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*写真:フィリピンの日常のヒトコマ。2005年5月著者撮影。
一昨日、テレビ局から、フィリピン関係ニュースの翻訳テロップ付けの仕事の依頼が来た。
「またか」
といういうのが私の第一印象なのだ。そのニュースとは、みなさんご存知のレイテ島に於ける豪雨による地すべり災害の被害に関するものだ。
ただし、今回の報道は、200人以上の犠牲者を出した同災害への国際社会の関心を喚起し、支援意識を喚起するもので、必要不可欠なものだと思う。これ以上犠牲者が増えないよう、フィリピン政府の早急かつ、効果的な対応を期待すると同時に、国際社会の必要な支援も求めたいと思う。
今回の報道は不可欠のこととしても、以前にも記事で取り上げたが、日本におけるフィリピンの取り上げられ方はあまりにも片寄っている。麻薬密売・銃器密売・強盗殺人・保険金殺人などの犯罪、台風や地すべり・船の転覆などによる、自然災害・人災など、各種の災害報道、ゴミの不法投棄やら、元日本兵の発見報道などショッキングな出来事などなど、フィリピンは事件に満ちた国であって、平和でのんびりした日常のある南の島国という実情とはかけ離れた面ばかりが取り上げられすぎている。
フィリピンをどうしても『事件の国』として位置づけようとするマスメディアの姿勢に、特に強い怒りを感じるこの頃だ。
マスメディアには、もっと平和でのんびりした日常のある南の島国という本来の姿を伝えてほしいと思う。また、自分自身もこうした素顔のフィリピンを伝えられるよう、努力して行きたいし、フィリピンを少しでも知る人々が、歪められたり、悪い面ばかりが誇張されたフィリピン関係の報道や主張に対しては『それは違う』と、声を大にして言い続けてほしいと思う。
等身大のフィリピンを伝えられるよう、フィリピンを愛する人々よ、ともに頑張ろう。
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今日、町の図書館に行きました。海外旅行のガイド本、語学関係の本などそこそこ置いてありましたが、ついにフィリピンの文字を発見することはできませんでした。
2006/2/19(日) 午後 5:01
やはり残念ながら、フィリピンに関する関心、ニーズそのものが相対的に高くないということなのでしょうか。まことに遺憾なことなのですが、現実は受け止めなければならなそうです。でもその一方で、隣人に対する理解を持ってくれる人が増えるよう、惜しまずに努力もして行こうと思います。
2006/2/19(日) 午後 5:06 [ jessie ]
ところで今回の山崩れは、例年の2倍とも3倍とも言われる雨量は天災?でも、山が崩れた根本的な原因は木の伐採からでこれは人災?と言えます。今後の為にも、報道の行方はどっち側になるのか気になることだったりします。
2006/2/19(日) 午後 6:59
おっしゃる通りですね。私が被害者の方々のご冥福と被害がさらに広がらないように祈るとともに、フィリピン政府に対する怒りも押さえがたいものがあります。というのも私がフィリピンに深い関心を持ち始めてから、台風や大雨が来るたびに何百人と言う死者が出ることが延々と繰り返されているからなんです。
2006/2/19(日) 午後 7:25 [ jessie ]
避難勧告体制、防災林の確保、災害時の避難誘導体制、そんな当たり前の対策が、過去の有り余るほどの教訓にもかかわらず、ほとんど生かされていないような気がしてならないのです。しかし、熱帯林の伐採の一員もわが国向けの輸出にもあるかと思うと思いは複雑です。
2006/2/19(日) 午後 7:25 [ jessie ]
悲しい出来事です・・・被害者の方々へのご冥福と早期救出をお祈り致します。
2006/2/20(月) 午前 7:37 [ しんたろう ]
しかし、ここ数年天災によってたくさんの人が亡くなったり被害を受けているニュースが絶えないですね。日本でも雪害で多くの人が亡くなっていますし。もう2月中旬なのにまだマニラの夜は涼しく雨も多い。もし地球規模で異常気象が起きているなら、昔ならではの災害対策ではもうカバーしきれないのではないかと思いました。
2006/2/20(月) 午前 8:44 [ Mint Car ]
しんたろうさん、おっしゃる通りですね。被害者の方々への思いは私もまったく同じです。
2006/2/20(月) 午前 9:37 [ jessie ]
Mint Carさん、確かに異常気象もあるかもしれません。それならばなおさらのこと、予見的対策が必要だという気がします。ただ、それ以前に、私がフィリピンに住み始めてから、1993年以来、台風が来て、大雨が来るたびに何百人単位で犠牲者がでることが、延々と繰り返されているという思いが強いのです。都市部の上下水道の整備を始め、社会のインフラ整備、防災という意識、その事前の対策は、過去の被害によってもなかなか進んでいないというのが実感で、それがもどかしく、残念に思うのです。
2006/2/20(月) 午前 9:44 [ jessie ]
日本なら過去の自然災害に学んで、次に同じような災害が起こったときの被害を少なくするような予防策を、直接被害を受けなかった地域でも取るでしょう。しかし、残念ながらフィリピンは違いそうです。自然災害のたびの大きな被害、乗客の乗せすぎが原因の船舶の転覆による大量死亡事故などはこれからも同じように繰り返されていくのだと思います。
2006/2/20(月) 午前 9:47 [ jessie ]
日が経ってしまって恐縮なのですが、非常に印象的な文章でしたのでトラックバックをさせて頂きました。日が経ってもなかなかはかどらない救助活動が、少しでも早く進むことを願いますし、亡くなられた方のご冥福を思いますし、危機感をより広く共有できたらとおもいます。
2006/2/25(土) 午前 2:13 [ むくのきやすお ]
むくのきやすお様、ごていねいにありがとうございます。仰るとおり、被害者のご冥福と救助活動の進展を何より望んでおります。と同時に、災害に学んで同様の災害が起こったときの被害を最小限に食い止めるための対策の進展をフィリピン政府に臨みたいと思います。
2006/2/25(土) 午前 8:24 [ jessie ]
私がフィリピンと関わり始めて17年間、同様の自然災害による被害、船舶転覆による大量死亡事故など、何度も何度も繰り返され、過去の教訓がほとんどまったく生かされていないと感じているからです。ご検討お祈りしております。私も貴ブログを訪問させていただきます。またこちらにもお気軽におこし下さい。ありがとうございました。
2006/2/25(土) 午前 8:25 [ jessie ]