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今年の3月〜6月かけて、私はマニラにスタジオタイプのアパートを借りて滞在した。
1ヶ月7000ペソ。1LDK。以前住んでいた家の大家さんに私の渡航前に探してもらっていた場所だ。5000ペソくらいでもいいかなあ、と思うような場所だったが、まあこれから探す手間を考えたら、「まあ、いいか」と納得。
別払いの電気代は1ヶ月過ぎた時点で150ペソとのことで、すぐ支払い。思ったより安いな、とほっとしていた。冷蔵庫がひとつあるだけだからそんなに高くなるはずもないのだが、
新しい大家さんとの関係はまったくコニュにケーションはなかったかが、変な要求をされないのでそれで十分だった。
しかし、滞在1ヵ月半を過ぎると、「安全保証金」をもらっていなかった言い出した。そんなこと今までも話し合いで一言も出てこなかったぞ、雲行きがおかしくなってきた。どうせすぐ出て行くんだし、返してもらう類のものだからと言って、僕は頑として払わなかった。それはそれで済んでしまった。
仕事がうまくいかず、1ヶ月滞在を延長することになった。延長の話をした時、大家は財布を盗まれちょっとお金に困っているから家賃を前納してくれないか、と言う。僕はちょっといやな気がしたが、7000ペソを前納した。ところが、自分の日本でも自動車免許が切れてしまうので6月上旬に帰らなければいけなくなり、最後の月結局、20日しか滞在しないのだから差額を返してほしい、と言った。
大家は電気代と相殺して私の帰国の直前に返すという話になった。いやな予感はさらに増大した。
果たして予感は的中。家賃の払いすぎ分は日割り計算で返すと言っていたから、2300ペソ戻ってくる計算だった。しかし、返金の日、電気代をもらい足りなかった。もらい足りなかった分は1700ペソあまりだと言う。電気メーターを読み間違えたと言う。
僕はキレた。「ふざけんなよ。この・・・・」大家のぶくぶく太った親父に大して暴力的な気持ちになった。
しかし、僕は怒りをぐっとこらえた。近くに仲良く遊んでいた近所の小さな子供たちがいて、争いの場面を見せたくなかったからだ。
結局一月150ペソだった電気代は約700ペソになり、3ヶ月弱で2000ペソ弱。家賃の払いすぎ分が戻ってきたのは500ペソほどだった。
家賃の払いすぎ分の返金を少しでも少なくするため、電気メーターのないこといいことに急に電気代をもらいたりなかった、などという姑息な理由を考えたに違いなかった。
金のある奴、ありそうに見える奴からは少しでも取ろうとする、これは何もフィリピンに限ったことではないが、これもフィリピン人全体のイメージとなり旅行者などに嫌われる理由ではないか、と改めて思った次第である。
観光立国を目指すなら、外国人旅行者などから姑息な手段で少しでも多くせびり取ろうと言うことを取り締まるだけでなく、政府主導でそういう行為を行わないよう国民を教育していくことも必要だと思うが、これはフィリピンを訪れる外国人自身が自衛のため賢くなるしかなさそうだ。
しかし、この1件の後、「だからフィリピンは観光国としてもタイに勝てないんだ。目先のことばかり考えておろかな国民だ」とつぶやいた。少しフィリピンが嫌いになった1日だった。もっともそんな気持ちはすぐに消え、自分の教訓に変わったのだが。
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酷い話ですが、また良くある話でもありますね。払ったものはまず返って来ることが無いのがフィリピンで財布の出入口は一方通行だと思っています。なければないで済んじゃうのも、またフィリピン。これも文化だと割り切るしかないのでしょうが大変です・・・。
2006/7/29(土) 午前 10:05 [ BabyShun ]
そうですね。慣れているつもりでも100%、フィリピンスタイルになれないからどこか日本人の甘さと言うかなんと言うか、スキを見せてしまうんですね。こちらがしたたかになっていくしかないんでしょうね。フィリピン人100年たってもフィリピン人のままでしょうから。
2006/7/29(土) 午前 10:19 [ jessie ]
私も時々、特にお金のことで、嫌になる事があります。私は基本的に人口の割合が絶対的に多いやや貧乏な人たちと付き合うことが多いので、「みんな貧乏のせいや」という歌詞の歌があったのを思い出し、言い争うことは止めにしました。それ以上に心の広い優しいフィリピン人もたくさんいるのですから、その人たちに受け入れてもらえるような、ちょっと変な日本人になろうと思っています。
2006/7/29(土) 午後 1:49 [ ram*l_g*lle*o20*6 ]
そうですね。ただ、私の例の大家の場合は、小金持ちなんですよね。ramilさんの言われるとおり、絶対多数と思われる心優しきフィリピン人に受け入れられたいと思います。まあ、お金のことで不愉快な思いをするのも当たり前のことだと思っていれば、腹も立たなくなるのでしょうが・・・まあ、程度の問題ですね。
2006/7/29(土) 午後 2:12 [ jessie ]
フィリピンのこまった一面ですね。あまりもめてケンカをすると、今度はナイフを持ち出してきたりするから、こまったものですよね。
2006/7/31(月) 午後 5:34 [ - ]
そうですね。相手の様子を見ながらこちらも行動する必要がありますね。たとえその場は勝利しても、また仕返しというのもありますから、まず何があっても絶対争わない、と私は心に決めています。それでも時々キレそうになりますが。キレていいのはやらなければ自分がやられると言う究極の状況に追い込まれて時だけでしょうね。
2006/7/31(月) 午後 6:13 [ jessie ]
ディズニーランドに行ってデジカメにとって写真現像するといったので、カメラごと貸したら「アゲルッテイッタジャン!!」違うよ貸してあげるだよ。「アナタココロチイサイネ」違う返してよ!「サヨナラ。。。」えっ???返せー!!「ゲンザイツカワレテオリマセン・・・」
2006/10/20(金) 午後 11:06 [ poo*goo*7* ]
うーん、ちょっとひどい話ですね。
2006/10/21(土) 午後 8:27 [ jessie ]
偶然見つけたおもろいHPに、フィリピン人航海士の生態についてくわしく書かれていました。たまにはフィリピン男性も見てみましょう。特に「Pogi, paso!(男前のヤツ、どうぞ)」「ポギー、パソッ!」ってトコ懐かしくて笑えた。こう呼ぶとフィリピーノはすんげぇ喜ぶから、見てて面白いんだよね〜。これで有能で勤勉なら、一緒に働いてて面白いんだけど。ま、無いものねだりしてもショウガナイ。
皆さんも悔しがったり泣いてばかりいないで、フィリピン人の扱い方を一緒に学びましょう。
http://homepage2.nifty.com/go_tokyo/life_fil.htm
2007/7/3(火) 午後 5:16 [ Adobon manok ]