まだまだつづくから。

このブログは、僕が心惹かれたり気になったモノ・コトをフォーカスしたツブヤキとボヤキです

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0.5ミリ

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すみません、津川雅彦さんって凄い役者だよなぁって驚きました。(汗)
第39回報知映画賞、助演男優賞、作品賞のW受賞おめでとうございます。
 
久々に劇場に足を運びましたが、とても良い作品と出会いました。
 
人は誰でも、劣等感と優越感を背中合わせに生きている寂しい存在なのかもしれない。
自分を許し、他人を認めてあげることはとても難しいことかもしれない。
けれど、他人との距離をほんの少し狭べることで愛すべき存在へと思わぬミラクルは起り得るのだと感じました。
 
介護ヘルパーの山岸サワは、派遣先の家族から冥土の土産におじいちゃんと寝てほしいとの依頼を受ける。
当日の夜、思いもよらぬ火災と家族の自殺が起こり、サワは家も仕事も失ってしまう。
 
全財産を入れた上着を電車に忘れ、人生の崖っぷちに立たされたサワ。
駐輪場の自転車をパンクさせる茂や、書店で女子高生の写真集を万引きする義男等、訳ありの老人を見つけては家に上がり込み、強引に彼等の介護を買って出る。
 
皆、はじめは面食らうものの、手際良く家事や介護をこなし歯に衣着せぬ彼女に次第に心を動かされる。
老いの不安、頑固で不器用故に社会や家族から孤立した彼等も懸命にぶつかってくるサワと触れあううちに、生きる輝きを取り戻していく。
 
自身の介護経験から着想を得て書き下ろした小説を映画化した安藤桃子さん、安藤サクラさん姉妹の傑作タッグ作品。

死ぬまで生きようどうせだもん。ってサン・アドさんのコピーも素敵ですよね。
安藤サクラさん主演、武正晴監督作品"百円の恋"も楽しみです。
 
 
 
■映画 "0.5ミリ" 彩プロ / 2013年(196分)
 
 

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若気の至りというには、ちょっと度が過ぎる。
物事の分別はついているはずなのに、全く危なっかしい交差点に僕も立っていたことがあった。

ただの憂さ晴らし、それとも刺激を求めていただけなのか?
馬鹿ができるのも若いうちだけ、そんな言い訳が通じない時もある。

ハーモニー・コリン監督の新作"スプリング・ブレイカーズ"を観にシネマ・ライズ行って来ました。

春休みにフロリダ旅行に出かけようと盛り上がる4人の女子大生は、強盗で資金を作ろうと目論み、計画を実行。
美しいビーチと音楽、全てが非日常的。しかし、羽目を外した彼女らに落とし穴、エイリアンと名乗る謎の男との出会いが彼女たちの運命を変えることに。

やたらビビットな映像にちょっと気持ち悪くなりながらも、なんとか鑑賞。(笑)
前作「ミスター・ロンリー」が素晴らしかっただけに、ちょっと残念でした。

次回のシネマライズ、11月公開のクライム・コメディ"フィルス"が楽しみです。

帰りは久々に食べたかった、麺屋武蔵 武骨外伝さんの外伝つけ麺をいただきました。
やっぱり外さない、味の安定感が嬉しい美味しさでした。



■映画 "スプリング・ブレイカーズ" アメリカ / 2012年(93分)

http://www.springbreakers.jp/

嘆きのピエタ

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僕のおふくろは、心臓の病等でもう何度も入退院を繰り返し数年後には、ペースメーカーの電池の交換で切開しなければならない。
親父は、おふくろのことを病気の百貨店などと笑えない冗談を言っているが、手術の度に祈るような思いになる。

男子たるや、思春期を迎える頃には母親を異性と受入れ違和感を感じるものだけど、20代半ばを過ぎる頃にはかけがいのない存在となるものだ。
何より自分を生んでくれた人だし、記憶の最も遠いところではあるが安らぎを感じずにはいられない故郷だったりするからだろう。

父親は、生き方を教え、母親は愛を伝える。
僕にもし、おふくろがいなければどんな人生を歩んでいただろうか?

