まだまだつづくから。

このブログは、僕が心惹かれたり気になったモノ・コトをフォーカスしたツブヤキとボヤキです

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9月に発行された箭内 道彦さんの本、「サラリーマン合気道 「流される」から遠くに行ける」。
僕、結構この本に助けられています。

時々目を通すお気に入りのコンテンツの中から、189ページからの5ページご紹介しますね。

「なりたい職業より、やりたいこと」

仕事は人生の時間の多くをしめる重要な活動です。仕事が充実していれば人生も充実するし、つまらないと人生もつまらない。

どんな仕事をするかというのは人生を左右する重大な選択となるわけですが、ほとんどの人は動物が好きだから獣医、トリマーなど動物に関係した仕事を選んだり、数字に強いから会計の仕事を目指すといった具合に、「好きなもの」や「得意なもの」を根拠に選んでいるのではないかと思います。

しかし、「好き」や「得意」という根拠から仕事を選んだ場合、次第にその根拠がぐらついて、仕事に対する意欲を失ってしまうことがあります。

「好き」だったものが「嫌い」になるということはよくあることですし、「得意」だけで選ぶと仕事自体は、器用にこなせるようになっても、ふと「一生この仕事をしていて自分は満足なのだろうか」という疑問に悩まされるようになる。

ですから、僕は「何をしたいのか」という根本的な質問を自分にした上で、仕事を選択するべきだと考えています。

具体的な職種を挙げて、その中からいきなり選ぶのではなく、もっと大まかな「自分はこの世界をどうしたいんだろう」という気持ちをはっきり自覚することが重要なのだと思うのです。

僕は、高校時代までずっとシンガーソングライターに憧れていました。

中学時代に松山千春さんの故郷をひとり夜行列車で訪ねて行くほど音楽が好きで、絶対に仕事にしたいと夢見ていたんです。

でも、自分が音楽をやる側に回ってみたところ、もの凄い挫折感を味わいました。音楽が好きなだけに、自分ではダメだとシビアに判断せざるを得なかった。

それで、ミュージシャンになることを断念した高校生の僕は、第二希望のデザイン分野に進みました。

その人生の進路変更を自分で納得できるようになったのは、ミュージシャンがこの世の中に歌でメッセージを送るように、自分も広告でメッセージを伝えられるかもしれないな、と思ったからでした。

広告の仕事をして二十年近くたって、改めて振り返ると、「オンリーワンよりナンバーワンを目指そう」だとか、「明日は来ないかもしれない。だから今日を強く生きようよ」とか、自分がミュージシャンになったら歌にしたかったことを広告というものを使って伝えている。

アウトプットする方法は全然ちがうけど、根底にある「やりたいこと」が同じであれば、そう違いはないのかなと思えるようになりました。

やりたいことの根っこさえしっかりしていれば、職種はなんでもいいのかもしれない、ということは、以前、ギャル社長の藤田 志穂さんと対談したときにも感じました。

彼女は、十九歳のとき、世間でギャルに対する悪いイメージを変えたいと、様々な、メディアにコンテンツを提供したり、ギャルたちへのリアルなマーケティングを請負うような会社を起業したことで一躍有名になった女性です。

でも、彼女は、もともと企業したいと思っていたわけではなくて、ディズニーランドのパレードで踊る人になりたかったと言うんです。

それが、ギャル社長になっているというのは、ちゃっと考えるとまったく違う職業に就いたようですが、彼女がディズニーランドで働きたかったのは人の喜ぶ顔が見たかったからだし、今のギャル社長も同じ動機からはじまったこと。

「何をしたいのか」という根っこのところでは、ディズニーランドで働くのもギャル社長になるのもまったく同じことなんです。

「人を楽しませたい」「人を助けたい」「何かを通じてメッセージを発信したい」「世の中を変えたい」といった願望がまずあって、後から職種がついてくるほうが、仕事の幅も広がるしたのしいんじゃないかと僕は思います。

就職とは、そういう「やりたいことの根っこ」を探すこと何です。
そう考えることでぐっと職業選択の自由度が上がる。

「医者になりたいの?ピアニストになりたいの?ラーメン屋になりたいの?」と枝葉の部分の選択肢を突きつけられるから、よくわからないまま「じゃあ医者」と答えてしまうのです。

