白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク

『旅の指さし会話帳』の著者、白野慎也がフィリピンの庶民生活への理解の深まる情報をお届けします。コメント大歓迎。投票もよろしく。

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今日もQuiz ka na ba? をお届けします。おかげさまで、いよいよ第100回を迎えることができました。みなさま長らくお付き合いありがとうございました。今週中にポイントを集計して、発表させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。

☆前回の回答
 まず前回の解答からです。 フィリピンの求愛行動の名前を選択肢からひとつ選ぶという問題でした。

選択肢をもう一度見てみましょう。
A.kasal(カサル:結婚)
B.kasalanan(カサラーナン:過失・過ち)
C.panliligaw(パンリリーガウ:求愛)
D.kabiguan(カビグアン:失望)

 正解はずばり、Cでした。
 
 baby shunさん、Zaibrosさん、Mint Carさん、ieiekumaさん、正解で2ポイント獲得です。夜蝶さん、残念でした。今回は参加ポイントの1ポイントのみの獲得となります。
 
 みなさんありがとうございました。

 Quiz ka na ba?は、ランキング形式ではなく、あくまでも問題に取り組んでから回答に達するプロセスまでで、みなさんがフィリピンに関する認識を深めていただき、また身近なフィリピン人に質問したりしながら、みなさんにフィリピン人とのコミュニケーションをさらに深めていただくことにあります。決して合計ポイントや順位を競うものではありません。今後ともよろしくお願いいたします、


★本日の出題

 今日もまた求愛に関する出題です。求愛行動の中で、愛する人にセレナーデを奏でて歌うことをフィリピン語で何というのでしょうか? 下記の選択肢の中からひとつ選んでください。

*ヒント:身近にフィリピン人の助っ人がいる人は、Ano sa Tagalog ang serenade?(アノ サ タガーログ アン セラネイドゥ、seranadeは英語でセレナーデを歌う・奏でるという意味)と尋ねてみてください。

A.manligaw
B.mamalengke
C.mabigo
D.mangharana

 ではまた明日、Quiz ka na ba?でお目にかかりましょう。

*Quiz ka na ba?はポイント制のクイズです。コメント欄にご自分の解答を書いて参加するとポイント1、正解するとさらに1ポイントで、合計2ポイント獲得できます。正解発表後、コメントいただいた方もエクストラ・ポイントを獲得できます。
 コメントは回答に直接関係のないものもフィリピンへの理解を深めたり、読者の皆さんに役立つ情報でしたらなんでも大歓迎です。

 Quiz ka na ba?は、ランキング形式ではなく、あくまでも問題に取り組んでから回答に達するプロセスまでで、みなさんがフィリピンに関する認識を深めていただくことにあります。決して合計ポイントや順位を競うものではありません。

 親しいフィリピン人のお友だち・恋人・奥様・旦那様の知識を借りてのご参加も大歓迎です。奮ってご参加下さい。

 みなさんの中には、すでにフィリピンでお住まいの方、長期の滞在経験のある方、また将来フィリピンへの移住を考えていらっしゃる方もたくさんにらっしゃると思います。
 今日はフィリピンでのフィリピン人的な暮らしについてちょっと具体的に考えて見たいと思います。

 日本人が、フィリピンで暮らしたいという場合も大きく2つの場合に分かれると思います。
 ひとつはフィリピンに日本の暮らしを持ち込みたい、あるいはもっと物質的にぜいたくな暮らしを送りたいというタイプ、もうひとつはフィリピン人の中にまぎれて質素に暮らしたい、というタイプです。
また、その中間にフィリピン的な暮らしをベースにどうしてもなじめない部分だけ日本的な暮らしを取り入れるという分類もあるでしょう。
 
 今日は、2番目のカテゴリー、『フィリピン人のように暮らす』にフォーカスしてお話しします。
よくフィリピンでの暮らしは、家があれば、月10万円で、車・メイド・運転手つきの豪勢な暮らしと言われていますが、それも可能な話しでしょう。住宅の値段だって、豪華マンション(コンドミニアム)で、マニラ近郊で500〜600万円、住宅でも地方なら200万円でも、立派なものができてしまうでしょう。日本と比べれば破格の安さです。しかし、上をみればキリが無く、マカティには1ヶ月50万ペソ(110万円)の家賃の豪華マンションなどもあります。どんな人がどんな暮らしを過ごしているのか一度見てみたいとは思います。

