元・天津駐在員が送るエッセイ

中国と日本、それをつなぐ言語について、一緒に考えましょう。

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中国为什么没朋友?

10年の反テロ戦争の後、これから相当長い時間をかけアメリカは、その活動の場をアジア地区に移すであろう。先週ロサンゼルスでオーストラリアと米国の外務省、防衛省による会議が開かれた。同盟60年を記念するに留まらず、アジア地区をインドアジア地区と改めインド洋から太平洋の広大な地域を表す事となる。民間の調査によると、多国籍民族国家のアメリカにとって、太平洋地域は、ますます大西洋地域よりも重要になってきている。

中国は、その地区の大国である。疑いなく関係国の中心に当たる。しかし、周りを見渡せば、中国に同盟国はない。

日本と韓国は、早い時期から米国の同盟国である。台湾は、これまでずっとアメリカに媚びている。ベトナムと中国はだんだんと縁遠くなり、アメリカとますます近づきつつある。フィリピンは経済的、貿易上は中国に依存しているかのようであるが、軍事的にはアメリカと同盟を結びつつ有る。オーストラリアは、中国で稼ぎまくりながら、アメリカとの軍事的同盟を強化している。北方では、ロシア、南方ではインド。歴史的に中国との同盟国になることはあり得ない。パキスタンは中国からの援助を受けながら、米国ともずっと協力体制を築いている。その他のアジアの小国であるシンガポールなどもアメリカにこの地区での軍事パワーの増強を要求している。

中国の唯一の同盟国は北朝鮮であるが、どうしようもないろくでなしであり、中国の指導者だけでなく、一般民衆も同盟国と考えてはいないであろう。いわゆる「鮮血が固まった」と言われる親密な友情は、すでに名ばかりになっているのである。

中国を牽制する包囲網は、だんだんと形成されつつある。

なぜ、中国には同盟国がいないのか?いろいろと原因は考えられるが、簡単に列挙してみたい。

1、伝統文化から考えると、中国は、等級社会であると言える。中国人には、人と人の平等という概念は存在しない。上は皇帝と大臣、中は、官僚と役人、下は家族の族長と構成員。家庭の中でも父母と子女、夫婦の間ですら主人という地位があり、一方でそれに服従する地位が存在する。周辺国との関係においても、北方は、匈奴鲜卑、西は、突厥吐蕃、南は、南诏、東は、高句丽。歴史においてそれは、征服者と被征服者の関係であり、宗主と貢ぎ物の関係である。負けたら臣となり、勝ったら毎年貢ぎ物を受ける。従者とは平等であるはずがなく、他人を尊重することもない。どうして同盟関係がきづけようか。

2,人は社会性動物である。中国人は違う。中国人は政治的な動物である。言い換えると中国人は政治化されすぎてしまった。急激な変化は、人を惑わせる、理解できないのである。五千年来、中華の大地では、1つ1つと王朝が入れ替わった。王朝が入れ替わる事を我々はあまりにも多く経験した。そうして中国人はだんだんと政治化してしまった。風をみてうまく舵を取る。生存のためにそれは必要であった。ゲームのルールは、突然に変わる。それは人がきめるものである。簡単に変えることができる。よって彼らは、大変柔軟である。

3,政治化が進み過ぎたために中国人には、平等の意識がなくなったと同時に、同盟の概念も無くしてしまった。同盟を結ぶことも団結する精神も無くしてしまった。スポーツ競技をみるとよく理解できる。個人競技、例えば卓球、バトミントンなどは、中国人は得意である。その競技が3人以上で行われるものであり、お互いに協力しないと勝てない競技、例えば、サッカー、バスケットボール、アイスホッケーなどの競技は、中国人は不得意である。それは体力の問題ではない。重要なのは、中国人には、他人と共同で勝利を収めるための団結精神と伝統文化がないからである。

4,世界各地の唐人街を見てみてほしい。華人は相対的に閉鎖的である。自己中心の証明である。俗に、海水がある地方に華人が集まり、華人の地方に唐人街が出来ると言われる。中国五千年の文明時において、政治、経済、文化の中心は、いつも北京か、西安か、南京であり、この三角地域を徘徊していたにすぎない。そうした状況がだんだんと中国人を相対的に閉鎖的な民族にしてしまった。他人との協力関係を恥じ恐れるようになった。世界のいかなる地域においても自分たちを閉じこめ、内部の闘争にあけくれ、異文化との交流はきわめて少ないのである。
実際、数年間中国の外交において多額の支出があった。我々の国力はそんなに強くなく、人民も裕福であるわけでもない。そんな状況にあっても国力を傾け一部の同盟諸国に支援が行われた。我々自身の食料さえ足りない時期にも貴重な外貨で穀物を購入し、アルバニアに食料支援が実施された。聞く話では、彼らに1人2台の自転車が支給されたという。しかし結局両国は、反目する事になってしまった。反米援朝の際には、中国人が20万人犠牲となった。最近になってもいまだに食料や石油の支援をつづけている。そこなしのざるである。反米援越においても結局彼らと反目している。アフリカ国家の工場建設支援においても、彼らの政府と人民は、中国に好感を持っていない。なぜ中国の犠牲と貢献は友誼に結びつかないのだろうか。

中央テレビ局の白岩松は、こんな例を挙げている。彼がアメリカの新聞博物館を訪れたときの事である。そこには、世界主要国家の新聞が保存してある。2001年9月11日テロの攻撃を行われた直後の9月12日、世界の主要国家の新聞の1面は、9.11の報道で塗りつぶされた。唯一の例外が中国の新聞で1面には指導者の会見活動であった。

中国は、こんな風に全体になじめず、世界の価値観を蔑視している。同盟国などできる訳がない。




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隣国ミャンマーが中国の同盟国というか属国になりつつあるようです。
中国にとってそれが国際的評価を上げるものなのか否かは分かりませんが。
TBしました。

2011/9/25(日) 午後 10:44 omori

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中国という国を的確に分析なさっていて感心した。中国人は利己主義で「一盘散沙」だと言われる。この点は彼ら自身も認めていることである。だから、スポーツにしても、サッカーのような団体競技は弱い。毛沢東時代には「团结就是力量」なんていう歌が、よく歌われていたが、中国人はそれだけ団結心がないから、こんな歌が流行ったのだろう。
中国と親交の深い国は、非民主国家や独裁国家が多いようだ。これは「類を友を呼ぶ」の格言どおりで、当たり前のこと。北朝鮮もミャンマーも、まともな国ではない。それに最近問題になっているリビアとの外交関係も深かったようだ。中国がこうした外交を続けている限り、この国は世界から注目されても、尊敬される国には、なりえないだろう。日本は中国に対して、付かず離れずの基本姿勢でいったほうがいい。あまり近づき過ぎるのは危険だ。

2011/9/26(月) 午前 7:08 [ お節介じいさん ]

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一国でヨーロッパに匹敵するほどの広大な国土と民族を持つ中国にとっては外交すら自給自足の対象なのでしょうか。

張騫・鄭和の次に蒋介石ぐらいしか思いつきません。

2011/9/28(水) 午前 6:19 [ kib**951 ]

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おもしろかったです。中国人自身がこのような記事を書いたことは、びっくりですね。まさにあたっています。傑作。

2011/9/30(金) 午前 8:40 [ 中村 伊佐奈 ]

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