白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク

『旅の指さし会話帳』の著者、白野慎也がフィリピンの庶民生活への理解の深まる情報をお届けします。コメント大歓迎。投票もよろしく。

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今日もQuiz ka na ba? をお届けします。

☆前回の回答
 まず前回の解答からです。 1ヶ月で金利20%の高利貸しの名称と、その商売を営む人々の出身国の組み合わせで正しいものひとつを選ぶという問題でした。

 まず選択肢を見てみましょう。

A.10−12(テン・トゥエルヴ)、中国人
B.10−12(テン・トゥエルヴ)、スペイン人
C.10−12(テン・トゥエルヴ)、インド人
D.5−6(ファイヴ・スィックス)、中国人
E.5−6(ファイヴ・スィックス)、スペイン人
F.5−6(ファイヴ・スィックス)、インド人

 正解ははずばりFでした。ターバンを巻いたインド人がバイクで街中を取り立てて回る姿は庶民生活のありふれた日常でもあります。インド人以外の5−6営業者は聞いたことがありません。中国人などは、きっと質屋などの形で営業しているのでしょう。このインド人の高利貸しですが、きびしい取立で恨みを買って殺されることもよくあると聞きました。インド人を表すbombay(ボムバイ)という単語もよく使われます。この単語に蔑視感があるかどうかは分かりませんが、一般のフィリピン人が高利貸しに良いイメージを持つわけもなく、フィリピン人のインド人全般に対するイメージもよくないようです。

 夜蝶さん、NATSUMIさん、Mint Carさん、正解で2ポイント獲得です。Zaibrosさん、Haideeさん、baby shunさん、残念でした。回答に関しては参加ポイント1ポイントのみの獲得です。
 今回のコメントポイントは、jackieさんに2ポイント、Zaibrosさんに1ポイント差し上げます。
  
 みなさんどうもありがとうございました。

 Quiz ka na ba?は、ランキング形式ではなく、あくまでも問題に取り組んでから回答に達するプロセスまでで、みなさんがフィリピンに関する認識を深めていただき、また身近なフィリピン人に質問したりしながら、みなさんにフィリピン人とのコミュニケーションをさらに深めていただくことにあります。決して 合計ポイントや順位を競うものではありません。今後ともよろしくお願いいたします、


★本日の出題

 今日は、ふたたびちょっとグルメに関連した(?)問題に戻ります。日本でもブリのように幼魚の時はハマチ、成魚になるとブリなどのように、子供と成長したものの呼び名が変わるものがありますが、フィリピン語にもこうした例がみられます。下記の選択肢の中で、子供‐大人の関係になっていないものをひとつ選んで回答して下さい。

A.ブタ:biik-baboy
B.猫:pugita-pusa
C.犬:tuta-aso
D.ニワトリ:sisiw-manok

 ではまた明日、Quiz ka na ba?でお目にかかりましょう。

*Quiz ka na ba?はポイント制のクイズです。コメント欄にご自分の解答を書いて参加するとポイント1、正解するとさらに1ポイントで、合計2ポイント獲得できます。正解発表後、コメントいただいた方もエクストラ・ポイントを獲得できます。
 コメントは回答に直接関係のないものもフィリピンへの理解を深めたり、読者の皆さんに役立つ情報でしたらなんでも大歓迎です。

 Quiz ka na ba?は、ランキング形式ではなく、あくまでも問題に取り組んでから回答に達するプロセスまでで、みなさんがフィリピンに関する認識を深めていただくことにあります。決して合計ポイントや順位を競うものではありません。

 親しいフィリピン人のお友だち・恋人・奥様・旦那様の知識を借りてのご参加も大歓迎です。奮ってご参加下さい。

 広島県のペルー人による女児殺害事件、滋賀県の中国人妻による園児殺害事件と外国人による殺人事件が続いている。生身の『外国人』と触れ合っていない一般の日本人は、「外国人は危ない」、「外国人には悪い人が多い」といった短絡的なイメージを持ってそれで終わりということになるのだろう。振り返ってみると、仙台の赤ちゃん誘拐事件で共犯のフィリピン人妻は人質の赤ちゃんを大事に扱い、殺人はおろか、凍死もさせず、個人的には、愛する隣人のフィリピン人が殺人者にならなかったことにせめてもの救いを見出してしまう。これは、もともと子供好きのフィリピーナのよい面が出たのではないかとひいき目に思いたい。

