おいおい待てよ
夕べテレビで『踊るさんま御殿!!』を見ていたら、テロップで「北朝鮮6者協議に復帰」と大々的に流れていた。21時にパソコンをつけたら「『北朝鮮、6か国協議に復帰…‥中国・新華社通信が報道』【中国総局】中国の新華社通信は31日、北朝鮮が6か国協議に復帰すると報じた。同通信は外務省の話として、協議は、すぐに再開されるだろうとしている(『読売新聞』10/31 20:53)。」とあったが、それほど大騒ぎをすることなのかよ。中国はお手柄だと思っているかもしれないが、とんでもない。鬼の首でも取ったようにはしゃぐでない。
北朝鮮にはこれまでいやというほど騙され続けてきた。北朝鮮がほんの鼻くそくらい譲歩したからといってそれが大ニュースとでもいうのか。これが奴らの手口であるということがまだ分からないのか。6者協議に参加して当たり前。何でそんなことぐらいで大騒ぎするのか。やっとで遅ればせながら話し合いの席に着くことになった、というだけのことである。焦らしに焦らしておいて「そんなに言うのなら、じゃ参加してやろうか。皆ありがたく思え。」という北朝鮮の尊大な態度。それをありがたがって大騒ぎする周辺国。北朝鮮の思惑通りである。北朝鮮という国はどんな些細な事柄でも、それを最大限に戦略として利用しようとする国だ。もしこのことを北朝鮮の空前の譲歩、国際世論の勝利と考えるなら、北朝鮮に対する学習がゼロといっていい。冷静になって考えてほしい。6者協議に無条件で参加するのは当たり前のことで、けっして「北朝鮮よくやった!ありがとう」と称讃するべき話ではないのである。むしろ、「今さら何を言うのか。バカモン、遅いわ!」と北朝鮮の参加を撥ね付けるくらいの姿勢であっていい。今回のことにより、またしても国際世論が北朝鮮という国の判断を誤るのなら、北東アジアに未来はない。
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