「ヒトマル式戦車」軍国中年の心配
陸自ハイテク戦車お披露目 “ヒトマル式”来年配備
陸上自衛隊は14日、来年秋以降に配備を予定している新型の「10式戦車」(試作車両)を、静岡県の陸自富士学校で報道陣に公開した。主力の90式戦車と並走し、小型軽量化による機動力を披露した。
新型戦車は、正式に装備に認定された2010年にちなんで10式と命名され、「ヒトマル式」の愛称で呼ばれている。
IT技術の導入で、ゲリラや特殊部隊による攻撃にも対処できるのが特徴。味方の戦車同士で位置や地形、敵の情報などを共有するハイテクシステムを搭載しており、一両の値段は約9・5億円。装甲部分が着脱できる構造で90式戦車より一回り小さく、重量も約6トン軽い約44トン。
冷戦後、日本本土への着上陸侵攻の可能性が低下。現行の「防衛計画の大綱」別表は、戦車を「約900両から約600両に削減」と明記したが、陸自幹部は「西部方面での侵攻の可能性は残っている」と新型戦車導入の意義を強調している。
( 『 共同通信 』 2010/06/14 19:13 )
オラは兵器の事に関して「は」、いや「も」素人だが、これははっきり言って
最初見たとき「ブルドーザー」かと思った。それに、写真ではよく分からないが、側面から見ると泥除けのためか、キャタピラを覆うようにして鎧の「草摺」(くさずり)のようなものが付いている。ああ、カッコわる〜。それに値段の高さにも驚く。
以前記事にしたが、現在陸上自衛隊で運用されている「90式戦車」は、1995年度の調達価格でいうと一輌あたり10億2700万円もする。それに対して湾岸戦争に登場した米国の主力戦車「M1エイブラムス」の価格は、一輌あたり約3億円である。いずれも戦車砲はドイツのラインメンタル社製の120ミリ砲である。軍事評論家に言わせれば、その違いの詳細な差異を語るだろうが、端的に言って戦闘能力はよく似ているのである。それなのに日本の「90式戦車」は「M1エイブラムス」の3.4倍もするのである。
「90式戦車」の前の「74式戦車」は四箇所に車体の高さを変えられる油圧装置がついており、クラゲのように地形に合わせて車体の形を変えられることが売りであった。しかし、この戦車の試作段階で、日本に駐在する西側の在日大使館付陸軍武官(戦車兵出身者だけ)を招き、試乗してもらい意見を求めたが、一様に冷笑されたという。その試乗に参加したドイツ大使館(当時はまだ西ドイツ)武官は「こんなもの(油圧装置)をつけていたら、ソ連の戦車とはとても闘えない」と言ったという。製造元の某技術関係者は、声をひそめて「私らの立場では、大きな声では言えませんが、こりゃ大人のおもちゃですよ。『世界の最新式だ』と宣伝してきたが、本当はこれを作るよりも、西ドイツのレオパルド戦車を買う方が安くて性能もいいんですよ」と言ったという。
戦車の生命である装甲も我が国の戦車は貧弱であるという。列国の戦車は開発の際、耐弾性をテストするために、試作車にあらゆる方向から砲弾を撃ち込み、その結果を踏まえて改良を重ねるというのに、「74式戦車」の場合、単に図上の計算だけで設計されたという。さらに車台の底の鋼板も薄いらしい。爆発力の強い対戦車地雷でなくとも、爆発力の弱い対人地雷を踏んだだけでも、その爆圧で底の油圧装置が傷み、ひきつけを起こしたように動かなくなる可能性があるという。「こんなもの(油圧装置)をつけていたたら戦争にならない」という武官の根拠はここにある。当時、油圧装置の開発を行なったのは、大蔵省(現財務省)から多額の開発予算を取るための目玉であったとの噂があったが、おそらくそんなことなのであろう。
今回の「10式戦車」。IT技術を売りにしているようだが、実戦ではたして大丈夫なのか? 「74式戦車」や「90式戦車」の悪い部分だけを伝統的に踏襲してはいないのか? 格好も悪いが、そんな心配をしているのは、軍国中年のオラだけであろうか‥‥。
shiraty5027
|
戦国自衛隊の61式は妙にカッコ良かったです。
子どもながらにあこがれてタミヤリモコン戦車買いました。
10式は全体像をもう少しみたみたいですね
2010/6/14(月) 午後 10:59
お邪魔します、検索経由で来ました。
ドーザですが、これは小隊長車として部隊には必ず1台は配備していますので、これが常装備ではありません(オプション装備)。
又、自分もそうですが、「M1や、レオパルト2を輸入した方が早い」でしょうが、実際、輸入をやると、90式と変わらぬ価格の様です。
ライセンス生産方式もありますが、日本の車両規格やら、ライセンス料等で、やはり高価になりそうです。
それに、万が一故障、定期修理等があった場合、輸入元等への修理依頼等で手間が掛かる等の不都合があります。
尚、90式の価格も、現在では9憶以内になっていますので、この10式も諸費用込みの価格ですので、約8憶あまりの様です。
後、大蔵省時代からですが、防衛予算は、財務官僚連中からすれば、削減ありきの対象(例、某・〇山さつ〇議員が財務省主計官時代の言動参照)なので、苦労が絶えません。
後は、10式が、復活予定の東宝映画『ゴジラ』シリーズに登場、出演出来れば完璧です。
愚文、失礼しました。
2010/6/14(月) 午後 11:22 [ MT-X ]
こんばんは
確かに最初の印象は「あれ」ですね この戦車を載せ海外へと
機動部隊創設してほしいです
日本で戦車を使用する想定は負け戦ですかね?
