北朝鮮問題

硬軟、落差の激しい不思議なブログ

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糞にまみれた犬、糠(ヌカ)にまみれた犬を叱る

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 『中央日報電子版』(1/23)を見ていたら“『竹の森遠く』最後まで読んでみたら…”と題してソン・ミノという記者の記事が掲載されていた。『竹の森遠く』とは、最近このブログで何回も話題にしている例の在米コリアン「米教科書問題」である。ヨウコ・カワシマ・ワトキンズ氏の書いた自伝小説『So far from the bamboo grove』(原題)がアメリカで教科書として使われていることに対し、日本人を善玉、韓国人を悪玉に仕立てた史実に反する歪曲教科書だとして、米韓国人社会一丸となって糾弾している問題である。
 記者はこの問題になっている小説を最後まで読み、「(この小説は)戦争の血生ぐささを物語っていた。少女にとって敵は朝鮮だけではなかった。飢えであり、貧乏であり、日本でもあった」とし、今取りイメージ 2沙汰されているように“悪玉”が朝鮮人だけでなく、日本人にも向けられていることにやや溜飲を下げている。また「この小説はいわば12歳の少女の波乱万丈避難記だ」と冷静にこの作品を分析し、そして(批判している在米韓国人に対し)「いきなりののしることから始めることではないと思う」と一見まともなことを述べている。だが、その後がいけない。
 「 敢えてこの本の責任の先が誰かを言わなければならないとすれば、判断のつかない子供たちにこの本を勧めた米国政府だろう。大きくなった大人が読む小説と、子供たちが声に出して読む教材とは次元が違う」と総括しているのである。
 責任転嫁もはなはだしい。どの口が言っているのであろうか。自分たちは国内に‘独立記念館’と称するような建物をつくり、朝鮮人を虐待する日本人のありもしない残虐なジオラマを作り(右写真)、それを小学生に見せ、日夜反日教育にいそしんでいるではないか。小学校の修学旅行生に独立記念館を強制的に見学させたり、授業の一環としてそれを正史として教材に使う。そのあまりにイメージ 3残虐な捏造ジオラマや捏造写真に、何も知らない子供たちは戸惑い、泣きわめき、恐怖するというではないか。
 「糞にまみれた犬、糠(ヌカ)にまみれた犬を叱る」。これは先のブログでも紹介した韓国の諺である。意味は我が身についてはまったく反省することなく、相手の欠点ばかりを嘲るという意味である。
 問題は「本を勧めたアメリカ政府」にあるのではない。韓国が自ら捏造・歪曲した歴史観、整合性のない誤った歴史認識にそもそも問題の本質があるということになぜ気がつかないのか。子供たちに云々と御託を並べる前に、自らの誤った歴史認識を正し、そのうえで論じてもらいたい。





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利口な北、間抜けな米

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利口な北、間抜けな米


イメージ 1 アメリカは北朝鮮とは6か国協議の場でしか話し合わない、2国間だけでの話し合いには応じないといっていたが、ベルリンで3日間も話し合いをもった。バンコ・デルタ・アジア(BDA)の金融凍結問題も、これまで法執行の問題であり6者協議とは関係ないと豪語していたが、現在、その一部凍結解除に向けて対象口座を合法・非合法に選別中(ロイター通信)だという。一部報道では米国側は、北朝鮮がBDA問題の核心である偽造紙幣の製造や不法行為に関連した人物を処罰し、再発防止の約束を取り付けることを前提に、大きな枠組みでBDA問題の誠意ある解決を約束した可能性があると報じている。
 もしそれが事実だとするなら、日本の拉致問題を「特殊機関の一部の者による妄動主義、英雄主義に走った結果」とし「すでに処罰した」といって国家犯罪に決着をつけ、乗り切ろうとした北朝鮮側のやり方を髣髴とさせる。アメリカ側がもしそれに合意したというなら、まったく北朝鮮の術中にはまっているとしかいいようがない。
 ベルリンで話し合いに臨んだ北朝鮮外務部の金桂寛(キム・ゲグァン)次官は、その帰途モスクワに立ち寄り記者会見で「ベルリン会談の成果に大変満足している」とほろ酔いかげんで記者団に語り、成果があったこと、合意があったことを強調した。何がアメリカとの間で合意があったのか詳細は語られなかったが、その上機嫌ぶりから察するに、おそらく北朝鮮側の主張に沿った合意であったのであろう。
 6か国協議の前提条件として、アメリカの金融制裁解除を主張し、アメリカとの2国間の話し合いだけを優先させてきた北朝鮮。米朝金融協議をニューヨークで行ないたいとしていたアメリカがその主張をあっさり引っ込め、北朝鮮が主張する北京で24日から行なわれることになった。
 どれ一つとっても、北朝鮮ペースで事柄が進行している。いくらブッシュ政権が中間選挙で破れ、イラクで混迷しているとはいえ、この政策転換はないだろう。北朝鮮の腹が立つほど巧妙な対米外交戦術と、アメリカの情けないほど滑稽な、戦略のない対北朝鮮外交‥‥。外交力のないわが国は、やはりその成り行きを、ただ呆然と眺めていることしか出来ないのか‥‥情けない。


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