白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク

『旅の指さし会話帳』の著者、白野慎也がフィリピンの庶民生活への理解の深まる情報をお届けします。コメント大歓迎。投票もよろしく。

愛情問題

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 昨日、弊著の読書の方、Pさんからお電話をいただいた。Pさんは、以前にもお電話をいただいたことがあるフィリピンパブに勤めておられる方だ。長年腐れ縁のように縁を切れない、現在帰国中のタイマーとの恋愛への決着つけ方に関する相談だった。僕は、その方の声を聞いてまず始めに『まだ、分かれてないのか!』と心の中で大声で叫んでいた。

 前回の話し、そして今回の1時間以上の話の中で、その女性は、再来日が難しい現状で、かつてのお客をフィリピンに呼び出したり、フィリピンに来られないお客にはチョボチョボとアパート代などを送金させているらしい。そしてフィリピンに来てくれたお人よしのお客さんにはすべてを投げ出しての『肉体接待』までしているとのこと。そして相手に要がない時は、電話をかけても何日も通じないのは当たり前、もし出ても「忙しいからもうかけないで」とまで言われているという。それでいて時々「あなたを愛してるわ。いつか結婚しましょう。家族に紹介するからフィリピンに来て」と言われてフィリピンに行くと、結局個人ODAでかなりの経済支援をして帰国する羽目になる。そしてまだしばらく連絡が取れなくなる。そんな繰り返しのようだ。
 どうひいきめに見ても、Pさんはスポンサーの一人にされている以外の何者でもないのだが、本人はいまだに決断できずに彼女の心の真実を自分なりの方法で見つけようと必死だ。
 
 もちろん、最後に決断するのは自分、私は『自分なら過去の自分や知人の経験から、少しでも疑ったらそれはすべて黒、と思って次のステップに歩き出しますねえ。例外もありますが、恋するフィリピーナは自分の気持ちを隠せないし、隠そうともしませんから』とはっきり言うと、Pさんも納得したようだった。
 それからおもむろにPさんは言った。
「自分は英語もタガログ語もできないし、まとまった休みも取れないし、日本でしかフィリピーナと出会うしか方法がないんですが、どうやって探したらいいでしょうか? ファーストタイマーのコだったらかもられる危険度も低くて、まともな恋愛ができる確率が高いでしょうか?」

 僕は返事に困った。数学のように決まった正解なんてない。自分の場合、フィリピンパブは遊び場としては楽しませてもらった。しかし、のめり込んでは、何度も痛い目にあったし、恋愛の対象探しの場所としてはリスクの高い場所だと思っている。だからこそ、幾多の難関を乗り越え、フィリピンパブを成就させ、幸せな家庭を気づいている先輩カップルの皆様に対しては、ある敬意を抱いている。その忍耐と人を見る目に対してである。私はフィリピンパブ恋愛に関してはいつも敗者だったからだ。いつか勝者になろう、リベンジしようなんていう野心は持たないようにしている。ますます深みにはまりそうで怖い。だから、僕の日本で働くエンターテイナーには決して入れ込まないように自分を言い聞かせている。ミイラ取りがミイラになるのはきわめてたやすいことだからだ。

 幸い、今の自分にはある程度、自由になる時間と言葉という武器がある。この2つのおかげで、僕はうそをつかない、営業しない普通のフィリピーナと出会う機会に恵まれている。
 だからこそなおさら、日本でしかフィリピーナと出会う機会がない日本人男性が、パブなどで勤めるフィリピーナと愛情ある恋愛から結婚に通じる道を探す確かな方法はいまだに見出せないし、多分一生見出せないだろう。また多分、ある確率論はあっても絶対の正解などありえないのだから。
 フィリピーナ熱中症の患者さんにはどんな処方箋を出したらいいものなのだろうか?

