ハードボイルドワンダーランド

僕の勝手な主観でニュースを論じるBlogです。

News Review

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全20ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

中東がただでさえ騒がしい時にこういうことが起きると本当にめんどくさいことになりますね。
パレスチナのハマス入閣問題、イランの核開発、イラク民主化、石油高…。
そこに来て預言者風刺漫画問題です。
これがそのまま、反欧米運動、ひいては反キリスト教運動に繋がらなければよいのですが。


そしてイランが駐デンマーク大使の召還という手を使うんですよね。
核開発、石油高、アメリカのイスラム教国への穏健姿勢を背景に
イランは最近まさにやりたい放題です。
ようするに世界中でテロリスト(特にムスリム)を敵に回しているアメリカが
これ以上ムスリムに煩わされたくないので、ムスリムを刺激しないよう
風刺漫画問題では強く言えないのです。
ですから、どうしてもイランは風刺漫画問題と核開発を関連付けたいようです。
つまり、「イランの核武装はすべてのムスリムの為」みたいな対立系図を作りたいんでしょう。
そうすれば、欧米も強く言えなくなりますから。

しかし、考えてみてください。
イランの核武装はイスラエルや欧米だけの脅威ではありません。
隣国イラクやシリア、そしてサウジアラビアにだって脅威です。
イスラム教国の間でだって戦争をします。
そう、国政と国益に宗教は関係ありません。
ただ宗教を利用して、国益を確保することはどこの国でもやっていることです。

ムスリムにとってイスラム教は生活そのものであり、価値観の根源です。
ですから、「世俗的な利益追求団体=国家」イランにとって
イスラム教を背にすることは非常に理にかなった行動です。
黙っていても何億人のムスリムは見方をして、
無言のプレッシャー(テロリズムの可能性)を非イスラム教国に与えてくれますから。

とりあえず、これ以上の騒動は、イランの勢力拡大に有利になるだけで
中東諸国や欧米になんの利益も無いですね。
ムスリムは「イスラム=すべて仲間」という考え方を少しは改めた方が良いと思います。
宗教がすべてで無い世俗的な人々もムスリムの中には存在します。



<参考ページ>

読売新聞「イラン、風刺漫画掲載でデンマーク大使を召還」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060205it11.htm

読売新聞「預言者の風刺漫画への抗議が過激化、大使館放火相次ぐ」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060205i413.htm

開く トラックバック(1)

イメージ 1

ガザ市で会見に応じるハニヤ氏



<参考ページ>

読売新聞「ハマス幹部「武装解除応じぬ」…国軍編成へ勢力結集へ」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4800/news/20060130i206.htm

ながらく休眠していましたが、今日から再開します。

さて休んでいた間にも政治に空白はないですね。
「The show must go on」とはよく言ったものです。


まず気になるのが中東情勢、特にイスラエル・パレスチナですね。
先日のパレスチナ評議会の代表選出選挙でMajorityとなった「ハマス」ですが、

・イスラエル、PLOは組閣、入閣を拒否
・欧米は「武装路線放棄」の条件付賛成

というところでしょうか?
もとが武装集団、しかも自爆テロをしかけてくるような組織から、イスラエルは反対。
そしてパレスチナを、PLOの縄張り、くらいにしか考えていないPAも反対。

しかしよく考えると現在のPAも元はPLO主流派(テロリスト集団)ですし、
イスラエルもZionist Movementから武力集団と共に成り上がって来た国家。
ようするにハマスとは「同じ穴のむじな」なわけです。
本当にパレスチナ人の方々は指導者層に恵まれていませんね。
いや、むしろ武装闘争ばかりして国土を興廃させた彼ら自身に問題があるとも言えますが…。


PAもハマスも「パレスチナ」という「国家」として物事を考えて進めなくてはいけないのです。
そんなときに縄張り争いしててはね、「国民」同士で。
本当にイスラエルに勝ちたいのなら、自分達の力をつけろよ!と毎回言っていますが、
まあ彼らには届かんのでしょう。