そうした仕事の決め方が一番もったいないように思います。

 やりたいことがはっきりしないまま就職しようとすると、就職自体が目的になりがちなんです。

コピーライターになりたいという若者の中には、単にその職業になりたい、コピーライターという名刺を持ちたいというタイプがとても多い。

コピーライターになることがゴールで、そこで全て止まってしまう。「どんなコピーライターになりたいの?」という問いに対する用意がまるでないんです。

だから、「コピーライターになって何がしたいのか」を考えてみてその結果、自分が人を喜ばせたいのだとわかったとしたら、エスティシャン、漫才師、AVの監督など人を喜ばせる仕事全てが選択枠になるんです。

世の中を変えたくてコピーライターになりたいのだったらミュージシャンや、政治家だって選択肢に入ってくる。

「世間体」とか「見栄」を無視すれば、その選択肢の中であれば実はどの仕事でも満足感を味わえるのだと思います。

自分は、中学校のころから映画が大好きで毎週見てたな、じゃあ何でもいいから映画関係の仕事に就こう、という選び方ではダメなんです。

なんで自分が映画を見たいのかとか、その映画から何を得ていたのかとか。「好き」という感情の源流にまでさかのぼって、自分が映画を好きな理由を探るんです。

そうやって考えることで自分が人生でやりたいことがはっきりし、ようやく職業を選ぶ準備が整うんだと思います。

 すでに、仕事に就いている人も、是非一度、仕事を志望した当時のことを思い返してみてください。
そのとき何がやりたかったのかを改めて確認することは、仕事への意欲を呼び起こし、なんとなく仕事をこなす日々を変えてくれるはずです。

なりたい職業よりやりたいこと。

この本凄く、いいです。
全部最初から読破するのではなく、たまになんとなくぺらぺら開いて気になったところを読んでみるといいですよ。

でもホント、たくさんのみなさんが、自分の喜びを通じて人をほんの少しでも幸せにすることができたならこの国は、凄いことになるのでしょうね。

僕も一生懸命励みましょう!

あとがきの箭内さんのメッセージも素敵でしたよ。

自分がひとりで思い付くことなんてあまりにも小さい。
だって、天才でも手品師でもないんだから。
相手と向き合って始めてそこから生み出せばいい。
そのことに気がついて、すこしでも楽になってもられたら幸せです。

ひとりでも多くの人に。「サラリーマン合気道」。

やりたいことなんてなにもない。
僕たちは、流されるから遠くへいけるのです。
がんじがらめになって自滅し続けていたあのころの自分へ。



■風とロック

http://www.kazetorock.co.jp/

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おもしろそうな本ですね。この次本屋さんへ行った時にはチェックしてみます。
私はサラリーマンじゃないけれどね*^^*

2008/12/17(水) 午後 4:58 nazuna

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nazunaさん、こんばんはいらっしゃいませ♪

この本、面白いですよ。
NHKの番組「TOP RUNNER」にMCで出演の金髪の男性の方が作者です。

nazunaさん、どんなのお好きなんだろう?

ジェームス・アレンさんの「原因と結果の法則」、お薦めですが。

僕、新刊で、ウィリアム・ポール・ヤングさんと言う人の「神の小屋」という小説今、凄く気になっていました。(喜)

お身体お大事にして下さいね。

2008/12/17(水) 午後 11:17 [ Shintaro ]

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大人になったらなりたいものの調査で学者・博士が男の子の1位になったようだ。

山中伸弥博士や大隅良典博士のような立派な研究者になり、ノーベル賞を受賞したい。世の中の役に立ちたい。そのように考える子供が増えたのではないだろうか。

学者・博士や研究者に対する一昔前のイメージは決して良いものではなかった。試験勉強は人より得意だが、奇人、変人、偏屈、非常識、世間知らず、頑固、根暗、失礼、無礼、独善的、自慢者、高慢者、傲慢者、蛸壺人間、視野偏狭、そういったイメージが一般的であった、

現在ほど学者・博士や研究者が憧れの対象となったことはあっただろうか。学者・博士や研究者と呼ばれる人間にとっては誇らしいことであろう。

だからといって学者・博士や研究者が選民意識・特権階級意識で自己過信・自己慢心に陥っては全てが台無しである。

自己過信・自己慢心を捨て、公私ともに謙虚な姿勢で日々を過ごすよう身を引き締めていきたい。少なくとも、学者・博士や研究者を目指す子供たちに恥ずかしい言動はしたくない。

2018/1/8(月) 午前 9:05 [ 元気モリモリたろう博士(Ph.D.GENKIMORIMORITA ]


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