 今日お話しするフィリピン人的な暮らしでは、これはまったく別世界で無縁です。まず現地基準の生活に適応できるかというのが問題になります。フィリピン、特に都市部ではすべてが日本の比べて、汚い・危ない・不便・うるさい、といった側面があり、まずこれに慣れることができるかが定住できるかの境目になるでしょう。

 『汚さへの適応』、というのは町の景観・食事、その他身の回りの生理的不快感を催すいろいろなことに適応できるかです。市場での臭いを心地よく感じることができるか、町の中に散乱したゴミ、糞尿の臭い、なんとなく薄汚い感じのする街中の食堂での食事をおいしく、楽しく感じられるか、またフィリピン式のトイレ(手動ウォシュレット。手でお尻をぬぐうなど)など、短期間なら我慢できても、長期間となるとストレスの蓄積で我慢の限界を超えてしまうということがあります。

 『危なさへの適応』、これには二つあります。ひとつがよく言われる治安の悪さ。もうひとつが安全管理の意識の低さに伴う危険です。治安の悪さに関しては、便りになるフィリピン人配偶者がいて、金持ちであることを見せびらかしたり、近所の恨みを買うようなことなど、よほどのことをしない限り、ちまたで言われているほどの危険はないと思います。私がむしろ恐れるのは、安全管理意識の低さによる事故などの危険です。具体的には、工事現場にサクが無かったり、台風などの自然災害で、家の倒壊による死亡事故事故(フィリピンでは1回の台風で数百人単位で死者が出ることがちっとも珍しくありません)、垂れ下がった電線に触れての感電死、そしてドライバーが交通放棄を無視することによる交通事故多さなど、日本では考えられない『初歩的な配慮で防げる危険』が一杯なのです。実際、私自身、サクのしていない水道工事現場で、深さ1メートル以上の穴に転落して、足を強打して、骨にまで及ぶ裂傷を負ったこともありますし、一日に5回、自動車の接触事故を目の前で見た日も何度もありました。休日に幹線道路沿いのレストランでぼんやりと時間のつぶしていると必ずと言っていいほど、葬列を目にする機会がありました。

 『不便さのへの対応』。これは日本人のみなさんには、まったく無縁だと思いますので、フィリピン庶民の生活の一端として参考までにご紹介するにとどめます。生活に密着したところでは、フィリピンでは銀行に残があるほど経済的余裕がある人はほとんどいません。ということは、電気代・水道代・固定電話代をもよりの電気会社・水道会社・電話会社の事務所まで、毎月毎月支払いに行くのです。銀行引き落としもできますが、それはお金にゆとりのある人ためだけのサービスと言えるでしょう。
 その他、ガスは、小型のものであればボンベの中身が空になれば、ガソリンスタンドなど販売店にボンベをもっていって、中身を充填してもらって家に持ち帰ります。これも大変な作業です。大型のボンベは私が使っていなかったので分かりませんが、同じ方式だとすると・・・ちょっと考えたくありませんね。
 また、携帯もご存知の通りです。カードを買って、残(load;ロード)をチャージして、月契約になれた日本人からすると、すごい不便ですよね。もちろんわれわれ日本人は将来暮らすとなれば、銀行口座引き落としを利用すればいいわけですが、フィリピンの庶民は、いちいちカードを買ってチャージしてやっているわけです。

 『うるささへの適応』。これは我慢できなければ、静かなところへ引っ越せばいいわけですが、うるさい奥さんや旦那さんをもらってしまった時は、これも新しく取り替えればいいだけですね(冗談です。ちょっと不謹慎で失礼しました)。それにしても、ちょっと庶民の生活空間に入れば、フィリピンは本当に無用の騒音が多いのに気づきます。住宅密集地では、窓を開ければ(明けなくても)、物売りの声、夫婦喧嘩の声、世間話。幹線道路沿いでは、車の騒音・振動はすごいですね。ちなみにマニラの空気の汚さは、世界のベスト10に入っていたと思います。

 ざっと、日本人がフィリピン人的な暮らしにチャレンジしようとする時に、直面するであろう困難について見てきましたが、これらの困難は、ビレッジと呼ばれる外国人向けの住宅街や豪華マンション、コンドミニアムでの暮らしを考えている方、片田舎での生活を計画している方にはほとんどまったく無縁かもしれません。
 上を見れば果てしなく、下を見てもキリがない、フィリピンでの生活。
 フィリピン移住を考えているみなさんは、どんなライフスタイルを選ばれる予定でしょうか?

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