白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク

『旅の指さし会話帳』の著者、白野慎也がフィリピンの庶民生活への理解の深まる情報をお届けします。コメント大歓迎。投票もよろしく。

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*写真は友人の18歳のでデビュー・パーティでのショット

 今年も、1月の第2月曜日の『成人の日』に日本では、20歳を迎える百数十万人が一日にして大人になった。フィリピンでは、国の祝日としての『成人の日』のような日はない。

 フィリピンでは18歳の誕生日に、親兄弟はもちろん、親戚(もちろん名づけの親、ニーノン・ニーナンも含む)などを招いた盛大なパーティを開き、豪華な食事・歌や踊りやゲームにと華やいだ1日を過ごすことになる。これはデビュー・パーティと呼ばれている。

 しかし、当然デビューパーティも各家庭の経済力次第で、結局中流家庭以上に子女のためのセレモニーであり、国民の大多数を占める貧困層には無縁な行事でもある。

 18歳になるとフィリピンでは何が変わるか? 私の認識だと(確認を取っていないので誤りがあったらあとで訂正を入れます)喫煙・飲酒が法的には男女とも18歳でOK、選挙権18歳、結婚は男性21歳、女性18歳でOKですが、両親の同意が一応必要ということになってはいます。飲酒・喫煙は18歳でOKというわけで、今まで禁じられてきたことが、18歳でおおっぴらにできるようになるということでしょうか。

 ちょっと気になる性的行為は? これは18歳で法的にはOkなようです。しかし、実際は・・・

 というわけで、フィリピンはともかく『本当は〜だけれども実際は・・・』というように日本以上に建前と実態の乖離がすごいのです。特に結婚に関しては、10代で結婚するカップルもたくさんいますし、喫煙・飲酒に至っては10代前半で当たり前のようになされており、周りの大人も比較的寛容に見過ごしています。もっとも女の子の場合は両親ともちょっときびしい場合が多いようですが。Hに関しても本当は婚前交渉はいけないことになっているはずなんでしょうが、実際には何とシングル・マザー(タガログではなんというか身近なフィリピン人に尋ねて見てください)の多いことか? また、修道女が喫煙していたり、異性とみだらな行為に及んだりなんていうこともまれではないようです。

 ただ、経済的自立という大きなテーマはこの際抜きにして考えると(本当はこれ抜きには大人になるということは語れないのは承知の上ですが敢えて考えると)、結婚とか飲酒・喫煙、その他の成人として行動・現象の上面だけ見てみると、フィリピン人の方が日本よりも早く大人になるのかなという気もしないではありません。このコメントには思考力・判断力の成熟ということは考慮に入れていません。

 大人になるということに日比比較、みなさんはどう思いますか?

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