート「弁護人」
9部門ノミネート「鳴梁」
7部門ノミネート「最後まで行く」「海賊 海に行った山賊」
6部門ノミネート「群盗」
5部門ノミネート「堤報者」
4部門ノミネート「ソウォン/願い」「神の一手」「王の涙」
3部門ノミネート「怪しい彼女」「人間中毒」「良い友達」「いかさま師 神の手」「ハン・コンジュ」
2部門ノミネート「ドヒ」

さてさてどうなるでしょうね。
「弁護人」と「鳴梁」の一騎打ちですね。
技術的な部分は「鳴梁」が独占し、
演出的部分を「弁護人」がとって半々で分けるのか。
それとも、どちらか大半数を独占するのか!!
10月30日に公開したソル・ギョング、パク・ヘイル主演の「私の独裁者」を見てきました。

共演は、ユン・ジェムン、イ・ビョンジュン、リュ・ヘヨン、イ・ギュヒョン、パク・ミンス、ソン・ヨンスン。

監督は、チョン・ジェヨン、チョン・リョウォンの「彼とわたしの漂流日記」、「横綱マドンナ」のイ・ヘジュンさん。

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ポスターですが、なんかごちゃごちゃしていて、
あまりアピール力がないなと思います。
古ぼけた感じの背景とかはいいと思うんですが、
人物の割合が少なすぎるなと。
なので、人物によるアピール力が少ない。

内容は以下の通り。

初の南北首脳会談を前にして、
無名の役者ソングン(ソル・ギョング)は会談のリハーサルのため、
キム・イルソンの代役のオーディションに合格する。
生涯初の主人公として、言葉遣いからジェスチャーまで
必死に練習し、そして没頭していくサングン。
結局、南北首脳会談は流れてしまうが、
ソングンは、キム・イルソンの役から抜け出すことができなくなってしまう。

そして、20数年が経つ。
自分のことを未だにキム・イルソンだと信じている父親ソングンのせいで、
狂いそうなほどに苦労している息子テシク(パク・ヘイル)。
仕方なく父親を老人ホームから昔の家に連れてくる。
目的は、その家を売るために父親のハンコが必要で、
痴ほうが入った父親の記憶を取り戻させるため。

ーーーーー

メイン予告編。

父と息子の時を超えた感動物語。

息子のために、かっこいい姿を見せたくて、
初めての主人公であるキム・イルソン役にはまって、
抜け出せなくなってしまう父親。
そのまま、時を経て痴ほうになっても、
自分のことをキム・イルソンだと思い込んでいる。
キム・イルソンであるわけだから、かなり頑固で誰にも止められない。
手にも負えない。

そんな父親が嫌いで嫌いでたまらない息子。
でも、借金を返すために、再開発地域にある昔住んでいた家を売りたい。
が、父親のハンコが必要。
でも、父親はハンコの場所なんて覚えているわけもなく。

というわけで、老人ホームから家に連れてきて、
記憶を取り戻させようとする息子。

この映画、かなりの演技派の役者がかなり出演しています。

まず、ソル・ギョングの演技は、この上ないくらいにベストです。
ソル・ギョングのいろんな演技を見るための映画ってなくらいに、
いろんな演技を見せてくれます。
映画の中で、いろんな顔を見せてくれます。
いろんな心を見せてくれます。

ソル・ギョングって、アクション大作とか、
そういうイメージが強くて、最近はあまり好きじゃなかったんですが、
この映画のソル・ギョングは最高です。
自分の中で、ソル・ギョングが戻ってきた!って感じです。

去年の「ソウォン/願い」のソル・ギョングもなかなかいいなー、
これこそ、ソル・ギョングだと思っていましたが、
今回は、さらにソル・ギョング復活!って感じです。

そして、パク・ヘイルもなかなかいいですが、
ソル・ギョングに比べると、
見せ場は少ないですね。
残念ながら。
全然、悪くないですよ。
でも、ソル・ギョングに見せ場が多すぎる!!
役者にとって、ソル・ギョングの役は
かなり難しいとは思いますが、
でも、それだけ役者にとって美味しい役だと思います。

ユン・ジェムンもいい感じです。
今回は悪役です。
拷問シーンとかがあるんですが、
同じような状況を考えると、ソン・ガンホ主演の「弁護人」の
悪役、クァク・ドウォンを思い出しますが、
クァク・ドウォンの役、演技のほうがかなりの悪で、インパクトも強く、
美味しい役だったと思います。

