白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク

『旅の指さし会話帳』の著者、白野慎也がフィリピンの庶民生活への理解の深まる情報をお届けします。コメント大歓迎。投票もよろしく。

フィリピン語を教わるフレーズ

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 フィリピン語にしろ、どんな外国語にしろ、コミュニケーションを目的に語学を学ぶ際にひとつのゴールは、完結した文を作ることでしょう。

 前回、このコーナーで動詞を教わる方法を紹介しました。フィリピン語の文法を少し突っ込んで学んだ経験のある方ならお分かりだと思いますが、動詞は例文で覚えないと完全には使いこなせませんね。

 というわけで、今日はその例文を作ってもらうためのフレーズ「〜という単語を使った例文を作って」をご紹介します。
 "Paki-gawa mo nga ng halimbawang pangungusap na may salitang〜?"
(パキガワ モ ガ ナン ハリムバーワン パググーサップ ナ マイ サリタン〜)がその尋ね方です。
 paki-gawaは「作って」という意味の依頼する動詞。ngaは「依頼」のニュアンスを強める言葉。halimbawaは「例」。pangungusapはちょっと目がくらくらしそうですが「文」の意味。naはちょっと難しくなりますが、中学や高校で教わった「関係詞」、mayは「ある,いる」、salitaは「言葉」です。

 ちょっとこのフレーズを使った例を2つほど示しましょう。

例1)paligayahin(幸せにする)を使った例文を作って。
 Paki-gawa mo nga ng halimbawang pangungusap na may salitang paligayahin.
 というとちゃんと教えてくれる場合は、"Oo, sige." (ああ、いいよ/ええ、いいわよ)と言って、

 Paliligayahin ko ang anak ninyo.(私はあなたのお子さんを幸せにします)

などの答えが返ってくるわけです。paliligayahinはpaligayahinの未完了(未来)時制。anakは「子供」。ninyoは「あなたがたの」の意味です。フィリピンでは結婚前に女性の両親に「あなたのお嬢さんを下さい」的な言葉はあまり使わないようですが、まあ、上記の例は、そんな結婚前の恋人のご両親へのお願い、と言った感じの例文です。

例2)Kantahan(歌う)を使った例文を作って。なら、
 尋ね方は、Paki-gawa mo nga ng halimbawang pangungusap na may salitang Kantahan.となります。
 例文の一例としては、Kantahan mo ako ng "Hanggang".(私にハンガン(歌のタイトル)を歌って) 

 今回は、動詞を使った文例などをネイティブのフィリピン人に作ってもらいたい時の、ちょっとハイレベルな尋ね方の例文でした。上級を目指す方は、このフレーズをどんどん使ってください。そしてフィリピン語文法の最大の難所、『動詞』の壁を乗り越えてください。では次回まで、さようなら。

 フィリピン語を身近なフィリピン人に教わるためのフレーズ、みなさんの学習に多少なりともお役に立っているでしょうか?
 
 今日は、動詞を教わる方法をご紹介します。簡単な動詞ならシリーズ1でご紹介した万能フレーズ"Ano sa Pilipino(Tagalog) ang〜?で解決です。「走るってフィリピン語でなんていうの?」なら、みなさんrunという英語動詞はご存知ですから、"Ano sa Pilipino ang "run"?"と尋ねれば、tumakbo(トゥマクボ)などの答えが返ってくるでしょう。しかし難しい動詞になってきたらどうなるでしょう。

 「ため息をつく」はいかがでしょうか? sighとさっとでてくるでしょうか? 「しかめ面をする」ならどうでしょう?  scowlなどの英単語が出てくる方はそうは多くないと思います。
 
 ではどうするか? それが今日のテーマです。「こう動作はフィリピン語でなんていうの?」とジェスチャーをいっしょに利用するのです。

 たとえばあなたが、「しかめ面をする」という動詞を知りたい時、あなたは実際にしかめ面をしながら、"Ano sa Pilipino ang galaw / kilos na ito?(アノ サ ピリピーノ アン ガラウ/キロス ナ イト:この動作はフィリピン語で何ていうの)というフレーズで質問してみればいいのです。

*語注 galaw(ガラウ:動作)=kilos(キロス:動作)

 結構身近な動作というのは、大事な単語のはずなのですが、英単語も分からない場合も多いのです。
そんな時に、実際のみなさんのジェスチャーを伴った、このフレーズ、"Ano sa Pilipino ang galaw / kilos na ito?(アノ サ ピリピーノ アン ガラウ/キロス ナ イト:この動作はフィリピン語で何ていうの)は相当威力を発揮するはずです。試してみてください。また、実際のみなさんの『先生』とのやり取りなどを教えてください。

 ジェスチャー入りの教え合いでみなさんと身近なフィリピン人とのコミュニケーションがさらに深まっていくことを期待しています。では次回までさようなら。

 

 特別コーナー『愛する人にフィリピン語を教わるためにフレーズ』も第4回目となりました。皆さんが身近な人からフィリピン語を教わること、そして教え合いを通じて、みなさんと身近なフィリピン人の方々の心の距離がさらに縮まればいいと思ってこのコーナーを企画展開しています。
 愛する人、または親しいフィリピン人の友人と一緒のときを過ごしていて、2人の目の前にあるモノの名前、つまり『名詞』を教わるのはとても簡単です。指でさしながら「これフィリピン語でなんていうの?」と言えばそれで終わりです。

 "Ano ito sa Pilipino(Tagalog)?(アノ イト サ ピリピーノ/タガーログ)
 
