日々是「SHINING」

雑多な「趣味」を整理整頓

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曹洞宗総本山である「永平寺」は、寛元2年(1244)に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場で、深山に広がる壮大な七堂伽藍では、今も多くの修行僧が厳しい修行生活を続けています。大晦日の「ゆく年くる年」で毎年のように雪に埋もれた永平寺の様子が映し出されますが、この季節は鬱蒼と繁った緑が静かに境内を包んでいます。
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山の斜面を切り開いた約33万㎡に及ぶ広大な寺域には、七堂伽藍をはじめとして約70もの諸堂が建てられており、それらは長い廻廊で結ばれています。
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永平寺では、通用門から建物の中に入り、七堂伽藍を中心に回廊を歩いて参拝します。
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入口から続く廻廊は山門に続きますが、山門の手前で廻廊を左に折れて暫く斜面を上ります。見えてきた「仏殿」は七堂伽藍の中心に位置し、御本尊である「釈迦牟尼仏」が祀られています。
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現在の仏殿は明治35年(1902)の改築で、内部正面には「祈祷」の額が掲げられています。
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仏殿から見た「中雀門」です。傾斜があるので屋根が重なってしまいましたが、奥に見える大きな屋根が山門になります。
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仏殿の脇に建つ「僧堂」は修行の根本となるお堂で、中央に知恵の象徴である文殊菩薩が安置されています。この文殊菩薩を取り囲むように約90人分の「単」と呼ばれる座禅を組むための席が設けられており、修行僧はここで食事をとり就寝することもあるそうです。
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ここから「法堂」に続く長い上り廻廊が続きます。堂内はもちろん、回廊の隅々まで綺麗に磨かれています。
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「法堂」は七堂伽藍で一番奥に位置し、中央に聖観世音菩薩がお祀りされています。その名の通り、法を説くための道場であり、正面にはそれを表す「法王法」の額が掲げられています。また、朝のお務めである「朝課」などの様々な法要がここで執り行われるそうです。
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法堂の前に座って見事な景色をを眺めていると、雨が上がり霧が晴れ、墨絵のような世界が現れました。とても静かです。
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法堂の横に伸びる廻廊は、「常陽殿」に続きます。道元禅師をお祀りするご真廟である「常陽殿」は、曹洞宗の聖地ともいうべき場所だそうです。
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再び、長い廻廊を下って一番下の山門まで降りてきました。この山門は七堂伽藍の中で最も古く寛延2年(1749)の建立で、両側には仏教の守護神である四天王が安置されています。山門の楼上には五百羅漢が祀られており、修行僧が毎日お経をあげているそうです。
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今度は、山門から見上げた中雀門です。奥に見えるのが仏殿の屋根になります。
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山門前に建つ鐘楼です。ゆく年くる年で登場する永平寺の除夜の鐘を撞く風景は、寂光苑という場所ににある一般参拝者に開放された「寂照の鐘」のようです。
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永平寺はまさに現役の修業道場で、参拝中も多くの修行僧にお会いしました。皆さん若くて驚きましたが、修行僧の生活は座禅、朝課、行鉢、作務などからなり、日常生活そのものが修行となっています。

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