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大きな活字でご覧になるにはこちらをクリックしてください。 ボルトン氏の確かな見識今朝の『朝日新聞』朝刊に、前米国連大使ボルトン氏とのインタビュー記事が掲載されていたので、その一部を紹介する。(A:朝日新聞記者、B:ボルトン氏)A:北朝鮮の核問題をめるぐ6者協議は。
B:何か新しい戦略が必要だ。何も成果が出せずに、もう4年になろうとしている。時間がかかればかかるほど、北朝鮮が日本・韓国に的確に核ミサイルを命中させる確率が高くなる。この問題に対処する時間は無制限ではない。 A:当初から6者協議に反対だったのですか。 B:当初から6者協議に疑念を持っていた。交渉継続は代償を伴う。状況はどんどん危険になる。 A:米朝が6者の枠外においてベルリンで協議していますね。 B:二国間でも6者でも、私たちが必須だと考える完全な、検証可能で、逆戻りできない核計画廃棄への可能性は見えない。北朝鮮はどんなことでも約束はするだろう。だが、検証なしでは、彼らが非核化をするとは確信できない。 A:大量破壊兵器開発を放棄したりビアと、北朝鮮の違いは。 B:大きく違う。北朝鮮は94年の米朝枠組み合意でごまかしをした。満足できる検証の仕組みなしに合意はできない。 また元米国防長官ウィリアム・ペリー氏は18日、下院外交委員会の公聴会で証言し「北朝鮮の核兵器生産能力拡大を阻止するため、建設中の原子炉爆撃の可能性を警告するなど、圧迫を加えながら外交交渉を進めていくべきだ」と提唱している。両氏とも正しく北朝鮮を理解し、その対処法を提示している。 それに対してブッシュ政権は今、北朝鮮に対し弱腰政策に転じようとしている。北朝鮮に対する金融制裁を一部解除しようとする動きや、米朝2国間対話を拒否してきたにもかかわらず、北朝鮮の提案するベルリンで3日間にもわたる長時間、2者対話を行なった。ブッシュ政権は既存の対北朝鮮政策に変化はないことを強調しているが、誰がどう見ても中間選挙の敗北とイラク政策の行き詰まりから、ブッシュは政策を転換しつつあるとしか映らない。目立ちたがり屋ヒル次官補は、とうに破綻している『6者協議』が後生大事とばかり再開に向けて奔走している。 ボルトン氏やペリー氏のように、国内の党利党略に惑わされることなく、北朝鮮という国を正しく理解し対処しようとする有能な人たちに、今さら期待を寄せるのは空しいというものであろうか‥‥。 |
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2007年01月19日
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