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フィリピン人の英語力については、フィリピン内外でたびたび取り上げられている。
平均的な日本人との比較において言えば、比較的にならないほどフィリピン人は優れていると思う。何しろ平均的な日本人の英語力は実際のコミュニケーションレベルという点では、ほとんどゼロの人が残念ながらまだ多いのが現状だからだ。
中学・高校と最低6年は学校のカリキュラムに入っているものの、読めない・聞けない・話せない・書けないのないないづくしである。
一方フィリピン人はと言えば、子供の頃から、テレビやFMラジオなどで英語の洪水を浴び、小学校から英語教育があり、公式書類もほとんどが英文。日常生活の中で英語が多少なりとも身につかない方がおかしいという環境がある。だから、平均的な日本人は平均的なフィリピン時に比べて、コミュニケーションレベルでは、まだはるかにフィリピン人に及ばないと言うのが私の実感だ。
これは、特に大学卒の学歴を持ったフィリピン人などだと一層顕著である。フィリピンの学歴ある人たちの違いは英語力の高さである。
コミュニケーション力は総じて高いフィリピン人だが、文法などでは結構ミスを犯す。スペルミスはもとより、前置詞の明らかな間違い、動詞の間違いなど、細かいところにはこだわらないのはやはり国民性だろうか?
そんなアジア最大の英語圏とも称されるフィリピン人の英語力だが、最近タガログ語と英語の混用、タグリッシュの浸透で、低下傾向が顕著だと言う。
7月26日付の読売新聞によると、2003年、比政府が行った英語の文法・読解力私見では公立高校教諭の19%しか合格点に達しなかったと言うし、比商工会議所の調査でも英語を理解するフィリピン人は英語を解するフィリピン人は65%で6年前より12%減ったと言う。
また、ご存知の方も多いと思うが、フィリピンは持ち前の英語力を生かして、アメリカなど英語圏の企業のコール・センター産業を多数抱えていて、この分野の成長は非常に著しいのだが、セブ市の英語特訓教室の関係者の話では、英語力の低下で採用試験の合格率も5年前の5〜10%が、今は2〜3%に激減していると言う。
私事で恐縮だが、私の友人がごく最近マニラのコール・センターの試験に合格した。彼女はセブ市で4年生の大学を卒業しているが、やはり上記の2〜3%に入る実力者なのだな、と見直した次第である。僕は彼女と話しをする時、タガログ語7割、英語3割なのだが、彼女の英語力が落ちないよう、今後彼女との会話は100%、英語にしなければいけないのかも、と思い始めている。
今、フィリピンではコール・センターの仕事は比較的楽でしかも高給(一ヶ月10,000ペソ以上)ということで、女性にものすごい人気がある。僕は志望者のほとんどが合格するだろうと思っていたのだが、そんなに狭きもんだったとは。驚きだ。だからこそ、コールセンターで仕事をしている=確かな英語力を持っている、と思っていいのかもしれない。
マルチリンガルも結構なのだが、言葉は磨いていく努力にいつも気を配っていかないと、どの言葉もそこそこで、中途半端に終わってしまうと言う警鐘なのかもしれない。
しかし、われわれ日本人の多くは私も含めてそんな不安をするレベルには達していないのではないだろうか。私もせっせと英語・タガログ語の勉強にも精を出すつもりだ。また、最近下手になってきた母国語の日本語力のリハビリにも努力したいと思っている。言葉ができるできないで時には人生がまったく変わる。みなさんの語学力のブラッシュ・アップに関する思いはどんなものだろうか?
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白野さんのご指摘の通り、どの程度の英語力があるかによってその方の家庭のレベルや学歴を計り知ることが出来ますね。私の彼はカレッジ2年目で中退しておりますが、アメリカのハイスクール・レベルの私の英語力(一応TOEFLは925点です)とほぼ同じくらいでしょうか。ただ文法に関しては私の方が上かな?(笑)
2006/7/26(水) 午後 0:04 [ Mint Car ]
ところで、スペリングはネイティブのアメリカ人でも苦手な人は結構間違えます。高校の授業でも、スペリングとボキャブラリーのテストでは私より点数の悪い人はたくさんいましたから。(笑)日本人でも漢字を書けなかったり語彙が少ない人がいるのと同じですね。文法も同様です。実生活で使う言葉と学問として扱われた時の言葉は違う、ということでしょうか。
2006/7/26(水) 午後 0:08 [ Mint Car ]
Mint Carさん、そうですか? そうですよね。フィリピン語大卒の違いと言うとやはり英語力とついでディスカション能力だと言う気がしています。スペリング・文法のミス、実用レベルでは少々間違っていてもコミュニケーションには差し支えないんですよね。だから僕はフィリピンの政府などがどの部分の英語力が落ちているのかの分析をしっかりすべきだと思うんですよね。
2006/7/26(水) 午後 0:13 [ jessie ]
若者は、タガログの歌はダサいと言って聞かないし、歌わないし、タガログ映画はワンパターンでつまらないと言ってアメリカ映画をもっぱら好んでいます。コミュニケーションレベルでは、新世代に英語はますます浸透してきているという実感を持っていますが、いわゆる公的機関の私見と言うのは机の上の知識(文法など)を問う問題なのが多いのではないかと思っています。でもやはり、意思の疎通と言う面でのフィリピン人の英語力には私は敬意を表したいと思います。
2006/7/26(水) 午後 0:17 [ jessie ]
妻の妹がDコンピューターとA保険のコールセンター試験に合格して喜んでいましたが、順番待ちと言われてずーっと待っています。物凄い応募数だそうです。アメリカ時間に合わせるため勤務は不規則だそうですが安定した企業で満足できるサラリーっていう選択肢は滅多にないようです。今はインドにかなり持って行かれているようで激戦ですね!
2006/7/26(水) 午後 0:45 [ BabyShun ]
そうですね。ものすごい競争率のようですね。Dさん、コールセンターのオペレーターとして再出発なさるんですね。おめでとうございます。インドという強力な競争相手がいるからフィリピン政府もあせているんでしょうね。
2006/7/26(水) 午後 1:02 [ jessie ]
インド系の方、彼のいるドバイでもフィリピン人の強力なライバルです。彼らはフィリピン人労働者に比べ、格段に賃金が安くて労働条件が悪くても雇うことができるので、ドライバーや建設関係などの単純労働はインド人労働者にどんどん仕事をとられてしまいます。
2006/7/26(水) 午後 2:01 [ Mint Car ]
なるほど、そうですか? インド人も教養層から庶民層まで、ものすごい階層社会のようですね。わが愛するフィリピンの人々はどこで勝負すべきなのでしょうか?
2006/7/26(水) 午後 2:09 [ jessie ]