白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク

『旅の指さし会話帳』の著者、白野慎也がフィリピンの庶民生活への理解の深まる情報をお届けします。コメント大歓迎。投票もよろしく。

フィリピンの音楽

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 私がフィリピンに住み始めた1993年以来、非常に不思議に思い続けてきたことはたくさんある。
 そのひとつが、映画やテレビの連続ドラマのタイトルが古いOPM(オリジナル・フィリピーノ・ニュージック=フィリピンポップス)の歌のタイトルなのだ。

 私が最初に気がついたのは、1993年度にヒットしたアリエル・リヴェラのMinsan lang kitang iibigin(君だけを生涯愛す:意訳です)が、5,6年たってから映画のタイトルになったときだった。

 日本なら、主題歌はマーケッティング上非常に重要な意味を持つので、映画のテーマやないように合わせて、その映画のために新規におろされるのが普通だと思う。しかしフィリピンでは、ヒットした曲が、曲のテーマとは全然何の関係もないところで、5年、10年、時には20年以上立ってから、突然人気テレビドラマやら、人気俳優の出演する映画の主題歌として復活してくるのである。

 Hindi magbabago. Bakit ngayon ka lang? maaalala mo kaya? Kung mawawala ka.など、例は数え切れない。
 みなさんにも、お馴染みの古いOPMが、映画や連続ドラマの中で復活してくる例がないかどうか注目してみてほしい。私自身も今度、音楽・映画業界関係者にあったら是非聞いて見たいと思う、多分作詞家・作曲家が足りていないのだと思うのだが、もっと深い理由があってほしいと思う。いずれにせよ、私にとってのフィリピン・サブカルチャーの謎のひとつだ。

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