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去る3月から6月にかけてのフィリピン取材旅行では、自分の借りていたアパートやすぐ近くにインターネット環境がなくてとても苦労した。
どうせ2ヶ月だから、またいざとなれば歩いて8分ほどのところにインターネットカフェがあるからそこで何とか、と思っていましたが、いちいち、4キロのラップトップを抱えて出かけることも億劫になり、ブログの更新などもすっかり滞った。
しかし、仕事関係でインターネットを使う頻度が増えた時、24時間インターネットを使う環境がほしい、ということで滞在も残り1ヶ月あまりになった5月の上旬だっただろうか、JACKIEさんとともにSMメガモールのSMARTのインターネット申し込み受付カウンターを訪れた。
メガモール4F、担当者に説明を聞くと、初期設定費用が1000ペソ、そして月額999ペソ、それならいい。というわけで、申し込んでみようということに。
しかし、
「じゃあ、申込書をお出しします」
というそばからまず申込書がない。申し込み受付カウンター申込書がない。一瞬、あいた口がふさがらなかった。そして
「5回にも私たちの事務所があるのでそちらにいらしてください」
ということで5階に行ったら、
「それじゃ1階にどうぞ」
とたらいまわしにされ、いざ1階のブースに行くと、やっと申込書にたどり着けた。しかし申し込みの受付は4階へということで、再び4階へと戻ることになった。
僕は心の中で
「やっぱりフィリピンなんだよなあ。顧客サービスなんていう概念はこの国じゃ100年たっても浸透しないぜ。だから国際ビジネスの舞台じゃいつも負けちゃうんだよなあ」
とつぶやいていた。
申込書をもって4階に戻ると、担当の女性がガサガサ引き出しをまさぐっている。とその時、
「申込書、ありましたねえ」
と悪びれることなく言い放つ。なんと、申込書が出てきたではないか! 何のために僕たちはたらいまわしにされたのか?! この時点ではかなり頭に血が上っていたが、ぐっとこらえた。
契約は最低1年なので、自分が帰国した後はJACKIEさんが残り11ヶ月ほど使うということで、JACKIEさんに申込書を記入してもらった。これはスムーズ。
それから、その住所がインターネットサービスの対象地域かどうか、パソコンでチェック。マニラを細分した地図には、無数の円が描かれていた。中継基地から半径数百メートルの円が地図上に記されているのだった。JACKIEさんの自宅はOKとなったところで、契約は1年以上ということが気になりだした。僕が帰国した後、JACKIEさんがインターネットサービスを引き継いで利用する(支払いも含めて)というのも、初期費用と、1か月分だけ支払いして、あとはJACKIEさんに支払ってもらおうというのもやはり申し訳ないと思い、かといって11か月分(およそ11,000ペソ)支払う余力もその時の自分にはなかった。 というわけで、担当者には申し訳なかったが、申し込み完了直前でキャンセルしてしまったが、ワイアレス・インターネットに関して認識が深まっていい経験だった。
それにしてもフィリピンはやはりフィリピンだった。
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日本だとnetで完結してしまうのでフィリピンで何かしようとすると何もかも面倒臭くなってしまいます。出向くのは良いのですが遅いしスタッフはやる気ないしで・・・。
2006/7/7(金) 午後 2:25 [ BabyShun ]
そうですね。フィリピン人の多くにとって時間と手間はタダなんだ、と感じてしまうことがしばしばです。せっかちのBABY SHUNさんにとってはなおさら耐えられないことが多々おありのこととお察しします。
2006/7/7(金) 午後 3:12 [ jessie ]