 しかし、そもしも日本は、外国人にとって決して住みよい国ではないのだろう。保険・子供の教育など、日本人なら当たり前のように受けられる社会保障に関する情報提供が、外国人家庭にはほとんどなされていないし、直接の担当窓口になる自治体の担当部署すら知らない外国人がほとんどだ。また、訪ねて来られても、言葉の問題でまともな説明・対応ができない自治体も多い。未だに日本では海外渡航の内国民の方が渡航経験者より多いという現実もある。口にする人もしない人もいるが、多くの日本人が欧米崇拝、アジア蔑視という外国人感を持っていることが疑いようのない事実だ。日比カップルの方々もフィリピン人との結婚の意志を家族に持ち出したときに、猛烈な抵抗にあった経験のある方も多いと思う。こうした日本社会の閉鎖性・外国人への無配慮・無関心が外国人を犯罪に追い込んでいくという側面があることは否めない。

 一般の日本人の側の外国人に対する『同じ人間としての思いやり』も必要だが、今回の滋賀の殺人事件のように『言葉の壁』が外国人を孤立させてしまうことが多いのも事実だ。
 実際日比カップルのフィリピン人妻(夫)も、日本に10年以上住んでいても、自分の名前はかけても、住所となると、漢字で書けない人がほとんどだ。フィリピン人ならではの同胞意識もあるが、言葉の問題もあって、必然的に生活空間は、日本の中のフィリピン人コミュニティの中に限られ、日本の一般社会への参加の道が閉ざされてしまうことになる。
 
 ざっと10万人はいるフィリピン人配偶者が、主に言葉の問題で社会参加できないとすれば、本人にとっても、日本の社会にとっても、人口減少の中での潜在的労働力の損失、また文化交流という観点からも、異文化交流の機会の損失となって残念なことだ。

 確かにフィリピン人側の日本語学習や日本社会を理解しようとする努力も足りないとは思うが、フィリピン人配偶者のもっとも身近な日本人配偶者が、今いっそう、愛する配偶者のために、日本語教育・日本社会のシステムの説明に関わる努力をしてかいなければならないと感じた一連の事件だった。

 愛するフィリピン人妻/夫を持つ(あるいは持とうとしている)みなさんの、日々の暮らしの中でのいっそうの努力に期待したい。頑張ってください。

 今日は、実際の日常生活の中でありがちだけれども、市販の参考書などでは、ほとんど扱われていないフレーズを紹介します。「じゃ、こうしよう」というフレーズです。グループで行動していて、『どこで食事をしたいか?』、あるいは休日に『どこに遊びに行くか?』意見がまとまらないような場面は日常生活ではたくさんありますね。たとえば、そんな時『まとめにかかる』のがこの「じゃ、こうしよう」というフレーズです。
E di, ganito na lang.
エ ディ ガニト ナ ラン
となります。
 E diは、以前このシリーズの中で取り上げました。「それじゃ」というくらいの意味ですね。ganitoは「こんな風な、こんな風に」の意味。na langはイディオムの一部で「まさに」くらいの意味でしょうか。

例)
Aさん:私はスシを食べたいわ
 Gusto kong kumain ng sushi.(グスト コン クマーイン ナン スシ)
Bさん:私は焼肉が食べたいわ
 Gusto kong kumain ng yakiniku.(グスト コン クマーイン ナン ヤキニーク)
Cさん:じゃ、こうしよう。まず君たちがジャンケンしてくれ。それで、勝った方の希望に従おう。
 E di, ganito na lang. Mag-bato-bato-pi muna kayo.Tapos susunod tayo sa gusto ng manalo.
 エ ディ ガニト ナ ラン。マグバトバトピ ムーナ カヨ。タポス スースノッドゥ ターヨ サ グスト ナン マナーロ
*bato-bato-pi:じゃんけん。muna:まず・とりあえず、kayo:君たち・あなたたち、tapos:それから、susunod:sumunod(スムノッドゥ:従う)の未来形。tayo:私たちは、sa:〜に、gusto:願望・希望、manalo:勝つ
 
 余談ですが、じゃんけんは、日本語のジャンケンポイもよく使います。ジャンケンなら「jankenpoi」で、「ジャンケンする」ならmag-jankenpoiとなります。日本の文化がこんなところにも入り込んでいるんですねえ。

 これもかなり使い出のある表現です。中々まとまらないフィリピン人の話し、まとめに入る時の一言として、またその他の状況でも、どんどん使ってほしいフレーズです。
 では次回までさようなら。

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