 フィリピンパブ恋愛で、お客として入った日本人男性がお店のタレントを愛して恋愛関係に入ったときもっとも基本的だが、深い問題は『自分は本当に愛されているのか? ただのお客や金づるなのか?』という迷いである。遊びなれた人なら、ちょっとでも疑いを持ったら『自分は本当は愛されていない』とすぐに判断を下して、思いいれた女性でも深入りせず、次なる恋のお相手を探すだろう。

 しかし、『愛しているフリをする』演技が巧みなタレントにはたとえベテランであっても引っかかってだまされてしまうことも多いようだ。
 先日もフィリピンパブのスタッフの方Aさんから他の店で知り合って、数ヶ月前フィリピンに帰ったタレントとの恋愛相談のようなメールをもらった。やはり、自分が本当に愛されているのか、ただのカモの1人なのか判断しかねていた。
 『電話してもなかなかつながらない』、『テキストも来ない』と言う。
 普通ならこの時点で『脈なし』と判断するところだろう。恋するフィリピーナは愛情を抑えることなんてできないのだから。
 しかし、Aさんは冷静さを持ち続けながらも、にわかにあきらめることはできないようだった。先月始めてフィリピンに彼女を訪れた時には、お母さんをはじめ彼女の家族に紹介された。そしてさらに彼女との関係が肉体関係に発展したというのだ。しかし、彼の帰国後も以前のように連絡の取れない状況は続いたと言う。Aさんは、特に彼女から求められたわけではないが、電話代にでもと言って日本円で5万円を彼女に渡した。
 
 日本で働くエンターテイナーの出所も様々だ。日本に来る前は、男性と一度もデートしたことすらない箱入り娘から、ゴーゴーバーや置屋でギンギンに『肉体営業』してきた女性まで、要は、普通のフィリピーナから売春婦まで玉石混交だと言うことだ。だからタレントとの関係が肉体関係に発展したからと言って彼女は自分だけのものだと判断するのはまだ早いと言うべきだろう。『肉体営業』してきたタレントにとっては一度や二度の『関係』なんてほっぺにチュほどの意味すらないかもしれない。

 結局Aさんと電話で1時間ほど話した後、『1ヶ月間は自分からは連絡しないで様子を見て、連絡がないようならあきらめる』という結論に達した。

 しかし、本当の結末はもっと早くやってきた。
 1ヶ月も我慢できなかった彼は、1週間後に彼女に電話をかけたところ彼女につながった。しかしその時、電話の片隅で日本人男性の声で
「誰からだよ」
という声が聞こえたのだと言う。さすがのAさんも気がついた。彼女は日本からかつてのお客を呼び寄せては肉体を武器にお客をつなぎとめてお金を引き出していたのだった。どこかのホテルで彼女と日本人客がかりそめのメイク・ラブしているシーンが頭を過ぎったと言う。
 一瞬荒れて彼女の写真や思い出の品をすべて捨ててしまったと言うAさん。気持ちが少し落ち着いたところで
「彼と幸せにね」
とテキストを入れた。もちろん彼女からの返事などもう期待することなく。

 タレントたちの表も裏も身近で見続けているはずのフィリピンパブのスタッフの方でもはまってしまうタレントのわな。『ちょっとでもおかしいと思ったときが終わりなんだ』と分かっていても信じたくなるのも人情だ。
 
「これですっきりしました。僕のように犠牲者をもう出したくないから、誰かに話したくて。機会があったら僕のことも書いてください」
 と、Aさんが本当に心から吹っ切れた様子で話していたのがせめてもの心の救いだった。

『彼女を信じたい。だけど何かおかしい』と思いながら、私も何度このわなに落ちただろう。
 日本への再入国が難しくなった状況の中での、かつてのお客をフィリピンに呼び寄せての『肉体営業』。フィリピンパブ・エンターテイナー受難時代で、エンターテイナーたちも必死の思いの『営業』なのかもしれない。もちろん私がすべてのタレントをそんな偏見の目で見ているわけではない。しかしパブのスタッフですら引っかかってしまう、そんな『タレントを愛するリスク』を改めて感じた一件だった。

 Maligayang araw ng mga puso!(マリガーヤン アーラウ ナン マガ プーソ:バレンタインデー、おめでとう!!)

 みなさんの中には、愛するフィリピン人の恋人や奥様と、幸運にも、この特別な記念日を一緒にお祝いできる方もいれば、1900マイル(約3000KM)の距離を隔てて、メッセージ出会いを確認しあう方もいらっしゃると思います。
 いずれにしろ、心静かに、しかも楽しくお祝いしたい記念日です。