値段はやはり 独占企業での開発だから?
陸自は兵器よりも 機動性の様な気がします
ヘリも船も必要なのでしょうか?
気になります(素人は疑問だらけです)
◎です
2010/6/14(月) 午後 11:25
蒼龍志義さま
なかなか詳しいですねw
それにしてもかっこ悪いし、高いw
結局、憲法を改正するか、国内法を見直す意外に
こうした高額な戦車を作らなければならないということですよね。
傑作ありがとうございました。
2010/6/15(火) 午前 7:31
段戸川さま
そうですね。僕なんかも戦車といえば
M-41ウォーカーブルドッグなんかがかっこいいと思います。
レオパルドも、エイブラハムもいいですよねw
尚、10式戦車の初お目見えの写真です
http://blogs.yahoo.co.jp/shiraty5027/40740182.html
2010/6/15(火) 午前 7:38
MT-Xさま
詳細な情報、ありがとうございました。
大変勉強になりました。
いずれにしても、もっと安く、性能のいい戦車を
国産化する方法があるように思うのですがw
2010/6/15(火) 午前 7:41
bostonさま
確かに、戦車が活躍しなければならないような状態は
負け戦中ってことですよねw
防衛省は市街戦および対ゲリラ戦をアピールしていますが
あまり説得力がないw
僕は戦車の必要性は認めますが
もっと根本的にわが国の戦車のあり方や製作方法など
すべてを考え直す必要があるように思います。
2010/6/15(火) 午前 7:46
子供の頃、タイガー戦車やシャーマン戦車が好きで、敵国どうしのプラモデルを作って眺めていました。
スタイル重視の素人から見ても、これはあまり格好良くないですね。
傑作クリックです。
2010/6/15(火) 午前 8:30 [ nadarechan1113 ]
nadarechan1113さま
ホント僕もそう思います。
そういえば子供のころ僕もよくプラモデルの戦車を
作りました。「スターリン」という戦車なんかも
作った記憶があります。w
傑作ありがとうございました。
2010/6/15(火) 午前 8:38
防衛費を削減してばらまきに使うもんですから、
ますます、装備が貧弱になりますね。
武器輸出三原則を、見直して調達コストを、
下げるしかないですね。
今度も民主が勝つ様では、どうにもなりません。
嘆かわしいことです。傑作です。
2010/6/15(火) 午後 4:13 [ 出羽の守 ]
出羽の守さま
そうなんです。
法律でも何でもない「武器輸出三原則」なる
ボケ総理の独り言が、こんにちまでどういうわけか
足かせになっています。
これを何とかしなければ‥‥。
でも現政権では無理でしょうね。自民党政権でも
無理だったんですから。
ところで「お友だちメール」ご覧いただけましたか?
出羽の守さまはまだブログを開設されていませんが
お友だちメールは生きていますよ。
ぜひご確認のほどを!
2010/6/15(火) 午後 4:26
傑作パボW 引退すれば。
2010/6/15(火) 午後 5:58 [ テジョン南海 ]
ドーザーは付いてないのもありますよ!
調達価格の件ですが、他の3,5世代戦車と比べてもそれほど高くはないはず・・・
「こんなもの(油圧装置)とても闘えない・・・」
国(戦略、戦術)が違えば求められる装備・機能も変わるのです!
メルカバやM1では重過ぎて日本では使えないでしょう?
ルクレールもパッシブですが油圧懸架ですよ〜
2010/6/15(火) 午後 8:06
たけたろさま
詳細なご説明ありがとうございました。
たけたろさんは軍装に造詣が深いということが分かりましたw
さすがクボタ?ヤマハ?ヤンマー?のトップセールスマン!
オラにはどうしてもたけたろさんは「B級グルメ」のイメージが強くてw
恐れ入りました。
今後ともいろいろ教えて下さいね!
2010/6/15(火) 午後 8:14
軍装に造詣が深い・・・
軽い「兵器オタ」なだけです(笑)
2010/6/15(火) 午後 9:22
たけたろさま
またまた、ご謙遜をw
でもオラとしては
たけさんはあくまで「B級グルマー」であってほしいw
2010/6/15(火) 午後 9:25
・・・確かにブルドーザー・。。。。(><)
ポキッ
2010/6/15(火) 午後 10:37
カンナ姐さん
あれ? 姐さんらしくないな〜。
反論するかと思ったのにw
「武器輸出三原則」などという法律でもない
馬鹿げた原則を取っ払ってしまえば
安くて素晴らしい戦車が出来ると思うんですけど‥‥。
傑作ありがとうございました。
2010/6/15(火) 午後 10:45
確かに高額なのが難点なのですが(90式)はアリゾナ州の射撃訓練場を借りないと射撃性能が試験出来ない程の性能なのです。
因みに(地面の起伏を計算しての)偏差射撃の精度に米軍の将校や将官達は度肝を抜かれる有様でした。
しかし(対ゲリラ、特殊部隊作戦)を視野に入れるなら(歩兵戦闘車)をベースにした車両の開発や(イスラエル製)のメルガバ戦車を参考にするべきなんですよね。
メルガバ戦車は乗員の生存率を最優先した設計です。
しかも3〜4名の歩兵を随伴可能(車体後部にスペースを確保)なので3両の戦車で小規模の集落レベルの地域の防衛戦が可能なのです。
2010/6/16(水) 午前 0:22
蒼龍志義さま
オラのブログへ来てくださる方って
こういうことにやたら詳しい方が
多いんですよねw
大変勉強になりました。w
2010/6/16(水) 午前 7:05