白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク

『旅の指さし会話帳』の著者、白野慎也がフィリピンの庶民生活への理解の深まる情報をお届けします。コメント大歓迎。投票もよろしく。

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 情報センターのホームページ中で連載の始まった『フィリピーナはどこに行ったのか?』でインタビューさせてもらった女性の一人に昨日電話した。ちょうど彼女の分を書き終わったのだ。彼女アナリサ(仮名)は、ファーストタイマーで去年の5月に帰国し、1年以上来日を待つまさに省令改正の被害者なのだが、日本人駐在員の恋人兼スポンサーがいた。
 例によって、その駐在員は日本に妻子を残した単身赴任。月5万円の生活費や彼女の学費全額負担(彼女は看護学校生という顔も持っている)という大きなを支援を与えていたのだが、最後に彼女が捨てられるのは見えている。私の知っている限り、日本に妻子を持つ日本人駐在員でフィいピンでフィリピーナと恋に落ちて本当に奥さんと別れたという例を僕は知らなかったからだ。よくても現地妻レベルだ。
 彼女にすぐ彼との関係について聞くと、思ったとおり、いきなり音信普通になり、日本に電話をしたら『もう迷惑だから電話をかけないでくれ』と言われたという。
 僕はインタビューの時、日本の一流企業に勤めている妻子持ちが、駐在中に知り合ったフィリピーナのために会社も家庭も同時に捨てることは絶対無いからすぐにあきらめた方がいいと言ったのだが、予想通りになってしまった。
「妻と別れて結婚する」というお決まりの甘言にだまされていたのだった。
「クーヤの言った通りになっちゃった」
 と明るく語る彼女の口調には初めてすべてを捧げてかけていた恋に破れたショックはさほど感じられないのがせめてもの救いだった。また、妊娠せず、重い足かせを負わずにすんだこともよかったと思った。
「クーヤは人の運命がわかるんだから、占い師になれるよ」
 といわれて僕は苦笑するしかなかった。

 スポンサー付きで安泰に見えた彼女のフィリピンでの生活もいきなり、何の経済基盤もない貧乏暮らしに戻ってしまった。日本人の妻子持ちの駐在員の行状を見ていたら、純粋に愛するフィリピーナにはやめて方がいいとしか言いようがない。ただ、心にもない「結婚しよう」「妻と別れる」を口にするのは謹んでほしいと思った。彼らのまた、どこかでとがめられ、責任を負うべきなのだと思った。僕の一日の中の小さな傷心の出来事だった。
 
フィリピンに帰国して再来日できずにいるフィリピーナたちの今の生活を負ったレポート『フィリピーナはどこに行ったのか?』に興味のある方は、

http://webmagc.exblog.jp/

 *更新ペースがやや遅く、ちょっとイライラしている方も知るかもしれませんが、ご了承ください。ご意見・ご感想などは上記のサイトのコメント欄までお寄せください。出版社の担当者が目を通します。

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閉じる コメント(29)

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戻ってこれるといいですね。この先どうなるのかまったくわかりません。今まで日本に来るまでも、お金も時間も手間も相当かけてきているはずなのに一度だけの夢で終わるのは悲しいですね。

2006/8/5(土) 午後 8:38 [ jessie ]

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「妻とは別れるから」「いつかは結婚したい」日本人女性との不倫でも良く聞くお決まりのセリフですね。女の気を引くために心にも無い言葉を平気ではく男もいますが、はなから騙すつもりではなく、恋人といる時は本気でそう思っているんだけど、いざ奥さんや子供の顔を見たら別れるなんて言えなくなってしまった・・・そんな優柔不断で気の弱い(優しすぎる)男性というケースも少なくないと思います。

2006/8/5(土) 午後 10:14 [ Mint Car ]