 私は、この記念日を愛する人と一緒に過ごせない組の1人なのですが、朝っぱらから、彼女のとんでもないテキストメッセージをもらってしまいました。

 「私はあなたの秘密を発見した。ことと次第によっては私たちの関係はおしまいよ。ちゃんと説明してもらうわ。起きたらすぐに電話して」
という内容のものです。

 私はまったく心当たりがありません。平和で楽しいはずの記念日がとんだ幕開けになってしまいました。朝食も取らず、彼女にすぐ電話すると、彼女と出会う前、私が会員になっていた、ある国際マッチング・サイト(出会い系サイト、健全なものですよ)の私のアカウントに彼女がたまたま入り込んだら、そこの私の友だちリストに女の子の写真が出ていた、というのが彼女の怒りの原因でした。

 その写真の彼女は、昔のチャット相手で、
「あなたに写真を送ってもいい?」
と言うので、断る理由もないし、また断るのも失礼だと思って、愛想良く
「是非お願いします」
なんて言って送ってもらったものだったのです。

 今の彼女は、以前にもお話したとおり、大学の新卒で、今まで勉強一筋、暇があると、読書しているという、フィリピン人には珍しい学級肌の女性で、恋愛経験まったくなし。光栄にも(?)『私が生涯たった一人の恋人』と言うことをいつも言われていて、先述のサイト内の『私の友だち』と書かれた別の女性の写真を見て一気にキレてしまったというのが真相でした。

 電話をかけると、彼女は完全に冷静さのかけらをも失っているのがすぐ分かりました。「うそつき」、「人でなし」、「恥知らず」など、さんざんののしられました。かと思うと、突然大声で泣き出したり、静かになったかと思うと今度はすすり泣き・・・私はひたすら彼女の話を聞いて、なだめたり、状況説明したり、あやまったり。そんなこんなで約2時間。それでもこちらの誠意と、私に非がないのが通じたのか、
 最後は
「ごめんね。言いすぎちゃって。だってあなたを愛してるから」
と彼女から謝罪の言葉かあって一件落着となりました。
 ただ、最後に彼女に謝られたときに
「いいんだよ。気にしないで。慣れてるから」
と思わず言いそうになって、あわてて口をふさぐ一幕もありましたが・・・
 もちろん、『慣れている』というのはフィリピン人の焼もちには慣れている、という意味なのですが、彼女にはまた、私自身がそういう思いをたくさんのフィリピーナにさせている、と勘違いされると思ったので、ちょっとあわてたわけです。そして、会話の最後はお決まりのフレーズ
「来年のこの記念日は一緒にお祝いしようね」と言って受話器を置きました。

 愛を確かめ、深めるはずの一日が、恋愛初心者のフィリピーナの物凄い焼もちを、今さらのように感じる波乱のバレンタインとなってしまいました。
 しかし、『雨降って地固まる』という感じで、彼女との関係はより深まったという点では、結果的にめでたしめでたしと言えるかもしれません。
 もちろん問題の写真はすぐ消去したことは言うまでもありません。

 それにしてもフィリピン人を愛し続ける以上、一生涯彼らの焼もちには気をつけなければならないようですね。私の知人のフィリピン人でも、奥さんから浮気の疑いをかけられ、口論になった挙句、奥さんに銃で撃たれた人もいます。幸い一命は取り留めましたが、生涯車椅子の生活を余儀なくされています。
 焼もちは愛の証で、ありがたいものなのです。しかしそれは、殺されたり、肉体的暴力などによっていきなり障害者になってしまわなければ、という条件付きですね。

 みなさんが平和で、幸福感に満ちた充実のバレンタインデーをお過ごしになられるようお祈りしています。
 

 昨年度の法務省例の改正で、フィリピン人タレントの再来日が難しくなった、昨年10日以降、いとしのフィリピーナをフィリピン本国に追いかけるいわゆる日本人男性の『追っかけ隊』が増えているのはみなさんご存知の通りだ。

 ただ、注目すべきは、昨年の12月頃から、この追っかけ隊が急増していること、そしてそのほとんどが、2泊3日の強行日程だということである。愛の力は偉大だ、と思わずにはいられない。忙しい仕事の合間を縫って何とかスケジュールを組んでの渡比というわけだ。

 その2泊の内容が、最初の夜の1泊目は、いとしのフィリピーナと落ち合い、現地のホテルを予約・宿泊して、2泊目はいとしのフィリピーナの自宅で1泊ということらしい。彼女とのホテルでのよる、彼女の家族と対面する緊張するものの、晴れがましくもある期待感。追っかけ隊の日本人男性の胸には未来に向けてのバラ色の夢がいろいろと去来することだろう。
 しかし実際は、フィリピンに到着すると、現地であえるはずだったフィリピーナと会うことができずに、あわてて2泊目のホテルの予約を何とか取り付け、あるいは取り付けられなかったら、夜遊びでもして時間をつぶして、むなしく帰国の途に着くのだという。

