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 今年2014年は、大学生になって通学の際電車に乗っている時間が暇になりまして、
そのお陰と言うかせいというか、本を読む機会と時間が増えまして、
おそらく生涯で一番本を読んだ年だったように思います。
 まぁということでどうせだからこの一年で読んだ本の感想とランキングをおつけてみようかなと思った次第です。

 
 この一年で読んだ本はコチラ↓

・「避暑地の猫」 宮本 輝
・「夢見通りの人々」 宮本 輝
・「蛍川・泥の河」 宮本 輝
・「ノルウェイの森(上)(下)」 村上春樹
・「私を知らないで」 白川三兎
・「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦
・「四畳半神話大系」 森見登美彦
・「となり町戦争」 三崎亜記
・「カールズ・ブルー(Ⅰ)(Ⅱ)」 あさのあつこ
・「ありふれた風景画」 あさのあつこ
・「空色メモリ」 越谷オサム
・「クドリャフカの順番」 米村穂信
・「真夏の方程式」 東野圭吾
・「手紙」 東野圭吾
・「秘密」 東野圭吾
・「グラスホッパー」   伊坂幸太郎
・「冷たい校舎の時は止まる(上)(下)」   辻村深月
・「博士の愛した数式」   小川洋子


ライトノベル除外、小説に限定すると18作品、21冊ですね。こうやって並べると案外読んだなと感じます。
ネタバレは極力しないように感想を書いていきたいと思います。
ランキングは次記事。





「避暑地の猫」  宮本 輝

イメージ 1
  清澄な軽井沢の一隅に、背徳の地下室はあった。そこでは全ての聖なる秩 序は爛れ去り、人間の魂の奥底に潜む、不気味な美しさを湛えた悪 魔が、甘い囁きを交わすのだ。尊敬する父も、美しい母も、愛する姉も、 そして主人公の少年も、そこでは妖しい光を放つ猫となる。だが、この作 品で猫とは何か―?

  むかーし親に勧められた本。
 読んでる内にどっぷり世界に浸かる感覚があります。
 ドラマ化されているそうで、そこからも面白さが伺える作品。
 あらすじからも分かると思いますがかなりドロドロしてます。
 若干記憶が曖昧ですが、人と人、家族の関係をテーマにしてたのかな。
 読んだ当時は結構衝撃を受けて本ってすげぇなと感じました。





・「夢見通りの人々」  宮本 輝

イメージ 2
 その名前とはうらはらに、夢見通りの住人たちは、ひと癖もふた癖もある。ホモと噂されているカメラ屋の若い主人。美男のバーテンしか雇わないスナックのママ。性欲を持て余している肉屋の兄弟…。そんな彼らに詩人志望の春太と彼が思いを寄せる美容師の光子を配し、めいめいの秘められた情熱と、彼らがふと垣間見せる愛と孤独の表情を描いて忘れがたい印象を残すオムニバス長編。

 あらすじを読んでちょっと面喰ってしまいますが、登場人物に人間味が溢れて いてとてもリアルです。
 登場人物が人間的で良い部分と悪い部分がうまく描かれていたと思います。
 それぞれひとりひとりが夢を持っていて、それを叶えたいと思っている。
 だけどなかなか直接夢を見るのは眩しい、みたいな話。
 オムニバスではあるんですが、それぞれ繋がりがあって面白いです。
 





「蛍川・泥の河   宮本 輝

イメージ 3
 戦争の傷跡を残す大阪で、河の畔に住む少年と廓舟に暮らす姉弟との短い交友を描く太宰治賞受賞作「泥の河」。ようやく雪雲のはれる北陸富山の春から夏への季節の移ろいのなかに、落魄した父の死、友の事故、淡い初恋を描き、蛍の大群のあやなす妖光に生死を超えた命の輝きをみる芥川賞受賞作「蛍川」。幼年期と思春期のふたつの視線で、二筋の川面に映る人の世の哀歓をとらえた名作。

「泥の河」は全体的にどんよりとした雰囲気が流れてて、子供の頃に見てはいけないものをみたような時の感覚がずっと流れているようでした。
「蛍川」は、泥の河と違ってゆったりとした雰囲気があって好きでしたね。
まるで目の前に夏の河原が広がってそこに蛍が光り、飛び盛っているような描写が魅力的でした。内容はよく覚えてないです。





