元・天津駐在員が送るエッセイ

中国と日本、それをつなぐ言語について、一緒に考えましょう。

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中国空軍

【オピニオン】中国の空軍を侮るべからず

中国空軍は、ロシアの最新鋭戦闘機「スホーイ(Su)−27」と「Su−30」を150機保有。Su−27を元に中国が開発した戦闘機「J−11」を100機。空中戦も地上爆撃も行える「J−10」を200機近く保有する。
 Su−27とSu−30は、ステルス機「F−22」以外の米国の戦闘機に匹敵する能力を持つ。中国空軍はJ−11を約100機増やす計画だ。つまり合わせて1600機の軍用機を保有することになる。これには海軍が保有する約300機の戦闘機は含まない。海軍は独自に先進的な戦闘機などを保有、また空母を使った作戦の訓練も行っている。
中国の軍事力増強が、報道される事が多くなってきた。確かに、これまでたいした軍事的装備を持たなかった中国が軍事的な装備を整えつつある状況は、尖閣諸島で見せる中国の意図的な行動とも重なって大変我々を不安にすることは間違いない。
しかし、多少冷静に考えると上の記事にもあるが、「中国が保有するSu-27とSu-30は、F−22以外の米国戦闘機に匹敵する」と書いてあるが、見方を変えるとここですでに1世代前の戦闘機である事が理解できる。
バブルの時、ブラックレインという映画が合ったのを覚えておられるだろうか。
終戦間近な大阪にB29が爆撃を行った。焼け野原になった街に黒い雨が降った。その仕返しを日本がたくらんでいるというストーリーである。
2002年アジアカップで、日本代表チームは、重慶の観客から大ブーイングを浴びた。多くの日本人には、なぜなのか理解できていないのではないだろうか。毎年8月になると日本では、原爆や戦争の報道がなされるが、重慶爆撃について語られることはほとんどない。
南京から逃げ出した蒋介石は、日本軍に追いつめられ武漢から重慶に逃げ込む。重慶は、天然の要塞となっており、さすがの日本陸軍もそこまで軍を進めることはできなかった。重慶の冬は、霧で覆われる。霧が晴れ、視界がよくなる春から秋にかけ、3年にわたって戦政略爆撃とう名のもと無差別爆撃が行われた。最初は陸軍が空爆をおこなったが、うまくいかず、海軍が1939年5月3日と4日に行った爆撃が多大の被害を与える。当時、重慶の人々は、戦争を経験したことがなく、爆撃機の編隊が珍しく見物に出た人達の多数いたようで、被害の拡大が広がったようである。
海軍の爆撃機は、通称「中攻(九六式陸上攻撃機)」と呼ばれた。

中国にも戦闘機はあったようであるが、ソ連製イ15と米製カーチス・ホークであった。
イメージ 1
          カーチス・ホーク
日本軍は、零戦が投入されるまで、戦闘機の航続距離が足りないため、護衛なしでの爆撃を行っていたが、1940年8月零戦が投入されるとすぐに中国機は打ち落とされてしまった。
零戦は、8千2百メートルの高度まで6、7分で到達できたが、中国機は15分もかかったそうである。

そうした圧倒的な軍事的優越の上に、1940年百一号作戦と呼ばれた爆撃が行われた。
攻撃日数:海軍50日、陸軍21日
攻撃延機数:中攻3627、97重727、司偵察177、零戦24
使用爆弾:2万7107発(2957トン)


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