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そうですね。ただフィリピンに行ってわが同胞の日本人たちの行動を見てると、Mint Carさん曰くスケベ親父は言うまでもなく、日本ではまっとうだった社員までがほとんどがほとんどその気もないのに乱発しだすんですよ。僕は身近でたくさん見てきたからこのフィリピンでのケースについては少し実態に近いところを知っているといったら不遜でしょうか? もちろん例外もありますが。優柔不断で本当に分かれようと思ったが一度日本に帰ったら分かれる勇気がなくなってしまった場合ですね。

2006/8/5(土) 午後 10:39 [ jessie ]

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ともかく、何十万という日本人とフィリピン人の出逢いがあるわけで人くくりで語ろうとすること自体がおこがましいのかもしれませんが、自分のモットーは「誠実に賢く」です。とは言っても仏様ではありませんから、フィリピーナをおもちゃにしている日本人はバチが当れば言いと思うし、日本人をかもりる付けている詐欺師まがいのタレントの真実も白日の下で暴いてやりたくなることがありますね。ただ恨みを買って殺されたくしたくないのでやっていませんが。

2006/8/5(土) 午後 10:43 [ jessie ]

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海外って、ある意味非日常じゃないですか。風習も文化も人々の姿や街並みも違う異国の雰囲気に呑まれて舞い上がっちゃったり夢見心地になっちゃって、つい現地の人との束の間の恋に溺れてしまったりするのではないかなぁ。海外旅行先で現地の男性と恋に落ちてしまう日本人女性の話って、よくあるじゃないですか?冬のスキー場や夏のビーチで恋愛が始まりやすいという法則と同じかな。

2006/8/5(土) 午後 11:09 [ Mint Car ]

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そうですね。ただひとつ異議を唱えさせていただければ海外はある意味だけでなく、全面的に非日常だと思います。特に時々フィリピンに登校してくる常連旅行者なども舞い上がっています。下品ですが飛行機の中から下半身びんびん状態の人も多いようです。

2006/8/5(土) 午後 11:47 [ jessie ]

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それから、企業の駐在員の中にはもうフィリピーナと思いっきり期間限定の恋愛ゲームを楽しむ心構えを盛ってやってくる人が多いように気がしてなりません。すべてが悪いというわけではないのですが、後に残された夢の跡、ジャパニーズ・フィリピーノの子供たちに出会うともうこんな子供たちを作らせてはいけないな、といつも思ってしまうのです。

2006/8/5(土) 午後 11:47 [ jessie ]

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観光地での恋と仕事の赴任地での恋、共通点と相違点がありそうですね。今度整理してみようかなあ。

2006/8/5(土) 午後 11:48 [ jessie ]

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仕事の赴任地での恋。これはOFWの間でもありますね。恋人や配偶者をフィリピンに置いたまま単身海外就労した先で、寂しさや辛さから新しい恋に落ちる人は老若男女少なくないと、フィリピンの海外就労紹介専門サイトのアンケートやフォーラムに出ていました。ただ帰国すると元鞘に納まることのほうが多いみたいです。

2006/8/6(日) 午前 0:58 [ Mint Car ]

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そうでしょうね。最低2年以上で、OFWの場合複数回の及ぶことが多いですから、就労先で何も起こらないほうがむしろ不思議な気もしますね。帰国後もいろいろな結末が待っていそうな……

2006/8/6(日) 午前 8:02 [ jessie ]

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ofwってのはいわゆるタレントのことですか?タレントが現地に夫や彼氏を残して出稼ぎに来るケースは多いみたいですね。あるピーナがやっぱりフィリピーナはフィリピーノが好きなんだよと言うような事を聞いてがっかりしたことがありました。

2006/8/6(日) 午後 0:42 [ さる ]

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OFWとは Overseas Filipino Workers、つまり海外就労をしているフィリピン人全般のことを指します。その中には日本に来ているタレントさんも含みますが、彼女達のように海外で興業を行うフィリピン人労働者は Overseas Performing Artists とも呼ばれていますね。日本で働くタレントさんと違い、一般のOFWは出稼ぎ先の国の人と結婚にまで至ることは少ないようですよ。