みんな、演技はよかったですが、
映画自体の評価としては、ちょっと退屈だったんですよ・・・
この映画に関わってるスタッフの中に知り合いも何人かいるし、
悪く書くと怒られそうですが、前半が退屈でした。
ソル・ギョングがキム・イルソンにはまっていく姿をもっと
さらりと見せて、早く現代シーンに持ってきたほうが、
観客の興味を最後まで繋げることができたのではないかと思います。

でも、最後に感動はあります。
観客の中には、ひたすら鼻をすすってる人もいましたから。
親子の物語として見たんですが、
父親のみに集中して見ると、
もっと感情移入できたかもしれません。

後半は、息子が中心になって物語が進んで行きますが、
息子のキャラが浅いんですよね。
目的はわかるんですが、
深みがないので、あまり感情移入できず。。。
周りのキャラも、深みがなくて。

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このポスターもあまり好きじゃないです。
父と息子が同じポーズをとってますが、あまり意味がないような。
背景にも意味がない。


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これは、劇中のスチール写真で作ったポスターなんですが、
もっとインパクトある写真があったはずなのに・・・
と思ってしまいます。
彼のキャラを説明してるわけでもないように思います。

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これは、ティーザーポスターだったと思います。
インパクトあるなと思って、何だこの映画は?と思ったのを
覚えています。
でも、誰だかわからないのが、ちょっとマイナスだったような。
ソル・ギョングだとわかればベストかなと。
でも、老人の特殊メイクをしてるので、
すぐには、ソル・ギョングだとはわからないかもしれませんが、
誰だこれは?と思わせるようなコンセプトにしておけばよかったのにと。
誰だ?あ!ソル・ギョングだ!!と。

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これも、パク・ヘイルのキャラポスターと同じく、
劇中のスチール写真なはずです。
なんか、インパクトがない。
上の方が色あせてる感じが、狙ってなくて、
たまたまそうなっている程度で、マイナスです。笑

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今回の収穫はパク・ヘイルの相手役を演じる、リュ・ヘヨンと
過去シーンで、キム・イルソンの台詞を考える成年役、イ・ギュヒョン!!

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リュ・ヘヨンはインディー映画のほうでは、
ちょこちょこ出てて、注目されてた子だと思います。
個性的なボーイッシュなイメージなんですが、
今回は、セクシーさも醸し出す大人な雰囲気も出てました。
以前、あるオーディションで会ったことがあるんですが、
かなり魅力と個性がある女優さんでした。
あの子が、こんなにも役者として成長してたとは!!
かなり驚きましたし、かなり嬉しかったです。
初のメジャー映画デビュー!!おめでとう!!
この子、どんどん成長してきますよ。
どんどん変身していきますよ。
今後の活躍に注目したいです。

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そして、イ・ギュヒョン。
この役者誰かな?と思って調べてみたら、
以前、1、2日くらいだけでしたが、
一緒に仕事したことある役者さんでした。
短い撮影だったんですけど、演技うまいなーと思っていたんですよ。
やはり、自分の目は間違ってなかった!!笑
それほどの演技派なので、
今回の映画を見た時に、最初誰だか全く分からなかったってことですよね。
いやー、この人、カメレオン役者ですね。
この役者も、今後、どんどん変身していく人だと思います。
舞台やミュージカル界で活躍してる方ですが、
映画にもどんどん出演してくれたらいいなー。
次回作も楽しみです。

ソル・ギョングの演技を見るという目的では、
満足のいく映画です!!
10月23日に急遽公開されたセウォル号に関する最初のドキュメンタリー映画「ダイビングベル」を見てきました。

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キャッチコピーは、
真実は沈没しない

メイン予告編。


内容は以下の通り。

水面下に沈んだ真実に対する音のない死闘!
2014年4月16日、476人が乗った旅客船セウォル号が
ジンドの海で沈没した。

惨事から、4日目、ペンモク港に到着したイ・サンホ記者は
マスコミが報道しない現場の真実を目撃する。

「全員救助」
「史上最大の救助作戦」
「178年の潜水人員動員
などというマスコミの報道とは全く違う現実に
茫然自失になっていたその時、
潜水時間を延ばすことができる
ダイビングベル」について知ることになる。

救助しない海洋警察。
責任逃れする政府。
嘘をばらまくマスコミ。
セウォル号を覆い尽くす謎が明らかになる!

