ハードボイルドワンダーランド

僕の勝手な主観でニュースを論じるBlogです。

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Samuel Humingtonという学者さんが90年代初頭に
「The Clash of Civilization」というタイトルの論文をForeign Affairsに掲載しました。

内容は、主に冷戦終了と共に多極化に進む世界と、
そして同時にその多様化した価値観が、やがて「文明の衝突」を招くだろうというものでした。
それから10年経ちますが、確かに世界は多様化し、そして価値観が衝突し始めていると思います。


今回のオーストラリアで起きた白人の暴動もそうではないでしょうか。
確かに白人の中には「白人至上主義」のような思想と共にこのような暴挙に出た人もいるでしょうが、
それにもまして多様化した世界の中では「他者」をいうものを
意識しなくてはならないようになってきているのだと思いました。


Globalizationという単語にはたくさんの意味が込められています。
「移民」もそのうちの1つでしょう。
世界がテクノロジーにより簡単に移動できるようになれば、
おのずと人々は職やより良い生活を求め、移住します。
そこで移民は原住民という「他者」と出会い、
原住民は移民という「他者」と共存することになります。

オーストラリアの事件は特定のレバノン系の若者が無法なことをしたことに端を発してますが、
それよりも「中東・イスラム」とひとくくりにしてしまうのもStereotypeな考えだと思います。
先日のフランスでの暴動でもそうでしたが、移民と原住民の「文明的な違い」は大きなものです。
しかし、それを超越したアイデンティティーを作らなければ、「人」は発展しないでしょう。

ただし、それは国連とか世界政府といった「枠組み」ではなく、
「一国家・民族に属する世界人」というような者への「目覚め・閃き」というものが
Globalizationの過程で必ず必要になると思います。



<参考ページ>

毎日新聞「豪シドニー:白人の若者が中東系移民を襲撃 31人負傷」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20051213k0000m030004000c.html

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前回のフランスの暴動は、移民の人たちにフランス人になれ、と言う政策をとってきたのも問題だったそうですね。その点、イギリスは宥和政策をとってきたそうですが。ただ、両方とも難しいですよね。自国の文化を守ろうとすれば、フランスのようになり、移民の反発を買い、逆に、イギリスのようにすると、文化を破壊されかねない。(破壊っていうのは、意図的なものではなく、移民の人口の方が増えれば…って話です)でも、ボクは、移民の方々がその国に住むからには、その国の風土とかに合わせて欲しいですが。

2005/12/13(火) 午後 4:54 nao

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そうですね。難しいところでしょう。ただ移民たちの文化的背景を尊重する形での宥和政策なら日本でも可能だと思います。ただ日本では、国籍の取得というのは本当に大変なようなので「移民」との統合ということは現在ほぼ不可能でしょう。しかし、移民は子供を生み増えます。そのときに「日本人」はどうすればいいのでしょうね。僕は排他的な国民性が大変なことを引き起こす気がします。

2005/12/14(水) 午前 6:02 [ shinka526 ]


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