2006/8/6(日) 午後 1:08 [ Mint Car ]

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Mint Carさん、私の留守中解説していただいてありがとうございました。さるさん、「フィリピーナはフィリピーノが好き」というのは間違っていると思いますよ。そういうフィリピン人もいるでしょうが、「愛があれば肌の色なんて」派が多いと思います。フィリピンにある程度住んでみての実感です。フィリピン人の恋人に痛い目に合わされている女性などは、「恋人にするなら絶対外国人」という人もたくさんいます。

2006/8/6(日) 午後 8:29 [ jessie ]

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Mint Carさん、そうですね。一般にOFWは働きに行った国の人と結婚することはあまり多くないですね。日本と中東などを比べた場合、中東ではメイドや建設労働者など、現地で対等に付き合う相手とみなされていない仕事についている場合が多いのが一因のように気がします。一方日本では擬似恋愛の空間で働く人が多かったわけですから、当然の帰結のような気もします。アメリカやヨーロッパに行く人にはプロフェッショナルや年輩の妻帯者が多く、国際結婚にいたるケースが少ないと思うのですが。

2006/8/6(日) 午後 8:34 [ jessie ]

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そうですね、日本に来るタレントさんは擬似恋愛から本当の恋愛そして結婚に至るケースがありえますが、例えば中東では(フィリピン人に限らず)アジア人はアラブ人や欧米人より下層と見なされているので真面目な恋愛や結婚の対象にはなりません。また女性が水商売に従事している場合は、中東以外の国でもまず結婚相手には考えられていませんよね。この点に関しては日本人の方が寛容だということでしょうか?

2006/8/6(日) 午後 10:52 [ Mint Car ]

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寛容というか、じゃ間の歴史があり、既成事実として受け入れられているのではいないでしょうか? 受け入れ側の日本人男性が、遊びなれている場合は、ある意味対等な擬似恋愛を、遊びなれてない人もまだ見ぬ東洋の神秘に人目で恋に落ちてはまってしまい、実態を食えて偶像崇拝にも近い愛を一人で作り上げてしまうということではないでしょうか?

2006/8/6(日) 午後 11:03 [ jessie ]

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対フィリピン人女性に対しては、恋愛してきた(うそも本当も含めて)、30年以上の及ぶ歴史がありますよね。他の国の女性に対しては、始めからこれだけ恋に落ちる準備万端の組み合わせって言うのは見当たらないのですが……

2006/8/6(日) 午後 11:03 [ jessie ]

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今から28年ほど前の話ですが、私が初めてフィリピンに行った時のことです。ある田舎の州へ仕事で行き、歓迎パーティーで、そこの州知事から現地妻を持ったらどうだと言われたことがあります。もっとも私はその時も今もずっと独身ですから本当の妻になってしまうのでしょうが(笑)。

2006/8/7(月) 午後 3:07 [ ram*l_g*lle*o20*6 ]

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それから、現地妻を月いくらでというのは色々な意味でとても危険だと思います。彼女に隠れた夫が入れば、不倫を持ちかけたということで重罪です。恋人がいれば、殺される可能性も充分あります。当然ある程度のお金を持ってフィリピンに来るわけですから、共謀して強盗に入らせれば手っ取り早くお金になるなどと考えるのではないでしょうか?

2006/8/7(月) 午後 3:13 [ ram*l_g*lle*o20*6 ]

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ramilさんの場合は現地妻=本妻になってしまうのでしたね。これはフィリピンだけではないと思うのですが、愛人契約自体、危険をはらんだものですし、フィリピンのような国では命の危険、家財を失う危険もあるということですね。それでもリスクを犯して愛人を持っている人もありますが、私は何もいう資格もつもりもありません。ただ、自己責任でお気をつけてということですね。

2006/8/7(月) 午後 3:26 [ jessie ]


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