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ネパールの首都カトマンズ近郊ナガルコットのヒンズー寺院で14日深夜、
国軍兵士が祭りの最中に地元住民に発砲、
この兵士を含む12人が死亡、19人が負傷した
兵士は地元女性への嫌がらせをしたとして住民とけんかとなり、
武器庫からライフル銃を持ち出してきて無差別に発砲した。
兵士は酒を飲んでいた模様で、事件後、自殺した。
複数の兵士が発砲したとの情報もあり、国家人権委員会が調査に乗り出している。
一部住民は15日、タイヤを燃やすなどして事件に抗議した。
読売新聞
ひどいですね。これで国軍ですから。
こんな紀律も武器の管理も出来ていない武装ギャングが正規軍ですから、もう前途真っ暗ですね。
(だいたい読売の南アジア記事はBBCをベースにしているのでBBCを見たほうが詳しく書かれています。)
周知の通り、ネパールでは共産ゲリラ(Maoist)が台頭しつつあります。
毛沢東のゲリラ戦理論と言えば「ゲリラは魚、民衆は水」
ということは、国軍は絶対に民衆を味方にしなくてはならないのに、このザマです。
中国はネパール政府を支援して、勢力圏の拡大に努めていますが、
それにインドは過敏に反応しています。
中国は政策として国際社会から孤立している非民主主義国、独裁政権などを支援して
味方に引き入れています。
が、その結果紛争は激化するわけです。
ネパールは王政を敷いていますが、一体、国とは何の為に存在するのか、
(説くほどの知性もないですが)説いてやりたくなりますね。
僕は共産主義に賛同はできませんが、しかしこんな政府なら潰れたほうがでしょう。
まあ、潰れたら毛沢東主義者ですから、ポル・ポトみたいなことをしないとは言えませんが…。
中国は武器を援助するより、「易姓革命論」をネパール政府や軍に教えたほうがいいと思います。
<参考ページ>
"Nepalese soldier shoots many dead" BBC News (15 December 2005)
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/south_asia/4530456.stm (15 December 2005)
読売新聞「祭りの最中に兵士が無差別発砲、12人死亡…ネパール」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051215i317.htm
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