「ノルウェイの森(上)(下)」  村上春樹

イメージ 4暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

有名著者の有名作で、さらに映画化されてもいるので期待して読んだんですけど、まぁ正直に言うと面白くなかったです。
多分僕が楽しめる感性と経験が足りなかったんだと思います。
親にも話したんですけど「そういう経験が少ないんじゃないの」と言われて何も言えなかったのでそういう事なのでしょう。
率直な感想としては、セックスばっかりしてるよく分からない小説でした。
なんで最後あのおばさんとまで関係もっちゃったんですかね。





「私を知らないで」 白川三兎

イメージ 5中2の夏の終わり、転校生の「僕」は不思議な少女と出会った。誰よりも美しい彼女は、なぜか「キヨコ」と呼ばれてクラス中から無視されている。「僕」はキヨコの存在が気になり、あとを尾行するが…。少年時代のひたむきな想いと、ままならない「僕」の現在。そして、向日葵のように強くしなやかな少女が、心に抱えた秘密とは―。メフィスト賞受賞の著者による書き下ろし。心に刺さる、青春の物語。

ヒロインがかわいい。ツンデレみたいなクーデレみたいな。
話の構成も起承転結が明確で読みやすく、読後の余韻も素晴らしい本。
一人の女の子のために主人公ともう一人の男の子が頑張る話です。
BOOKOFFで何気なく手に取ったんですけど当たりでした。
ヒロインのキヨコが魅力的で、高嶺の花のような身近なような不思議な存在です。




「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦

イメージ 6「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

森見作品に初めて触れた作品だったのですが、1ページ読んで”森見節”というのを理解しました。登場人物の特徴がとても濃く魅力的で、一度読めば忘れないでしょう。
読んでいて心地のいい雰囲気とリズミカルな文章が魅力です。
なんというか、とても可愛らしい話ですね。読後の余韻も◎





「四畳半神話大系」  森見登美彦

イメージ 7私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

森見節が魅力のノイタミナ枠で放送されたアニメの原作です。
平行世界もので、ほとんど同じ話が4回繰り返されるので若干飽きるかもしれないですが、ちょっとした違いが面白く、読むスピードは変わりません。
森見作品は違う作品で世界を共有しているものが多いらしく、「夜は短し歩けよ乙女」に出てきたキャラも本作に出てきたりします。
森見作品は会話劇がとても愉快なのでもっと読みたいですね。




「となり町戦争」 三崎亜記
 
イメージ 8
現代的戦争の恐怖。
ある日、突然に始まった隣接する町同士の戦争。公共事業として戦争が遂行され、見えない死者は増え続ける。現代の戦争の狂気を描く傑作。文庫版のみのボーナストラック短編を収録。小説すばる新人賞受賞作品。

テーマは「近くにあって知っているつもりでも実際は何も知らないものだ」というような明確なテーマだったのですが、文章がちょっと難しいというか、事務的な会話ばかりで難しい言い回しが多くて頭に入りにくく、ちょっと読みづらかったです
でも設定が面白くて、これからどうなるのか、どう展開していくのかが気になりつつ読んでいましたね。





「空色メモリ」  越谷オサム

イメージ 9たったひとりで坂高文芸部を守る、ハカセこと河本博士に春が来た。なんと、可愛い新入生が入部したのだ。彼女が人気のない部を選んだのには、何か秘密がありそう。部員でもないのに文芸部に入り浸っているおれは、そんな出来事をおもしろおかしく綴っている。その日記“空色メモリ”が、思わぬ騒動を呼んで―。“非モテ男子”たちの恋模様をミステリ風味で描く、青春小説の決定版。

ライトノベルってあんまり読んだことないんですけど、すごくラノベっぽさがありました。話の構成が分かりやすく、また親しみやすい文章なので読みやすいです。ただ、あまり内容が面白くないと感じました。
特に重大な事が起きるわけでもないんですが、学校という場所だからこそ重大になるのかな。最後主人公とある女の子がいい感じになるのに最後の数ページでぶち壊しにしたような感じ。









次の記事に続きます。
ランキングは次の記事で。






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