白野慎也のフィリピン・サリサリ・トーク

『旅の指さし会話帳』の著者、白野慎也がフィリピンの庶民生活への理解の深まる情報をお届けします。コメント大歓迎。投票もよろしく。

日本社会におけるフィリピン人

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 昨日は、二人の警察官の方と接触がありました。捜査令状をもって家を訪ねてきたわけじゃありませんよ。私は善良な市民ですから(笑)。お二人とも私の著書を読んでくださった方でした。お一人は、○○県警にお勤めの警部補殿、もうお一人は、わたしの行きつけの東京府中のフィリピンレストラン『マラーサ』(Tel:042−336−5362: http://r.gnavi.co.jp/a043200/ )の常連客で、「是非この著者の方とお話ししたい」ということで、お店のマスターから電話番号を聞いて電話がかかってきたのでした。

 警部補殿は、大のフィリピーナ・フリークで、通勤の電車の中で『ラブラブフィリピン語会話ショートフレーズ』( http://www.admars.co.jp/tgs/0509shortphrase.htm )のCDを聴きながらフィリピン語の勉強し、ものの2ヶ月ほどで、同シリーズの第1巻、第2巻を読破・聴破されている一方、お仕事で必要な英語力を磨くべく、TOEICの勉強もされているという大変自己の能力開発に熱心で、ストイックな模範的な警察官でいらっしゃいます。ちなみに警部補殿は、TOEICでは900をはるかに越えるスコア保持者で、私が思うにパーフェクト990を目指しておられるんではないかというたいした実力者でもあります。

 もうお一方は、若干20代半ばで、東京都内のスクールに2年間、通ってフィリピン語の腕を磨かれたということで、ちょっと腕試しをしたかったようです。磨いた実力は、関東のフィリピンパブで存分に発揮されているということで、「それはよかった。すばらしい。努力を続けてください」ということで会話を締めくくりました。やはり2年間の努力は伊達じゃない、なかなか大したものでした。

 話は、先の警部補殿に戻ります。きまじめな方ゆえ、あまりの行き過ぎは業務に差し障るということで、しばらくフィリピンパブに行くことは禁じていたそうなのですが、先日、職場の同僚2人誘われて「つい行ってしまった」そうです。自分は『恋する指さし会話帳』( http://www.admars.co.jp/tgs/k-yubisashi.htm )を持って、驚いたことに同僚の二人も『恋する指さし会話帳』ご持参だったそうです。飲み屋街をあの白い表紙の弊著を手にブラブラ、いかつい警察官の方が3人して、千鳥足で歩く姿を想像して私は笑いを抑え切れませんでした。
 (警部補殿、こんなことで話題にしてしまってすみません。ご容赦下さい。)

 警察官の方だけじゃないんです。入国管理局にもフィリピンパブが死ぬほど好きな方がワンサカいると聞いています。少なくとも仮に(ありえない話ですが)、入管の男性職員全員がフィリピンパブ大好き人間だとしたら、今のような状況が続くわけないですよねえ。

 私が言いたかったのは、昨今のフィリピンパブの寒々とした状況、入管の方、警察官の方何とかしてください、ということです。そんなおいそれと何とかなるわけないとは思いますが・・・

 以上、親比派、フィリピーナ崇拝者としての私の切ない叫びでした。
 

 フィリピン人と日本人の結婚はここ数年6000組前後で推移し、昨年は入国管理法の実施が厳格化するのを先取りした駆け込み結婚も増え、7000組に達しました。日本に暮らすフィリピン人妻は10万人。しかし、問題はこれだけの人材の能力がどれだけ生かせれているかということです。多くが主婦として家庭を守っているでしょうが、夜のアルバイトに出ている奥様も多いでしょう。健全な労働力として日本社会に参加しているフィリピン人女性が非常に少ない気がしてもったいないものだと思うのです。
 やはり、感じを始め日本語の壁は厚く、私の知る限りでも、10年日本に住んでいても日本人のように日本語を話せるフィリピン人は本の数人で、漢字の読み書きができないのはもちろん、自分の名前すら感じカタカナ交じりで書くことができないフィリピン人妻の方も多いのが現状です。
 日本語をどれだけ身につけるかは書く家庭の問題で、私がとやかく言う問題ではありませんが、日本社会にフルに参加するためにはやはりかなりの日本語力が必要だと思うのです。
さもないと、日本人との付き合い、労働力としての社会参加に支障をきたしてしまいます。
 独身男の私が今から目指すのは、もし私がフィリピン人の奥さんをもらって日本で暮らすとしたら、ある程度の日本語を教えて、子供英会話教室を開くのを手伝おうと思っているのです。
 ご存知の通り、フィリピン人は子供の頃から英語のシャワーを浴び、フォーマルな部分での英語力はあやしくても、基本的な英語でのコミュニケーション能力は普通の日本人の比ではありません。ですからその一部を生かす機会を提供する手伝いをしたいと思っているのです。
 そんなこともあり、私は昨年、自らECCジュニアの講師選考・説明会に参加してきました。実際、講師採用担当の方からも、日本人のだんなさんを夫に持つ、フィリピン人妻の方々が多数講師として活躍中だとききました。
 ほとんどのフィリピン人女性が、日本人の子供に教えるだけの英語力は持っていると思います。子供に英語を教えるのは、教えるというより遊びです。ですから、要は、いかに子供が好きで、子供の扱いがたくみか、子供たちの、若い日本人である母親たちとの人付き合い能力・時間管理能力といった、性格的な側面の方が重要だと思うのです。また子供相手なら、大人の男性相手と違って変な心配をしなくてもすみますし、安心です。
 フィリピン人妻の能力を生かす1つの方法としてのジュニア英語教室の運営、あなたはどう思いますか?

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