 というフレーズを憶えてこれを駆使するだけですね。ついでに英語も覚えてしまいたかったらPilipino(Tagalog)をEnglish(フィリピン語だとIngles:イングレス)に置き換えるだけです。

 たとえば知りたいものの英単語を知りたければ、そのものを指さしながら
"Ano ito sa Ingles(English)?(アノ イト サ イングレス/イングリッシュ)と言えばいいのですね。
また、「これは日本語で〜です」とフィリピン人に教えてあげたい時は、
〜 ito sa Japanese(salitang Hapon/Nihonggo).(〜イト サ ジャパニーズ/サリタン ハポン/ニホンゴ)と言えばいいわけです。

 とても簡単な名詞(モノの名前)の教え合いで、みなさんのフィリピン人の大切な方との更なるコミュニケーションを広げてください。次回は、やはりいっしょに過ごしている場面で『動詞』(動作を表す言葉)を教わるフレーズと方法についてお話します。では次回までさようなら。

 今日は、身近なフィリピン人にフィリピン語を教わるためのフレーズその3をお届けします。フィリピン語の実力の向上には、他の言語と同様ボキャブラリーの増強は欠かせません。しかし、ただ闇雲に新しい単語を覚えようとしても、そうは覚えられるものではないことは経験済みの方も多いと思います。

 そこで効率のよい単語の学習法として、ひとつ単語を覚えたらその関連語もいっしょに覚えてしまえ、ということになります。関連語は派生語・同意語・反対語などがありますが、ここでは反対語に注目しましょう。

 そこでみなさんに憶えていただきたいフレーズは『〜の反対語は何?』というフレーズ
"Anong kasalungat na salita ng〜?"(アノン カサルーガットゥ ナ サリタ ナン〜)です。
anoは『何』、kasalungatは『反対』、salitaは『言葉・単語』、このngは『〜の』の意味です。

 たとえば、みなさんが大きい(malaki:マラキ)という単語を知っていたとして、その反対語を知りたいとしたら、次のように〜部分にmalakiを入れて使えばよいのです。

 "Anong kasalungat na salita ng malaki??" (アノン カサルーガットゥ ナ サリタ ナン マラキ:『大きい』の反対語は何?)となり、まず間違いなく、maliit(マリイットゥ:小さい)という単語にたどり着くことができます。

 反対語を覚えることによって、1つの単語覚えれば、二つ一度に覚えやすくなることは間違いありません。フィリピン人と反対語を教えあうことによってまたコミュニケーションの機会も増えるでしょう。

 今まで、あまり発音の細部など一切触れてきませんでしたが、このkasalungatのngaの部分の発音は鼻にかかる『ガ』の音で少し意識して練習して見てください。この『反対』という単語をクリアすればこのフレーズはそんなに難しくはなく、また非常に有効な武器になると思います。
 みなさんも『ひとつ単語を覚えたら反対語も覚えて語彙を倍増させる』というシンプルな発想で、語彙倍増に挑戦してみてください。

 身近なフィリピン人をあなたの個人教師に変えてしまうためのフレーズ編、第1回はお役に立ちましたか? フィリピン人は、総じて論理的な説明は得意ではないので、尋ねる側の日本人が、それなりに尋ね上手、教わり上手である必要があることはすでに述べました。

 今日、ちょっとQuiz ka na ba?-91の書き込みの中で「『歯軋りする』はフィリピン語で何というんでしょう?」という質問を受けました。これは多少フィリピン語のできる方でも知っている方は多くありません。すぐにお答えしてもいいのですが、せっかくこういう企画もやっていますし、質問者のbaby shunさんが才色兼備のフィリピン人の奥様がいらっしゃることも知っていますし、比英辞書をお持ちもことも知っています。ということで、あえて英語から、奥様に尋ねて教えていただくように申し上げました。別にもったいぶったり、悪意を持って即答しなかったわけではありませんのでご了承くださいね。

 手順としてはこうなります。まず英和辞書で『歯軋りする』を調べるとすぐに”grind one’s teeth”などの英訳にたどり着けます(もちろん英語で『歯軋りする』というタンゴ・表現をご存知の方には、このプロセスはまったく不要です)。それから、この英語表現を『フィリピン語で何というの?』という昨日ご紹介したフレーズの中に入れ込むだけです。

 Ano sa Pilipino ang “grind one’s teeth”?(アノ サ ピリピーノ アン グラインドゥ ワンズ ティース)というのが、『“grind one's teeth”(グラインドゥ ワンズ ティース:歯ぎしりする)は、フィリピン語で何というの?』という質問文になります。

 これでmagngalit(マグガーリットゥ)・papagngalitin(パパグガリーティン) pagngalitin(パグガリーティン)などのフィリピン語にたどり着けるわけです。これらはみんな『歯軋りする』という動詞で、『歯軋り』という名詞はngalit(ガーリットゥ)、またはpagngangalit(パグガガーリットゥ)ということになります。

 ちょっと難しい例になりましたが、質問のしかたの流れがつかめれば今回はそれで充分です。辞書の引き方については、動詞やフィリピン語の単語の構成など文法的知識が必要なので、また別の機会を設けて説明したい思います。

 私の説明が、みなさんのフィリピン語学習、愛する人とのまた新たな素敵なコミュニケーションの時間を作り出すことにお役に立てれば幸いです。

ではまた次回の『愛するフィリピン人にフィリピン語を教わろう』のコーナーまでさようなら。

*みなさんから取り上げてほしいご要望などあればお寄せ下さい。私が余り時間をとられずに何とかなる範囲のことでしたら、何とかするよう努力します。お気軽にどうぞ。

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