汐'S ウチのおいしい!タビのおいしい!

世界で暮らしてタビして出会った美味しいものと、ずっとそばにあるウチの美味しいもの。エピソードのスパイスをつけて紹介しています。

タイ プロローグ

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きっかけ

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 私が初めて外国へ行ったのは18歳のとき、母と母の友人の住むタイへの旅行でした。それまで私があこがれていたのはアメリカやヨーロッパなどの国々で、アジアへの関心は殆どありませんでした。だからその旅行に行く前はさほど期待しておらず、ただ外国へ行けるという気持ちで出発したように思います。
 当時私は極度の飛行機恐怖症であったため機内では殆ど口もきかず、トイレも極力我慢してただただ早く到着して欲しいと願いながら、座席で固まっていました。そのうち飛行機はだんだん高度を下げ、いよいよバンコクに到着しようという時、「下を見てごらん。」と母に言われ、恐る恐る飛行機の小さな窓から下を見た私の目に映ったのは、溢れんばかりの屋台の光、車の流れ、見たこともないようなライトアップされた美しい寺院。日本とは明らかに違う夜の風景でした。このときの感動は今もはっきり胸に焼き付いています。
 空港に降り立つとムッとした熱気の中に香辛料と香草の混ざったような匂いがして「ここは熱帯の外国なのだ。」と肌で感じました。
 タイに滞在中は母の友人夫婦がとても親切にしてくれ、私にタイのあれこれを教えてくれました。今までテレビや本でしか見たことのない珍しいものが目の前に広がっているのです。南国の植物の生える景色、町中の喧騒、今まで食べたことのない食べ物、行きかう人々、何もかもが日本で自分が暮らしていた世界とは違い新鮮で仕方がありません。
 私が学校で授業をしている間や部活をしている間、地球の違う場所ではこんな暮らしが繰り広げられているのだ。世界にはまだまだ知らない色んな暮らしがあるのだ。いつかそれらを見たい、知りたいと強く感じていました。それとともにタイの人達の微笑や優しさに同じアジアの親近感のようなものを感じ、いつの間にかタイの、そしてアジアの魅力に取り付かれていました。
 これが私の世界へ目を向けるすべてのきっかけになったように思います。
 帰国の日、空港に向かう車の中からとても綺麗な月が見えました。「私はきっとまたここに来る。」月を眺めながらそんな予感がしていました。
 そして月日は流れて7年後、私は再びバンコクに来ていました。今度は旅行ではなく生活するために。

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