待望のキム・ギドク監督の新作"嘆きのピエタ"を観にル・シネマへ行って来ました。

まさに、愛という名の魔物。
天涯孤独に生きてきた冷酷な借金取りの前に、突如現れた母親と名乗る女。
しかし、それは巧妙に仕組まれた愛憎極まる復讐の始まりだった。

キム・ギドク監督作品で一番好きなのが"鰐"だったりしますが、今作もあまりに衝撃的でラストに涙が出ました。
でもどうして、ギドク監督作品はみんな死んじゃうんだろう。(悲)

次回のル・シネマ、10月公開のスリリングな知的サスペンス"危険なプロット"が楽しみです。

帰りは前から食べたかった、らぁめん 亜寿香さんの排骨担々麺を汗を拭き拭きいただきました。
排骨(パイクー)と呼ばれるが唐揚げがのっているのですが美味しかったですね。



■映画 "嘆きのピエタ" 韓国 / 2012年(104分)

http://www.u-picc.com/pieta/#prettyPhoto/0/

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さよなら渓谷

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久々の映画話ですが、ほんと久々に劇場に行きましてこの作品画を観れて良かったなぁっと思った。

朝も夜も激しく愛し合うふたり。でもそれは、愛ではなく彼女の憎しみを男は最も残酷なかたちで受け止めている。互いの傷口を深く抉るかのように。

スクリーンには、加害者と被害者の想像を絶する過酷さが生々しく映し出されるが、僕は一瞬たりとも目が離せなかった。
痛くて、切なくて、狂おしい男と女は、、憎しみと償いの果てに本当の愛をみつけてしまったのだろうか?

主演の真木よう子さんご本人が歌うエンディング曲"幸先坂"は、物語の余韻を残しながら切なさが高まるばかり。僕は、俊介とかなこの再会を祈っていた。

http://www.youtube.com/watch?v=1jnEsPn8XgI

吉田修一さんの原作も読んでみようと思う。



■映画 "さよなら渓谷" ファントムフィルム / 2013年(117分)

 http://sayonarakeikoku.com/

トガニ 幼き瞳の告発

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カン・イノ先生が聴覚障害の生徒・ヨンドゥに手話で伝える、「本当に美しいものは、目や耳では判らない。心でしか感じられないんだ」と。
この作品を通じて一番お伝えしたかったメッセージなのだとしたら僕の心には届きましたよ。

トガニ 幼き瞳の告発をシネマート新宿で観ました。
この作品は、韓国光州広域市の聾学校で2000年から2006年まで生徒に対して校長や教員による性的虐待を行なったという現実の犯罪を元に書かれたコ・ジヨンさんの小説の映画化。

兵役についたときに指揮官からプレゼントされた原作に衝撃を受けた主演男優のコン・ユさんが自ら出演を熱望し「絶対に映画化したい」という想いが実を結んだそうです。

恩師の紹介で霧の美しい田舎街・ムジンの、聴覚障害者学校に赴任することになった美術教師のカン・イノ。妻と死別したイノは、後ろ髪引かれる思いで体の弱い愛娘・ソリを母親に託し、1人濃い霧の中ソウルから車を走らせていた。

途中、車の事故をきっかけに知り合った人権センターの勇ましい幹事ソ・ユジンに成り行きで送ってもらいようやく到着した学校は、どこか異様な雰囲気に包まれていた。

ニコニコと人当たりはいいが目の奥で人を窺うような不気味な校長、そして教職に就くための不正な金を平然と要求してくる校長と瓜二つの双子の弟・行政室長。

何より生徒たちのおびえたような表情に違和感を覚えるイノ。 「この学校は何かおかしい」 そんなイノの不審を裏付けるような出来事が、次々に起こる。

職員室で平然と生徒を袋叩きにする男性教師、稼動している洗濯機の中に女生徒の顔をおしつけるという常軌を逸した暴行を加える女寮。激昂したイノはぐったりした知的障害児のユリを入院させ、ユジンに連絡を取る。

だがユジンがユリから聞き出した新たな事実は、複数の生徒たちが校長をはじめとする教師たちから、日常的に性的虐待を受けているというあまりにおぞましいものだった。

怒りに燃えるイノはユジンらと共に、マスコミの力を利用し真実を暴くことを決意。だがその長い戦いがもたらす理不尽さと残酷さをイノはまだ知らなかった。

韓国全土が震撼し、460万人以上を動員したこの作品で事件に怒りを爆発させた民意は政府をも動かし、2011年10月、13歳未満の児童への性暴力犯罪の処罰に関する改正案"「トガニ法」が成立。問題を起こした学校も2012年2月29日に廃校に追い込まれる。

2012年7月には、加害者である行政室長に対し裁判所は懲役12年、10年間の身元公開と電子足輪装着を命令したそうですが、ひとりの思いがふたりとなり、ふたりが大勢の民意となって小説や映画の告発が国を動かした素晴らしい成果が隣国で起こった。

良心がまだ元気であるならば、日本人の僕らにも希望はあるはず。
悲劇が繰り返されぬよう諦めず、微力であっても好ましい選択、好ましい発言や行動に努めたいものだ。



■映画 "トガニ 幼き瞳の告発" 2011年/韓国 (125分)

 https://www.youtube.com/watch?v=cnhCzcF1PWg&feature=fvst

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