ーーーーー

昨日、土曜日までの観客動員数は、28815人。

20スクリーンで上映が始まり、昨日の統計では、29スクリーンまで増えています。上映回数も同じ割合で増えています。

昨日のボックスオフィスは11位。少ないスクリーン数でこの記録はなかなかの記録だと思います。

また、予約率を見ると、5位くらいを保っています。

で、ボックスオフィスが11位というのを見ると、
予約しないで見る人がそれだけいるということですが、
おそらく、予約などをせずに劇場にそのまま行く年配層が、
結構見ているからだと思われます。

韓国全土を悲しみに陥れ、
韓国大好きな韓国人が韓国という国、
政府に対しての怒りを爆発させた4月のセウォル号に対する
初めてのドキュメンタリーということで、
国民の感心はかなり高まっている模様です。

今年の釜山映画祭で、正式上映されましたが、
釜山市長は釜山映画祭にふさわしくない映画といことで、
上映の中止を要求したりと、騒がれていましたね。

しかし、上映が中止されることはなく、
チケットもすべての回が売り切れになるほどに、
かなりの注目を浴びていた作品です。

公開に対する宣伝もあまりできないまま
10月23日に公開されました。

ま、宣伝が十分にできなくても、口コミは必ず広がる映画なので、
素早い公開は正解だと思います。

自分が劇場で見たときは、年配者がかなり多かったです。

年配者が入っていれば、観客動員数は、
このまま維持されるのではないでしょうか。

事故後、詳しくはマスコミの報道を追ってはいませんでしたが、
前にブログに書いたように、通訳の仕事で、
修学旅行生が通っていた高校に数日間行っていたので、
自分にとっては、かなり心に近い事件です。
高校で実際に、みんなの悲しみや怒りをこの目で、心で感じたので。

内容的には、イ・サンホ記者という、
告発番組の記者が主人公として、事件を追います。
事件というか、政府の対応を批判する内容が主になっています。

ダイビングベルとは、潜水鐘とも呼ばれ、潜水のための一種の装置です。

これを投入するしないという内容が映画の中心になっています。
これを使えば、潜水時間を長くできるので、
作業の効率が上がると言われています。
しかし、政府の対応などが作業実施の妨げになったりと・・・

描かれ方としては、政府が怪しい・・・みたいな感じになっていますが、
真実はわかりません。
これを見て、100%、政府が悪い!!とは思うのも、なんなので。
でも、実は現場ではこのようなドラマがあったのかと、
彼らの行動や、気持ちを心で感じることができて、
涙が溢れ出たり、怒りを覚えたりしました。

周りの観客たちも、涙を流していたり、
あと、怒りを押さえられずに、
拳で、シートの腕置き?を叩く人もいました。

このドキュメンタリーを見て、
政府が悪いとかまでを判断するのは違うと思いますが、
この事件を色あせさせないために、
いい時期に公開したドキュメンタリーだと思います。

人は日々の生活が忙しいので、
大きい事件なども、忘れて行くと思います。
他のニュースが増えて行くと、無意識のうちに、
興味を他のほうを向いてしまいます。

でも、あまりにも大きすぎるこの事件の怒りと悲しみを
決して忘れてはだめだと思います。
その役割を担うドキュメンタリーとしては、評価したいです。

釜山での上映前、一部の犠牲者の親族が
上映を反対したようです。
でも、今は、そういう親族の方たちが、
この映画に関するトークイベントに参加して、
多くの人に見てもらうと、協力しています。

政府叩きじゃなくて、マスコミの報道では見えない、
現場の真実を多くの人に知ってもらいたいと思います。

ちなみに、NAVERサイトの評価ですが、
まず、映画を見てないネチズンの評価?は10店満点中、5.55。
観覧客の点数は、9.61。
記者、評論家の点数は、6.50。

ネチズンの5.55と、観覧客の9.61にはかなりの差がありますね。
見た人は、評価しているということですが、
見てない人たちの中には、こういう政府叩き系に見られる映画を
叩く人がたくさんいるってことですよね・・・ま、予想ですが・・・

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英語バージョンのポスター。
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