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坂口憲司のお父さんは、坂口征二です。(そんなん誰でも知っとるわい!)
その坂口も数々の修羅場をくぐってきた男です。
猪木のNo,2として、自らの強さを押し殺しての格闘家人生は、ある意味、
以後の経営者としての成功を物語っていました。
古くは、パッとしない長州とのコンビでの北米タッグは、めちゃめちゃ塩!でもありました。
そんな坂口が男を上げたのは、UWF軍団の抗争でした。
当時、いけいけどんどんの前田のキックを受けてもビクともしなかったり、
対抗戦では、高田・山崎を破るという、凄みを見せたりという懐の深さを見せてくれました。
その中でも衝撃的だったのでは、1986年のIWGPリーグ戦での猪木戦で見せた衝撃的な一撃、
ハイアングルのアトミックドロップが印象的です。
(写真右:バックランドのアトミックドロップですが、絵的にはこんな感じです。)
私も子供の頃、親戚のお兄ちゃんにアトミックドロップを喰らって、大泣きしたことがありますので、
この技自体がどれほど凄いのかは、ある意味体感してます。当然ながら、上背のある人が小さな人に
喰らわせれるというものではあります。
坂口が試合中にアトミックドロップを出すとお茶の間では、「後ろに落せー!あ〜あ」と
がっかりさせていたのですが、体験済みの私などは、その痛みが尾てい骨に蘇ってきたものでした。
この試合、ほとんどの人が猪木があっさり勝って終わりと思っていましたが、
試合の終盤に坂口が繰出したハイアングルアトミックドロップは、持ち上げた後、
くるりと向きを変え、トップロープへ猪木の股間を落としたのでした!
その時の猪木の姿は、恥ずかしいやら、痛そうやら、、、丁度、鉄棒の上を歩いた子供が、
滑って股間を打ち付けるような状態でした。悶絶の姿で、場外に落ちた猪木は、
リングへ上がってこれません。リングアウト!
背筋も凍った、坂口の一撃、今でも忘れられません。
知人のお母さんが医師をやられています。
その方は、新日のリングドクター@富家先生と仲が良く、
そこからのこぼれ話を聞きました。
実力のある坂口にNo,2をやってもらっていたということで、
猪木は、坂口に自分以上のギャラを払っていたそうです。
義理とともに実も与えていた時代。
そんなやりとりを耳にすれば、ある意味嬉しくなるものです。
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