ただ何故パレスチナ人たちがハマスを選んだのか?
別にハマスがすばらしい「政府役」だからではありません。
むしろPLOのPAよりはマシ、と言うくらいです。
いやむしろハマスを選んだ人々は、ハマスの戦闘力に期待をしているのかもしれません。
イスラエル協調派で腐敗臭の絶えないのPLOよりは、曲がりなりにも福祉にも手を出している
イスラエル強硬派ハマスの方が好きなのでしょう。


いま、ふと思いましたが、
この執拗とも思えるパレスチナ人の反イスラエル感情。
確かにその歴史と現状を考えれば当然ですが、この姿勢どこかの国と似ているような…。

そう、感情論が先に来て、論理的に国家を操縦できない国民性というのは
お隣の韓国とよく似ている気がします。
パレスチナにも早く朴正煕元大統領のようなリアリストが現れればいいのに。

イメージ 1

12月18日、ブッシュ米大統領はイラクの戦況に絶望しないよう国民に呼びかけた



<参考ページ>
ロイター「ブッシュ米大統領、イラクの戦況に絶望しないよう国民に呼びかけ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051219-00000404-reu-int.view-000

先日、大学のEssayで勝手にイラク情勢とアメリカの政策を研究したのですが、
もしブッシュ政権中に米軍が撤退を開始すれば、
イラクは南ベトナムのようになるのではないかとの結論に達しました。

もちろん、イラクにはNational Liberation Forntのような組織化された正規軍規模の兵力が無く、
イラクに現在出来つつある政権を倒すことは出来ないでしょう。
しかしながら、イラクの武装勢力はシリアやイランからの武器援助を受けており、
もし米軍が大々的な撤退を敢行すれば、まさにイラクは総崩れになるのではないかと思いました。
その先にあるのは、軍閥が跋扈するソ連撤退後のアフガンや1900年代初頭の中国大陸のような状況でしょう。


アメリカが現在積極的に行おうとしていることは「Vietnamization(ベトナム化)」
、と70年代に呼ばれた政策です。
つまり米軍を段階的に撤退させ、その補填として南ベトナム軍を増強するというものです。
最初、南ベトナム軍が弱いからこその米軍投入だったのに、それを引き上げるという自分勝手な政策で
アメリカはベトナムだけでなく、ラオス、カンボジアまで失います。

そして僕は「Iraqization」も進んでいると感じます。
新イラク軍は大隊単位(米軍の戦術単位)で確実に増えていますがその質には疑問符が付きます。
先日のNYTimesのリポートではイラク軍の士気、装備ともに低いレベルにあります。
特に装甲を施した車両が少ないことと、個人用のアーマーが行き届いていないことにより
イラク軍の士気は上がりにくいようです。


ただし、ブッシュ政権時には全面的に撤退するということはないでしょう。
2003年から続くイラク戦争、その後の占領政策、そして民主主義の提案は、

   「Rogue State(ならず者国家)の解体+民主主義政権の樹立=米国の安全保障向上」

という新しいNational Security方程式の確立でもあります。
近年、紛争の「解決」として兵力を使ってきた米国が、
積極的に、そして「予防」的に、他国に討って出て、
民主主義という口触りの良い思想を広めることにより、自国の安全を高めるという壮大な
むしろ暴挙にも等しいくらいの大きな試みです。

これは俗に「ネオコン」という結社的な派閥が企てたアメリカの世界制覇だ、という人もいます。
しかし、完全保障の向上に世界制覇(敵の消去)は避けられないのです。
それを諦めているからこそ、日本はアメリカに隷属しなければ生きてはいけません。


イラクは、壮大なテストケースです。
ここでアメリカが退いたら、世界の覇権はアメリカから他の国に移るでしょう。
そう、か(華)の国に。



<参考ページ>

共同通信「早期撤退なら「信用失墜」 米大統領が演説」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051219-00000099-kyodo-int

全20ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
shinka526
shinka526
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事