 会えるはずだったフィリピーナの方は、日本人男性の電話を受けると、「やれ急用だ」とか、「親戚の葬式で今遠くにいてマニラにいけない」などハンを押したように同じ理由をつけて、せっかく海を渡って訪れたカレの元を訪れないのだと言う。

 恋するフィリピーナほど、分かりやすいものはない、本当に愛している男性が着たなら万難を排してマニラにでもどこにでも飛んでくるはずだ。こうした追っかけ隊の日本人男性は大変お気の毒だが、この時点で、残念ながら彼女たちに愛されておらず、日本にいるときのお客さんの1人にしか過ぎなかったと言うことが、第3者の目には明白だ。しかし、熱くなってしまった彼らの頭はそんな冷静な判断を許さない。彼女立ちの言葉を信じて何度も足しげくフィリピンに足を運んだり、定期的に送金を続け、いつか結婚という形で結ばれる夢を捨てきれない。

 いとしの彼女にあえなかった日本人男性には、ちょっと冷静になって現実と向き合ってほしいものだ。「彼女に限って自分をだましているなんてことは・・・」
 などと、淡い期待は抱かない方がいいのだと思う。同胞として新しい出会いに向けて再出発を切ってほしいと思う。最後の栄冠に向かって2泊3日の同胞たちよ、クールに頑張れ!!

 いよいよ、バレンタインデーまで、1週間、日本国内で愛を育んでいるカップルやご夫婦なら、タイムリミットは当日まででしょう。しかし、日本とフィリピンにはなれて愛し合う遠距離恋愛組みの方は、郵便物なら、通常でマニラまで2〜5日くらいですから、バレンタイン・ラッシュも考慮するともう一杯一杯かもしれません。

 フィリピンのバレンタインは、日本のような商業主義に踊らされただけの男性→女性の一方通行のチョコレートの贈呈式ではありません。そんな野暮な交通規制などなく、男性⇔女性という両方向から、本当の愛を交換し合う1日です。

 ちまたの浮かれた雰囲気とは裏腹に決まった相手のいない人にはちょっとさびしい日である点は日本と同じかもしれません。そんな時のお助け場がバランガイ(町内会)主催のバレンタインデーのパーティかもしれません。
 私も1994年、マニラに在住していた時、地元のバレンタイパーティに参加しました。参加料金は20ペソ(当時のレートで80円)で、ドリンクとスナックつきで、ディスコ、カラオケ、ゲームとかなり楽しみました。また、普段のあまり話したことのない地元の若い女性たちとも交流のきっかけができたのも思いもかけぬ『収穫』でした。
 本当にフィリピン版町内会バランガイは、形骸化してしまった日本の町内会と違って、地元の活性化のために一役も二役も買っているなあ、と思います。

 それはさておきです。私も自分で、「バレンタインデーを始め、恋人・夫婦の大切な記念日には、『花』、『カード』、『チョコレート』の3点セットは不可欠で、二人の愛が本物であればあるほど、高価なプレゼントは不要です」なんていうことを何度も行ってきましたが、やはり愛する人には何か贈り物をしたいのも人情なら、愛する人から心のこもったプレゼントをもらってうれしいのもまた人情です。素敵なプレゼントが、記念日の思い出をより鮮やかにし、2人の絆を強めるからです。

 そこでいつも悩んでしまうのが、私の場合、「何を贈ろうか?」ということなのです。私も決して想像力が乏しい方ではないと思っているのですが、ことプレゼントとなると思考が固まってしまいます。時間的にゆとりがあるときは、センスのある友だちのフィリピン人の奥さんにアドバイスをもらうか、あるいはお金だけ預けて完全おまかせ、なんていうなさけない手も使っています。今年も、フィリピンに一時帰郷したフィリピン人の友人のおまかせプレゼントメニュー、プラスちょっと大胆なビキニのプレゼントを、先月末に前渡して、すごく喜んでもらえてほっとしています。しかし、最後はやはり当日前後に彼女に届けるカードで絞めないと・・・
 
 二人の記念日をより思い出深いものにするバレンタインのプレゼント。みなさんの場合は、どんなもの、またどんなアイデアで臨まれるのでしょうか?

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